ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/9 巨 2-4 広島 → 勝負強いバッティング、ピッチングが見たいなぁ

対 広島 0勝3敗0分 マツダスタジアム

勝利投手:玉村 (1勝0敗0S) 
セーブ :赤星 (0勝1敗0S) 
敗戦投手:栗林 (0勝1敗3S) 

・投手リレー
巨人:赤星→大江→鍵谷→高梨→田中豊 捕手:大城
広島:玉村→松本→ターリー→栗林 捕手:坂倉

本塁打
巨人:オコエ 1号(1回表ソロ) 、中田翔 3号(9回表ソロ) 
広島:デビッドソン 4号(4回裏ソロ) 、田中 1号(4回裏ソロ) 

TBSチャンネル1 にて観戦 解説:坂口智隆 実況:南波雅俊
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230409_31021_1/)
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確かに原監督の言うように安打数では勝っていたし、ホームランという点でも互角ではあったけれど、勝負所での連打が勝敗を分けました
先発の赤星は初回に1点をもらったものの、3回の3連打+犠牲フライがきつかったし、デビッドソンに高めのストレートをものの見事にスタンドへ運ばれ、ショックが言えぬところで田中にとどめを刺され、5回持たずに降板。


4失点であれば、5回は投げ切らせたかったが、チームは連敗中、翌日が移動日ということで、我慢できずに継投に入りました。


左右高低を何とか使って抑えたいところでしたが、広島打線の元気さに押されたような気がします。
制球力の良さがウリですが、今回に関しては堀内氏のコメントがドンピシャ。
追い込むまでは厳しいコースをつけているが、仕留め方が良くない。
それは前日のグリフィンにも言えることで、バッテリーとして大城にとっても課題だと思う
赤星本人はもっと厳しいコースをついて、のけぞらすくらいの攻めをしないと、低めへの変化球も僅かにバットが届いてしまうと反省していた。


課題が見つかるなら、あとはそれを磨いてゆけばいい
思い返せば、昨年の5月3日に味方のエラー祭りもあって3回1/3で12失点した広島戦を思い出して、広島に苦手意識があるのではないかと心配していたが、よく考えたら、それ以降はそれなりにゲームは作っているし、中継ぎ登板でも抑えていたから、それは杞憂か?


前回も書いたけど、チームには桑田コーチという、球速はそれほどなくても左右高低を丁寧に突き、緩急を使って勝利を積み重ねた大先輩がいる。赤星同様フィールディングも上手かったし、バッティングも優れていた。
桑田ほどの大投手になるのは大変だけど、個人的にはそのレベルまで成長できるよう、研鑽を積んでくれると嬉しい。


一方で攻撃は、単発だけど安打は出ている、得点力が足りないのは、昨日と同じ、得点圏で4番、5番に回せないから
一発が少ないなぁ~って何となく思ってたけど、チームとしては合計7本でセ・リーグの中ではトップタイだから全体として少ないわけではない。


ただ、これまた堀内氏が言うように打席内での考えが足りないところはある。本当にその球狙ってた?というボールを振っているように見えるし、四球を奪うという粘りにも欠けている。
何より、強いストレートを打ち返すために、秋季練習から数えきれないほどの素振りをし、160km/h近いマシンを使って練習に励んでいたわけで、成果が出るには時間がかかるだろうけど、もう少し相手の渾身のストレートをバチンと打ち返すところが見たい

(最後の中田のホームランは良かった)

 

中田、意地のホームラン


西武時代に山賊打線を作ったデーブのコーチングだけど、力押しの多いパ・リーグでは効果を発揮したが、セ・リーグでは難しいのか?って思われてしまう。
いやいや、セ・リーグだってエースクラスの投手は力強いストレートを投げてきます。
(但し、キッチリコースに決めてきますけどね)


相手の配球の幅を狭めるためにも、読みが外れて三振してもいいから、まずはストレートに打ち負けないところを見せて欲しいなと思います。


まだ、3カード終ったばかりですが、チーム打率や防御率などのスタッツでは、他の球団に比べて大きく劣っているわけではありませんから、勝負所で投げ負けない、打ち負けないという粘り強さを何とか形にして欲しい。


当面は日替わり打線になるのかもしれないけれど、あと2カード終わるころには、左投手、右投手の時の2パターンがある程度見えるようにしてくれるといい・・・原監督が批判の矢面にたってくれているが、今季のオーダーは誰が考えているんだろう?去年までは元木コーチが素案を作り、原監督の了承の下で挑んでいたはずで、今は阿部ヘッド?それともデーブ?どっちなんだろうか
そういえば、原監督やデーブ、阿波野コーチのコメントは良く目にするけど、阿部ヘッドのコメントは割と少ない。作戦面での指揮などは恐らくある程度、任されているはずだから、出来ればいろんな場面での意図を聞きたいものだ。


本拠地に戻ってくるし、これまた投手力に優れる阪神相手だから、打つ方はまた苦労するかもしれないけど、まずは戸郷に連敗を止めてもらい、東京ドームの声援を背に、仕切り直しとゆきましょう。

 


管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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