ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」6/27 巨 5-2 ヤクルト → よし7連勝、良い形でドームへ戻ってこれる!

対 ヤクルト 7勝2敗1分 神宮球場

勝利投手:高 橋 13試合 8勝 2敗 0S
セーブ :ビエイラ 28試合 0勝 0敗 5S
敗戦投手:スアレス 9試合 2勝 3敗 0S
・投手リレー
巨人:高橋→鍵谷→畠→大江→ビエイラ 捕手:大城→炭谷
ヤクルト:スアレス→梅野→今野→大西 捕手:古賀→中村
本塁打
巨人:松原7号(一回ソロ)、岡本和21号(六回3ラン)、坂本9号(九回ソロ)
ヤクルト: オスナ6号(二回ソロ)、山田19号(六回ソロ)
BSフジ4K にて観戦 解説:谷沢健一 実況:酒主義久
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202106271index.html)
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昨日は蚊帳の外だった松原の先頭打者ホームランを含む3安打猛打賞
ってか、松原は開幕から全試合出ているわけではなく、決してホームランバッターではないのに、7号なんだねぇ。個人的には四球連発で出塁してくれた方が嬉しいけれど、原監督はパンチ力のある1番バッターって好きだからなぁ(笑)


まだまだこれからの選手だけど、現状で打率が.265、出塁率が .309はもう一段上のレベルで出塁率を上げて欲しいし、盗塁7も物足りない。一方で長打率.453は梶谷よりも上ってのが面白い。いずれ梶谷が好調期に入ったら、1番に戻る可能性もあるけれど、相手球団の立場になって考えると、仮に岡本、坂本を何とか凌いでも、梶谷からの北村、大城という並びは嫌だろうから、打順に関してはこのままが現在のベストのような気がする。
いずれ、吉川尚が戻ってきたときに北村をどうするかという問題は発生するが、幸いにも左右と別れているので、相手投手によって柔軟に使い分けることが出来る。仮に吉川先発で代打北村となっても攻撃力は落ちないし、最後の最後で守備固めとなっても湯浅がいるというのは大きい。
坂本の全イニングフル出場というのも体力面を考慮したら難しいし、湯浅、若林と控えているのも試合展開によってはあり得る。
問題は、吉川と増田大が復帰してきた場合、誰を落とすか?という悩みが発生するので、内野では湯浅、若林、香月、外野では石川、立岡が対象になるだろうから、この5人はここからサバイバルになる。


ってことで、松原きっかけで若手の話になってしまったが、今日のゲームを振り返る。


先発の高橋優は悔やまれるのは山田の一発だけだった。オスナに打たれた球は決して悪くなく、半分は打った方をほめるべき。山田のホームランは完全に失投なので、そこだけもったいなかった。
ただ失点は2本のソロホームランのみ、神宮球場では織り込み済みなので、さして問題ではない。
むしろ、今日もランナーを出してピンチを背負った場面をことごとく切り抜けたのは、彼の特徴でもあり、お見事だったと言える。球数も少なかったので出来れば7回まで投げて欲しかったが、ここまで今週は勝ちパを酷使していないし、明日は休みなので継投に出れるという点では、あれで良かったのかもしれない。
鍵谷を引っ張ったのは畠を休ませたかったからだと思うが、結果的に出すことになってしまった、まぁもともと準備していたから出せたという点では、畠を休ませるという選択肢は無かったのかもしれないが、だとしたら8回は頭から畠で良かったのでは?


結果的には無失点リレーだったので良かったけど


終わってみれば、巨人8安打+四死球2、ヤクルトが7安打+四死球2で数字の上では互角だったけど、両チーム合わせて5本の神宮花火大会を制したのは、やはり岡本の3ラン
なんかもうミスター3ランって言ってしまいそうな気がするが(笑)球場を味方につけたナイスホームランでした。その前の打席で外角高めから落ちるスライダー(もしくはカットボール)を空振り三振したのと同じ球が今度はストライクゾーンに来たところを迷わず初球から振りに行った結果の当たり。
ここのところ外角攻めにあっていたこともあって、タイミングが狂いがちだったけれど、相手が失投した場合は見逃さない!というバッティングが出来れば、外角一辺倒で攻めるというのもしにくくなるので、あれを仕留めたのは今後の攻め方が変わるかもしれないという点で、大きな一発だと思う。


前日は北村、大城の下位打線の花火で勝利、今日は松原、岡本、坂本の上位打線の花火で勝利。
日替わりでヒーローが生まれるのは良いことだし、打線が互いにカバーし合えている状況が今の巨人の連勝を支えている。


同時にこの7連勝はすべて先発投手に勝ちがついているのも大きい。最大の失点が昨日の3点で、それ以外は2点以内に抑えている。結果的にそれがブルペンの酷使を回避することに繋がって、連勝の要因となったし、噂されていた菅野の登板を我慢することに繋がったわけで、投打が噛み合った良い勝利を続けていると思う。


気が付けば8ゲームあった首位との差も、2.5まで縮めることが出来たわけで、ネットニュースを見れば阪神ファンに動揺が生まれている発言が目立つけれど、いやいや勘違いしてはいけない。
確かに短期間で詰めることができ、原監督の言う前半終了までに3ゲーム差以内というのは見えてきたけれど、なんだかんだいっても、2.5ゲーム離された2位であることは紛れもない事実
甲子園での連勝をきっかけに、バイオリズムが逆転した感じはあるけれど、普通に考えれば3ゲームくらいの差を縮めるには一か月くらいかかるわけで、この先もうまくゆくとは限らない。


贅沢なことを言えば、勢いにまかせて一気に追い抜くのではなく、2ゲーム差くらいでピッタリ後ろについている方が相手からしたら不気味だろうから(こちらがその立場だったら思いっきり嫌だ)、次また甲子園で戦う前にプレッシャーをかけ続けて、阪神サイドのブルペン疲労がたまる方が、戦いやすい気がする。
(ピッタリ付かれたら、引き離すために無理せざるを得ないし)


あとは菅野の復帰のタイミングをどうするかってのが課題だけど、サンチェス、山口がある程度計算できるなら、当然そこに菅野が加わればチームとしては大きいが、大事を取って若手のお試し枠にするか、今村を上げるなどしても今なら大きな連敗をしない運用も出来そうなので、ようやく追撃する体制が整いつつあるという期待は膨らむ。


6月6日以来の東京ドームへの凱旋ってことで、火曜からの3日間は久々にプレゲームの投稿も出来そうだし、7/1は直生もあるので、今から何を投稿しようか楽しみにしている自分がいる(笑)。


なんにしても、土日の勝率が余りよくなくて悶々とした週末を過ごしていたことを考えると、戸郷、高橋優の左右の(現時点での)最多勝利コンビの登板は、我々ファンとしては単なる勝利以上にビールが旨い土日を過ごせるって意味で、ナイスローテだなと(笑)

 

追記

明日の週刊ジャイアンツは全試合放送しなきゃいけないから、尺が足りなくなりそう(笑)

戸郷の抹消は残念だけど、まだ無理する時ではないし、一回飛ばすだけで済むなら、休んでもいいと思う

 

管理人:みんぐ
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