ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」8/23 巨 4-3 ヤクルト → 勝ったというか勝たせてもらったというか・・・

対  ヤクルト  11勝7敗0分 東京ドーム

勝利投手:バルドナード (1勝0敗0S) 
セーブ :
敗戦投手:阪口 (0勝1敗0S) 

・投手リレー
巨人:菅野→高梨→菊地→中川→バルドナード 捕手:大城
ヤクルト:小川→星→木澤→阪口 捕手:中村

本塁打
巨人:
ヤクルト:オスナ 18号(7回表2ラン) 

日テレG+ にて観戦 解説:五十嵐亮太 実況:平川健太郎
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230823_8003_1/)
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最後が相手のミスによって決まったゲームだったので、スッキリしないところはありますが、今は内容より結果が大事なので、勝ったことを素直に喜びたいです。


グリフィンが練習中に打球を受けたことで、自ら志願して登板した菅野、そして、吉川が2023特例によって抹消されたことで、セカンドで先発出場した門脇。
緊急事態ですが、この二人がこのゲームのキーマンになったことは間違いありません。


菅野は初回は完璧でした、2回に村上を迎えると、慎重になりすぎたからか四球を出し、サンタナのヒット、オスナの内野ゴロの間に先取点を取られましたが、以降はしっかり修正しました。今回は奪三振も多く、前回のピッチングで掴みかけたストレートの球威を利用して、緩急でヤクルト打線を沈黙させていました。


ただ・・・やはり、ヤクルトのクリーンアップは強力ですね、オスナに投げたカットボールが僅かに甘く入っただけで、スタンドまで運ばれてしまいました。
本人にとって悔いの残る一球だったと思いますが、それでも前回は7回途中で降板でしたが、この日は7回を最後まで任され、終わってみれば7回3失点、奪三振9個で与死球1個と中5日、しかも緊急登板という難しい役どころをしっかりと果たしたと思います。


むしろ、それまでに援護できなかった打線に問題があったという形ですけど、この日の小川はストレートのキレと制球力が完璧で、4回にチャンスがあったくらいで、他は出塁しても進ませてもらえない感じで、点が取れる空気がありませんでした


7回になってようやく捕まえることが出来、同点としたところで降ろすことが出来ましたが、それは同時に菅野の負けを消すことにもなり、坂本の死球は心配でしたが、秋広のタイムリーはチームに勇気を与えました。


しかしながら、このゲームの主役は門脇でしょう。


前日のレポートで門脇のバッティングが上達していると書きましたが、彼の月別成績を見ると


4月 .111
5月 .190
6月 .160
7月 .283
8月 .400


7月以降、爆上がりしています
7月と言えば、阿部ヘッドと共にバッティングを見直し、徹底して逆方向へのバッティングをしていた時期で、それが今度は8月に入って、センター方向中心へ変貌してきています


逆方向を極めるという形で、ボールをギリギリまで引き付けることで選球眼が鍛えられ、スイングが強くなってきたところでセンター方向へ強い打球が出るようになったのかなと。もともと器用で、センスがあるのでしょう、コツを掴んだらそれを体現できているのではないかと思います。


守備に関しては、1年目ですでにリーグ屈指のハンドリングを見せていますし、最後にホームへ駆け抜ける判断、5回の盗塁を見ても、走塁に関する意識、センスも抜群です。

自分の判断でホームへ突入


ポジションの問題もあって、先発出場の機会は限られてしまうが、前にも言ったように秋広をライト固定、丸をセンターに戻し、ブリンソンと梶谷をレフトで併用。
門脇サードの岡本ファースト(中田は代打専)などの布陣を固定してもらえないかと思うし、もし、8月の打率が3割以上をキープして終わらせることが出来れば、吉川が戻ってくることを前提に、1番吉川、2番門脇というのを試して欲しい。


今のように8番に置いて、下位から上位へ繋ぐ形も捨てがたいが、それは未来の形ではないと思うので、1、2番の固定が課題の一つである巨人においては、これからの形という意味では試す価値は十分にある。


このゲームでは5打数3安打、1盗塁というスタッツになっているが、3回のセンターフライはヤクルトの山崎のファインプレーが無ければ、センターオーバーの2ベース、クッション処理次第では3ベースでもおかしくないあたりだったので、私の中では4安打に等しい記録として認識してます。


ストロングの異名通り、ケガ無く、スタミナ切れも無く、プロの世界でも1シーズンを乗り切れそうな期待感はありますし、セカンドは反対側の守備になるので難しいにしても、坂本有事の際の代わりとしても、サード、ショートで育てて欲しいと思ってます。


ちなみに5回裏の盗塁ですが、


普通に考えれば、門脇ヒットとなれば、菅野には送りバントを命じるところ、まずは門脇を走らせてから攻撃モードに入るという戦術は、ず~~~っとやって欲しいと思っていたことで、それは代走に重信を出した時も同様。
足の速いランナーが3塁に居れば投球の幅も狭まりますし、ワイルドピッチも許されない緊張感がバッテリーに走りますから、非常に有効。
この局面では仮に盗塁が失敗し、菅野がアウトになったとしても、次のイニングは1番から始まるわけで、デメリットは少ない


たまたまバッティングが好きな菅野が打席だったので、門脇盗塁の後から、フリーに打たせましたが、出来ればあのまま送りバントをさせて、ランナーを3塁に進ませて欲しかった。
(ま、そこは結果論)


ゲームの局面、相手投手やキャッチャーの能力にも影響されますが、足の速いランナーが出た場合、ただ送りバントをするのではなく、走らせてから送るというオプションをもっと使ってもいいのではないかと思っていたので、この場面はちょっとテンション上がりました。
(どうしても、失敗したら折角のランナーが無くなる・・・って考えが頭を過るので、なかなか使うのは難しいと思いますが)


エンドランも含めて、そういうことを巨人はしてくる!って思わせるだけでも、投手の集中力を削ぎ、配球の幅を狭め、攻撃を有利に進めることが出来るので、ただでさえ「巨人は足を使ってこない」って思われているでしょうから、バリエーションを増やす意味でもアリではないかと思います。
信頼度においてはまだ低いですが、重信、増田大、門脇らには今以上にプレッシャーをかけて欲しいです。


このゲームでは、大城、ブリンソンがブレーキとなり、期待されていた岡本にはヒットは生まれたもののホームランはありませんでしたが、それでも伏兵の活躍によって勝利し、3位に浮上しました。


その上の背中はまだ遠いですが、せっかくのホーム6連戦。


何とかもう一つ勝って、チームの雰囲気が良い中で、負け知らずの阪神を迎えて欲しいです。
今日の先発は赤星、ファームでは結果を残しての昇格ですが、結局、上でどう投げるか?になります。週末の阪神3連戦はブルペンに負担がかかることになるでしょうから、出来れば少しでも長く投げて欲しいですけど、正直なところ、コントロールが命の赤星はヤクルト打線との噛み合わせは厳しいなと思っていますし、恐らくよほどのことが無い限り、長いイニングは任せてもらえないと思うので、打線の援護が必須の戦いになりそうです。

 

追記

夏のセンバツの決勝は見ごたえがありました。巷では応援の声量、マナーという点において物議を醸しているようですが、応援する側としてはテンションMAXなのは仕方ないかなと…むしろ、事前にしっかりルール、モラルを徹底出来ていなかった運営側にも反省点があると思ってます。(初めて甲子園で応援する人もいたでしょうから)

でも、仙台育英のゲーム前に元気球を受け取ってる姿も印象的でしたね。

ゲーム展開としては、美白王子の先頭ホームランで一気に慶応に火がついてしまいました、継投に優れる仙台育成が先に動いてゲームが一方的になってしまいましたが、それでも何が起こるかわからないのが高校野球なので、最後まで緊張感ある戦いを見せていただきましたし、両チームともに爽やかな笑顔、うれし涙、悔し涙はとても感動しました。

卒業する生徒はこれで終了で、次のステージに行きますが、まだまだ二校の戦いは今後も続きます、春のセンバツの悔しさを晴らした慶応が、次の戦いで、仙台育英と同切磋琢磨するのか楽しみですし、感動と希望を与えてくれた他の学校もさらに変わってゆくことでしょう。

まだまだ戦いは続きます


管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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