対 広島 3勝5敗0分 東京ドーム
勝利投手：菊地 (1勝1敗0S)
セーブ ：
敗戦投手：松本 (0勝3敗1S)
・投手リレー
巨人：グリフィン→鍵谷→大勢→三上→高梨→菊地 捕手：大城
広島：森下→戸根→ケムナ→島内→矢崎→塹江→松本 捕手：會澤→坂倉
・本塁打
巨人：坂本 5号(3回裏ソロ)
広島：
日テレG+ にて観戦 解説:山本浩二 実況：伊藤大海
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230513_8003_1/)
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このゲーム、結果的に勝ったからいいものの、負けていたら前日の敗戦と相まって、トラウマ級のダメージを受けるところでした。
そもそも延長７連敗って、結局、後ろを任せる投手が心もとないから起きるのであって、より課題が浮き彫りになりましたし、かといってある日突然良くなるわけでもない。
しかもだいたいにおいて、延長になる時って代走や守備固めで主力を降ろしていることも多いから、打ち勝とうにも攻撃力が足りない。
そりゃ負けるよなぁ～
というのが今までのパターンなわけですけど、このゲームは丸、坂本を残していたこと、岡本は下げたけど、代わりの重信がチャンスを繋ぎ、若手、助っ人が躍動したという形で最後に良い形が作れました。
試合時間も長かったし、中継を見ていると、１２回に２点取られたところで諦めて帰宅の途につく姿がチラホラ見えましたが、最後まで信じて球場に残ったファンは良い気持ちで帰れますね。
締まったゲームの中で、序盤から見どころの多い展開でしたが、まずは２回の大城！足遅いのに頑張って走りました。門脇のファーストごろの間にホームに突入したのもナイス。
坂本も体勢を崩されながらしっかり体重が残って、ファールになることもなくスタンドに入れた当たりは、さすが元キャプテン。ライト、センター、レフトと打球に合わせて打ち分けられているし、力強さも戻ってきた。
何度も言うように、若手の成長は不可欠ですが、チームが勝つにはあくまでも主力の活躍があってこそ。中田不在の中、サカマルが躍動し、岡本と吉川がチームをけん引することが必要なので、そういう形が作れて来ていることはいいですね。
そして、下位打線に置いた、秋広、岡田、門脇
岡田がまだファームで良かった部分を出し切れていない感じはありますが、若い選手が下位とはいえ、３人並ぶ姿はアツくなりますし、秋広は４安打、打率も.360としっかり結果を出してます。
廣岡だけが、バットに当てさえすればＯＫの場面ですら、また三振と振るわず、空回りしちゃってますが、中山も含め、レギュラー争いをチーム内でしているのは悪くない。
あとは、両外国人ですね～（笑）
結果的に殊勲打を放ったのはブリンソンで、ヒーローになってますが、やはり守備とあの走塁は怖い（汗）
一方で勝負強いバッティングは欠かせないので、使い方が本当に難しいですね。
現状だと、ここぞの場面での代打ってことになるんでしょうけど、それでは助っ人としては寂しすぎます。
本人たちも手を抜いているわけでなく、舐めているわけでもなく、一生懸命やっている中でのポカなので、こちらとしても責めづらい・・・
ってことで、提案なのですが、ウィーラーに１軍のベンチに入ってもらい、投手も含めた外国人専属コーチとして、技術面、メンタル面、作戦面でのサポートをしてもらえないかなと。
亀井、鈴木、元木コーチらによる指導も結構なのですが、何より内外野守れて走塁意識も高く、日本野球、巨人野球に精通しているウィーラーが、彼らのアドバイザーとして専任してくれれば、守備と走塁は練習と意識で改善できますから、夏場までにはもう少しマシになってるんじゃないかと思うんですけどね。
もともと、ウィーラーには２軍、３軍も含めて外国人選手へのケアを期待していますが、交流戦に入ればパ・リーグとの対戦経験も多い彼の経験値は重要ですし、期間限定でいいので、１軍の外国人専任でサポートしてくれると助かるのですが・・・
何より言葉が通じるってのが一番ですし
プロ野球ニュース、Play og the Day の締めは絶対に門脇だ！って思ってたら、その通り、しかも３度のプレー全部をみせてくれました。
このゲーム、個人的にＭＶＰを上げるとするなら、門脇でしょう。
あのファインプレー３連発が無ければ、９回、大勢の出番なく、敗戦していた可能性が高いことを考えれば、ヘタしたら２～３点の価値がある守備だったと思います。
もともと紅白戦、オープン戦でショートの守備の反応の良さ、グラブさばき、送球の正確さは折り紙付きでしたが、より打球速度の速いサードでもあのプレーが出来るのは、本当に素晴らしい。
岡本だってゴールデングラブ賞を取った選手で、自分でも守備が好き！って言ってるくらいですから素晴らしいですし、先日は岡本ファーストに回すなら、サードのままで門脇ファーストでも・・・って書いちゃいましたが、いやすみません、完全に謝ります。
ただ、こうなると中田復帰後の内野守備が悩みますね～
坂本を休ませながら門脇と交代でショートとか、終盤で岡本に代走からの守備固めとか、そういう使い方がベストになってくるんでしょうが、あのガッツはゲーム序盤から見たいです。
ホットコーナーを守る選手に求められるのは、守備はもとよりバッティングですから、その点では今の数字は物足りない。
もともとバッティングも良い選手なので、ここから上昇してくることは十分期待できますが、「また見たい！」って思わせる選手の一人であることは疑いようがありませんね。
そして秋広も素晴らしいバッティングでした。とにかくバットコントロールが柔らかい、選球眼もいいし、前にも書いたようにパワーがついてくれば打球は勝手に上がってきますから、今の集中力を切らさずにスタメンを貼り続けて欲しいですね。
ここから体力的にもキツくなってきますが、それすら彼にとっては得難い経験ですから、出来れば２つ３つくらい壁にぶち当たって、それを乗り越えて、シーズン終盤には一回り成長していてくれると期待しています。
先発のグリフィンは苦手広島打線相手に、しっかり対策を施して、ナイスピッチングでした。
初回いきなり連打を浴びた時はどうなるかと思いましたが、そこからの５連続三振は圧巻！７回１０２球を投げて、９奪三振、四死球１、失点１は勝利してなきゃおかしくない結果。打者としての意識も高いですし、普通にシーズン通してローテにいて、打線の援護がそれなりにあれば、２ケタ勝てる投手だと思います。
ブルペンは皆が今、キツい状態だと思います。鉄人高梨でも、連投、回跨ぎはやはり厳しいですし、大勢も左打者対策はもちろんですけど、ＷＢＣの頃に比べれば、ボールのキレは今イチですから、今日の出番はないでしょうけど、しっかり休み、コーチと会話し、立て直して欲しいところです。
なんだかんだ言って、まだ伸びしろしかない２年目の投手ですからね、配置転換なんてありえない投手ですし、一つ壁に当たったと思って、乗り越えて欲しいです。
菊池に思わぬところで初勝利が転がり込んできました。
本人的には複雑でしょうけど、せっかく手にした勝利ですから、それも自信に変えて、次以降も堂々と投げて欲しいです。
３連敗も覚悟しましたが、何とか一つ勝って、ホッとしました。
ブルペンがヘロヘロの状態で、赤星に長いイニングを託すのは難しいかもしれませんが、３失点くらいしたとしても、何とか７回くらいまで投げて欲しいですね、打ち勝つしかイメージが湧きませんので、サカオカマル＋吉川＋秋広、彼らが躍動して５～６点取ってくれる展開を期待します。
追記
伊藤大海アナぁ～前からだけど、言い間違い多すぎ！
興奮して言葉が先に出ちゃうのはわかるけど、その前に一瞬、考えようよ～（笑）
あと、ブリンソン～カメラにサインする時、秋広のことも考えてあげないと！秋広がサインする場所無いじゃん（笑）
管理人：みんぐ
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