ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」6/29 巨人 1-2 広島 → やったら、やり返された…ついに東京ドームで陥落

対 広島  4勝5敗2分 東京ドーム

勝利投手:島内 (5勝4敗0S) 
セーブ :栗林 (0勝2敗21S) 
敗戦投手:バルドナード (1勝3敗9S) 

・投手リレー
巨人:グリフィン、バルドナード 捕手:岸田
広島:大瀬良、塹江、森浦、島内、栗林 捕手:澤

本塁打
巨人:
広島:菊池 6号(9回表ソロ) 

日テレG+ にて観戦 解説:荒木大輔 実況:町田浩徳
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240629_8003_1/)
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サヨナラ返しっていうか、カープの場合は先行だからサヨナラじゃないんだけど、気持ちの中では前日の丸の一発を菊池にやり返されたという感覚
本来なら出番じゃないところだろう同点の9回裏にバルドナードを出したのは、前日のイメージを払拭したいという監督の想いと、延長をにらんで良い投手から出してゆくという事なんだと思うけれど、結果的には傷を上塗りすることになってしまった・・・

(個人的には、コレも前日の8回ケラー、9回バルドナードという断言の発言による、悪いジンクス発生だと思っている)


手痛い一発を放った菊池だけど、結果論っぽく聞こえるが、初回のレフトフェンス直撃弾・・・結果的に佐々木の好守備でアウトにしたけど、「今日の菊池は振れてるなぁ~」というのが最初の打席の印象で、バルドナードが打たれた一発は、この1打席目と同じようなコースで同じスイングをされた。


先日、DeNAの宮崎に浴びた一発の時にも言ったけど、今のNPBの特に30過ぎの選手で、150km/h以上のストレートをまともにスタンドへ打ち返せる選手は、そんなに多くない。
この菊池の場面でも中途半端にチェンジアップを使うなら、完全にボール球にして、パワーピッチャーの場合、ストライクはストレートでどんどん攻めてゆくべき。仮に打たれたとしても余程のことが無い限り、スタンドまでは持って行かれないかと思う


と、最後の場面からスタートしたレポートですけど、グリフィンは本当に素晴らしいピッチングでした。惜しむらくは、2回の失点の場面だけど、ここはグリフィンがというより、二俣の走塁が良かった。決して外野を抜けたわけでは無く、右中間で追いつくのにちょっと距離があっただけ、足が速くない選手なら一塁を回りかけて止まるくらいの打球だったと思うけど、躊躇なく2塁まで走ったことで次の矢野の一打でホームへ戻ってこれた。


結果的にこの1点が重くのしかかってしまうことになったが、そこから先のグリフィンは本当にナイスピッチング。
8回107球、被安打はわずか2、四死球も1個で12奪三振。このスタッツで勝利投手になれないってのが可哀そうすぎる
(まぁ、それは35イニング無失点なのに4勝の大瀬良も同じか・・・・)


さて、その大瀬良、どう攻略しましょうかねぇ


前日の床田は追い込まれたらどうにもならないので、ファーストストライクから積極的に打って行く戦術を取ってました。さらに制球力が上の大瀬良も同じだと思ってますけど、結果的には追い込まれて完璧なアウトロー・・・ってケースが多かったような。
フロントドア、バックドアを絶妙に使い分けるので、打てるボールが無かった感じです。

甘い球は来ない前提で、厳しい球をあえて打ちに行くか、何とか粘って球数投げさせるくらいしか思いつかない。


それにしても・・・このゲームでは互いに良い守備が出まくりましたが、巨人サイドから見た広島の守備は、内外野ともやっぱり素晴らしい。ヒット性の当たりを何度も阻まれ、ゲッツー崩れになるようなところでも、しっかりゲッツーを取られる。
全員の守備範囲が広いので、結果的にヒットゾーンも狭くなり、投手がしっかりしていることもあって、どこに打球を落とせばヒットになるのかわからない状態


転がせば鉄壁の内野に阻まれるし、外野へも打球が少しでも高くなれば追いつかれる、もうスタンドに放り込むか、ライナー性の打球で内野手の頭を越えるしか安打は望めない感じ。

あえて欠点を言えば、内外野とも完全固定ではないので、違うフォーメーションが来た時に、たまにミスが出ることくらいか?


って書いてますが、恐らくカープファンから見ても、巨人の守備に関しては、同じような印象を持っているかもしれません。初回の菊池の打球を捕った佐々木のプレーは素晴らしかったし、相変わらず吉川、門脇の守備も固い。穴があるとしたらファーストと、ヘルナンデスと丸の間くらいか?
それでも、内野ゴロさえ打たせれば何とかしてくれると、両チームの投手は思っているでしょうから、思い切って投げられますし、高い防御率に繋がっているはず。


このゲームで3点取るには継投勝負に持ち込むしかないと思ってましたけど、その継投勝負も今は巨人よりも広島の方が上の印象。
大瀬良降ろして、塹江、森浦の一人一殺リレーにはやられました


残念ポイントと言えば、やはり7回、吉川ヒットのあと、岡本の2ベースで1アウト2、3塁の場面での大城。
犠牲フライ、ボテボテの内野ゴロ、スクイズ、ワイルドピッチなど点を取るパターンは多く、ランナー3塁なので落ちるボールは要求しづらいという場面で、大城はファーストゴロ・・・もう少しじっくり攻めて欲しかったなぁ~というのが残念。


そしてじっくりと言えば、


8回の立岡、あきらかに制球に苦しんでいる投手に対し、待つことも無くピッチャー正面へ・・・。続く丸のヒット、吉川へも制球に苦しんで四球を出している姿を見ても、ベテランなんだから投手の気持ちを読んで、もっと嫌らしい打席をして欲しかった
復活して上がってきた時は立岡もバッティングは悪くなかったけど、ここのところ下降気味。攻守に精彩を欠いている印象なので、ちょっとお休みが必要かも。


ま、床田、大瀬良が入っているローテのカードでスイープ出来るなんて考えてなかったけど、決して勝てないゲームでは無かったのでもったいない気持ちはある。
同様に広島視点で見れば、戸郷、菅野が入ってるローテでスイープできるとは思ってなかったろうし、一つ取ればOKくらいで考えていただろう中で、1つ取ったのでホッとしてるはず。
同時に広島から見れば鬼門となっていた東京ドームで勝ったので、ここからまた上昇出来る材料を見つけたような感じになっているかもしれない。


巨人としても最悪の3連敗は逃れているので、何とか菅野で勝利して、せめて勝ち越しで終わりたい
ただ、後ろはちょっと不安、中川、大勢が帰ってきたら、ケラー、バルドナードの組み合わせと、中川、大勢の組み合わせで休ませながらの形は作れるのだが、今はちょっと苦しい状態。

 

管理人:みんぐ
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