ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」6/21 巨人 2-4 ヤクルト → 戸郷の登板で敗戦するのは痛いな~

対  ヤクルト  4勝5敗0分 東京ドーム

勝利投手:吉村 (5勝4敗0S) 
セーブ :田口 (1勝0敗5S) 
敗戦投手:戸郷 (6勝4敗0S) 

・投手リレー
巨人:戸郷、泉、西舘、平内 捕手:岸田
ヤクルト:吉村、大西、石山、田口 捕手:中村

本塁打
巨人:
ヤクルト:山田 5号(4回表ソロ) 

日テレG+ にて観戦 解説:緒方耕一 実況:北脇太基
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240621_8003_1/)
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0封負けで終わらず、最後に意地を見せたところは良かったけれど、逆に見どころと言えばそれだけ・・・


先発の戸郷は立ち上がりから制球に苦しんだというか、ちょっと甘いボールが多かった印象だし、変化球が引っかかり気味で自分のピッチングを探っている間に終わってしまった感じ
阿部監督が言うように、それでも最低限ゲームを作ったとはいえるけど、交流戦明けのスタートゲームとしては本人としてもチームとしても悔しい結果だし、そもそも今季はクオリティスタートでは勝てなくて、最低でも6イニング1失点で終わらないと勝てないゲームが多いので、先発投手へのプレッシャーはハンパない
(巨人だけに限ったことではないけど)


勝てば節目の50勝を菅野と同じ登板数でゲットすることが出来たので、何とか手に入れて欲しかったが、そう簡単には行かないぞという野球の神様からのメッセージなのでしょう。逆にこれが戸郷のハートに火をつけてくれることを願います。
(自分のフィルダースチョイス(まぁミスというのも可哀そうだけど)での失点もあったので、余計に悔しかったでしょう


打線は立岡2番、坂本を6番に置き、岡本の後ろを吉川に託すという形を取りました。
ヘルナンデスに期待がかかりますが、交流戦から合流し、セ・リーグとの戦いは、ここからがスタートなので、ある程度、慣れるまでは大目に見てあげることが必要だと思いますが、恐らく、ここからはインコース攻めが始まるだろうなって中で、、6回にインコースをさばいてヒットにしたのは、相手バッテリーを考えさせることに繋がると思うので、とても良かったと思いますし、もともと外国人選手がハマってしまう「外スラ」の見極めは悪くないので、今日以降も注目しておきたいです。


ただ、それなら余計に、吉川は3番でヘルナンデスは5番に置きたい


打率の高いヘルナンデスの打席数を増やしたい気持ちも、もちろんあるんですが、1、2番が倒れて2アウトから吉川が出塁した場合、吉川の足を警戒させた状態で岡本と勝負をさせたいというのが私の個人的な思い。
仮に岡本との勝負を避けられても、そこでヘルナンデスが勝負強さを発揮してくれたらそれでいいですし。


相変わらず丸の出塁率がエゲつないので、チャンスが作れないわけではない。阿部監督も試合後に初回の立岡に対しての送りバント指示についてコメントしてましたが、確かに立岡ほど経験のある選手であれば、バントではなくても最低でも進塁打は打って、とにかくランナーをサードに置いて欲しかった
(そういう役割を期待しての抜擢だったと思うので)


それでも点が取れれば、その後の展開が違ったんでしょうが、初回の攻防で同じようなシチュエーションでしっかりとバントを決めて先取点をとったヤクルトと、強行して無失点だった巨人、この立ち上がりで空気がヤクルトよりになってしまったのは事実
結果的に戸郷に仕切り直しをさせるチャンスを与えることが出来ず、ビハインドのまま投げさせることになってしまったわけで、今シーズンは自己犠牲を前面に出すのであれば、そこは徹底して欲しかった。
(っていうか、今の巨人打線はランナー2塁は、得点圏とは言えないですから、いかにしてノーヒット、1ヒットで点を取るか?ってことを徹底しないと厳しい)


攻撃力という点では、ヤクルトとは圧倒的に力の差がありますから、攻撃力に舵を切って、ありがちなノーガードの打ち合いに持ち込むか、守備力に舵を切って、ロースコアで逃げ切るかって戦い方になり、少なくても戸郷が投げるこのゲームでは、守備力に舵を切り、1点取られたら何が何でも追いついて、どこかで1点でもリード出来たら全力で逃げ切る・・・って展開に持ち込まなければいけませんでした。


冒頭で戸郷の制球が落ち着かないと書きましたが、山田に打たれたホームランがまさにそう、1打席目こそショートフライで打ち取りましたが、あれも甘いコースでスタンドに持って行かれてもおかしくなかったため、「山田への制球は間違えないように!」って思っていたのに、2打席目も同じような甘い球が行ってしまいました。
状態が上がってきている山田ですから、さすがに逃してはくれませんでしたね。


その後も失点はありますが、個人的には、この時点で今日の戸郷は厳しいなと思いました。


幸いにも村上が大人しかったのでこの点差で済んでますが、相性の悪かった長岡にはやられてますし、オスナ、サンタナにも打たれてるんで、今日以降のゲームもなかなかしんどいと思います。


その今日はグリフィンとサイスニード、グリフィンは先週のピッチングが完璧だったので、同じような内容を期待してしまいますが、ヤクルトとの前回対戦は4回8失点だったんで、正直ゲーム前の今の時点では不安しかない(汗)
一方のサイスニードも得意としているわけではないし、ふたを開けるまでわからないゲームになりそうです。


西舘に疲れが見えるという話が、監督の一問一答にありましたが、ん?疲れるほど先週投げてたっけ?っていうのが第一印象。もちろん、入団してからの投球数や、学生時代とは違うプロ生活の日々による疲労はあると思いますが、しんどいのは、まだまだこれからなので、ここで根を上げてもらっては困りますね。
失敗も経験ですから、故障しない範囲の中でどんどん投げて、身体をいじめて、良い経験も悪い経験もしっかり刻んで、自分に宿題をたくさん残して欲しいです。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/
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