ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」8/24 巨 5-3 ヤクルト → 赤星今季初勝利おめでとう!ナイスピッチングでした。

対  ヤクルト  12勝7敗0分 東京ドーム

勝利投手:赤星 (1勝4敗0S) 
セーブ :中川 (1勝3敗6S) 
敗戦投手:ロドリゲス (1勝2敗0S) 

・投手リレー
巨人:赤星→船迫→鈴木康→菊地→中川 捕手:岸田
ヤクルト:ロドリゲス→大西→阪口 捕手:中村

本塁打
巨人:ブリンソン 11号(2回裏ソロ)、丸 13号(6回裏3ラン) 
ヤクルト:川端 2号(9回表2ラン) 

日テレG+ にて観戦 解説:内川聖一 実況:蛯原哲
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230824_8003_1/)
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まず、門脇を2番に置いてくれたことが嬉しかった!
(初めてってわけじゃないけど)
これで、結果が出なければ、また後ろに回されるところだが、1打席目でヒットを放ち、四球でも出塁と機能したと思う。梶谷が出塁していれば、送りバントという場面もあっただろうし、何より三振しないことは評価できる。


6回の四球による出塁の場面も、簡単には送らず、前日のように走らせてから攻撃の体制を整える戦術も悪くないし、2番に置いておけば仮に失敗しても、まだクリーンアップが挽回してくれる可能性がある。


結果的には坂本の浅めのフライでもホームへ帰ってこれる足があったわけで、2番に抜擢した意味があったという点で、活躍してくれた。


先制はブリンソンのホームランだったけど、あの一本の感触が手に残り、今後もセンターから逆方向も意識しながらのバッティングが頭の片隅に置けるようになれば、率も上がってくるのではないかと思う。


ただ、ブリンソンが結果を残せば残すほど、浅野の出場機会が減るんだよな・・・


先発の赤星はファームでしっかり結果を残して上がってきた。本人にとっては、生き残りの試験を兼ねたゲームなので、並々ならぬ覚悟で挑んで投げたことと思う。
シーズン序盤はピンチになると弱気な表情が出て、とにかく左右で揺さぶろうという意識が強かったように思うけど、このゲームではそういう素振りは見せなかった。
もともと制球力の高い投手だから、四隅に投げ分けるのは彼の特徴の一つではあるけれど、150km/hを越えるストレートを軸に、桑田直伝のカーブでカウントを作って、ストレートでズドン、またはその逆など緩急をうまく使って投げていた。
恐らく、岸田が「今日のストレートはイケる!」って思って、そういう配球にしたのだと思うし、赤星自身も手ごたえを感じていたのではないだろうか?


大城だとまた違った配球になっていたことと思うが、このゲームに関しては岸田が赤星のその日の良いところを上手く引き出し、相手バッターも観察しながらうまく翻弄出来ていた。
チーム内ライバルの山崎伊も150km/hのストレートと多彩な変化球、精度の高い制球力が武器なので、タイプとしては似ている。二人に共通していたのは性格が優しいってところだったけど、山崎伊は少しでも長く投げることを意識し、また降板することに嫌悪感を示すなど、強気な性格が出てきて、それが今季の良い結果に繋がっている


そういう刺激を赤星も受けているなら、とても頼もしく、去年からの全登板とも比較しても、今までで一番力強く、安定感のあるピッチングだったと思う。


ファームに落ちた時は自信を失いかけていたと思うが、この初勝利で改めて自信を手に入れ、さらに高みを目指そうという気持ちが芽生えれば、戸郷、山崎伊、赤星、横川と若い投手たちが鎬を削ることでレベルアップするし、グリフィンが万全の状態で戻ってくれば、赤星の場合は中継ぎでも起用出来る。また、先発が早期に崩れた場合は、ロングリリーフも出来るという事で、このピッチングが続けられるなら、新たな戦力が加わったと期待したくなる。


そろそろ岡本のミスター3ランが見たい!って思っていたのだが、6回のチャンスでは四球で出ることになり残念。その代わりと言っては何だけど、3ランを放ったのは丸だった。

狙いすました素晴らしいスイングでした



3ボール0ストライクからのスイングだったけど、フルスイングという感じでもなく、コンパクトにヘッドの立った美しい弾道でした。
このカウントだと、普通のバッターは一球様子見するところですが、個人的にはコースまたは球種を絞って、そこに来た時だけスイングするという待ち方はオッケーだと思ってます。
打ち損じると怒られそうですし、本人にも悔いが残りそうな気もしますが、どちらかというとピッチャーがカウントを取りに来るために制球重視で投げる方が確率が高いので、甘く来た球を待ってしまったことの方が後悔が大きい気がするため、野球界の悪しき慣習など無視して、積極的に行って良いかと。
(ストライクを2つ先行したら、一球外すなんてのも、球数制限のある現代野球では根拠のない慣習の一つ)


門脇の活躍に刺激を受けたか、中山にも意地の3ベースが出たのは良かったです。ここのところ存在感が薄くなってましたし。


唯一残念だったのは、週末の阪神との3連戦を前に、中川を使ってしまったこと・・・出来れば、菊池にピシャっと抑えて欲しかったのですが、最後の最後でもたついてしまったのが心残り


とはいえ、良い状態で首位のチームを迎えて戦える準備は出来たような気がします。
ちょっとブルペンが疲弊してるかもしれないので、戸郷には少しでも長く投げて欲しいですが、初戦を落とすと、また嫌な流れを思い出してしまうので、出来れば戸郷の快投に花を添えるような岡本の200号を期待して、応援したいです。

 

追記

浅野の盗塁失敗に原監督が苦言を呈していましたが、ま、あれは愛ある言葉でしょうね。ベンチからのサインか、自分の判断かはわかりませんが、高卒1年目で走る勇気は相当なものですし、あぁいうのを重ねて、駆け引きを覚えるわけです。

責任は鈴木コーチが全部被ればいいわけですから、気にしないで、今後もドンドン走っていいでしょう。ビビって走るのを躊躇する方が成長を阻害します。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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