ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」7/3 巨人 6-1 中日 → 故郷に錦を飾った井上!ナイスピッチングでした

対 中日  6勝6敗1分 群馬県立敷島公園野球場

勝利投手:井上 (3勝4敗0S) 
セーブ :
敗戦投手:涌井 (2勝5敗0S) 

・投手リレー
巨人:井上、泉 捕手:岸田
中日:涌井、福、フェリス、藤嶋、祖父江 捕手:木下、宇佐見

本塁打
巨人:ヘルナンデス 5号(3回裏3ラン) 
中日:

日テレG+ にて観戦 解説:山本昌 実況:村山喜彦
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240703_12013_1/)
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単にゆかりのある地という以上に、古郷ど真ん中だった井上にとって、プロ野球選手としてこの球場で投げることは特別な意味があったでしょう。
シーズン前には、ここでやることはわかっていても、そこで自分の出番が来るかどうかはわからない。
阿部監督がそこまで計算してローテを組んでいたかどうかは別として、温情での起用ではなく、戦力として期待して出されているという立場とタイミングがピッタリ合った出場で、力が入るのは当然のこと。


家族はもとより、親戚、友人、知り合い、ご近所さんなど数多くの顔見知りも来ていただろう中で、どんなピッチングをするのか、リキみすぎて空回りするのだけはやめて欲しいと思っていたんですが・・・


何と、過去イチのピッチングで故郷に錦を飾りました


もともと2軍では無双、もう下ではやることはなく、あとは上で結果を出し続けるだけという投手ですが、ようやく持っているポテンシャルを出してくれたなという感じ。
当時とは身体の大きさも見える景色も違うでしょうが、勝手知ったるマウンドというのも良い方向に作用したかもしれません。ストレートの威力もまずまずでしたが、それ以上に変化球のキレが素晴らしく、より打者の手元近くで変化するのでバッターは振ってしまいますし、ミートし損ねて内野ゴロを量産することになる。


8イニングで7奪三振も素晴らしいですが、内野ゴロアウト10個も素晴らしい、それが3イニング連続ゲッツーにも繋がったと言えます。内野ゴロでアウトを取り、イニングを終了するとバッターへのリズムも良くなり、攻撃面にも良い影響が出ます。


8イニングで97球ですから、最後まで投げようと思えば投げられたでしょうが、夜9時でも30度近い気温、相手の涌井ですら熱中症で途中降板するくらいですから、大事をとるのもわかります。点差もあったことで、落ち着いてみていられたでしょうし、翌日はゲームがない事を考えれば、理想的なリレーだったと思います。


前日には、まぁ5回投げ切ってくれればOK、あとは勝ちパをつぎ込んで・・・なんて予想をしていた自分が恥ずかしくなるくらい良い勝利でした。
本人も自信をつけたでしょうし、昨夜は実家に帰って家族で過ごしたかな?一生の思い出に残る勝利を手にしたことでしょう。

ヒーローインタビューもかわいかったですね~


一方で攻撃面は、先制、中押し、ダメ押しと理想的な展開、前日も書いたけど、中日の勝ちパは盤石なので、6回、遅くても7回までにはリードしておかないと勝ち筋が無くなるわけで、その点でも1点ではなく3点取れたというのが大きかった
(もちろん、この点数は井上のピッチングにも、岸田のリードにも影響してくる)


岡本を4番以外でという先日の阿部監督の発言は撤回されたが、もし、外すのなら現状ではヘルナンデス一択でしょう。コンパクトながら力強いスイングで、ミート率も高いし当たれば飛ぶ。もともと日本のプロ野球の情報も聞いていましたから、予習もしっかり出来ていた感じで、打つけど足が遅いとか、打つけど守備が・・・ということもなく、走攻守にバランスの取れた良い選手です。

インコースに強いバッターは心強い


この日のホームランも甘めとはいえ、以前、同じコースをホームランした時も書きましたけど、良い時の坂本のようなインコースの捌き方で「外国人にはインコースせめて、外スラ投げときゃ大丈夫」ってのが通用しないバッターであることが、打席を重ねるごとに明らかになってきました。


交流戦から合流し、リーグ戦に戻ってまだ一回りも出来てなく、まだ28試合、121打席にも関わらず、打率 .348、ホームラン5本、打点17はチームへの貢献度が高すぎる。合流時には、もっとじっくりとファームで調整してから・・・なんてことも言ってしまいましたが、2軍での試合そこそこで合流させた首脳陣には感服ですし、彼を見出だしたスカウトにもボーナスあげて欲しいです(笑)


ま、研究が進んでくればいずれ壁に当たるでしょうけど、守るべき家族が故郷にいながら、誰一人知らない地へ単身乗り込んでくるわけですから、モチベーションは高いでしょう。彼がいなければ、今チームは借金生活を送っていた可能性が高いですし、僅か一か月でファンの心を鷲掴みにしたヘルナンデスには感謝と、ここから先の成功を祈らずにはいられません。


あとは4番の岡本が・・・なんですが、第1打席のセンターフライは悪くなかったものの、その後はまたちょっと強引かな?って中で、最後にタイムリーが出てくれました。
チームが波に乗り切れないので、岡本が、キャプテンが・・・と、つい私も言ってしまいますが、それは期待値が大きいからで、良く見れば、ホームランは2本差の2位、打点は1点差の3位でリーグの中では頑張ってる方なんですよね。


まぁ岡本と言えば、逆方向へのどでかいホームランっていうのも代名詞の一つなので、早く、その感触を取り戻して欲しい気持ちはありますが、もう少し温かい目で見てあげようかなと思います。


さぁ一日置いて、週末は暑い神宮での3連戦


村上もタイムリー打ってましたし、攻撃力の高いヤクルトとの戦いですから、また打ち合いのバカ試合になるのか、投手戦の締まった息詰まる戦いになるのか全く予想がつきませんが、スタミナの消耗は激しそうなので、戸郷には少しでも長く投げてもらってブルペンに負担をかげず、土日で一気にフル回転!なんてのが理想でしょうか?


翌週にはマツダで広島との2戦が待ってます、先日東京ドームで黒星を喫したので、今度はマツダでやり返したいところですね。阪神が連勝したことで、4位巨人と首位の差は2.5ゲーム、2~4位の差は0.5ゲームと相変わらず日替わり順位になりそうです。


取り残されないためにも、1つでも差を詰めてマツダに乗り込みたいので、週末のカードはより大事になる戦いになりそうです。

 

管理人:みんぐ
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