ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」6/29 巨 11-8 広島 → 乱打戦を生誕前夜の若大将が制した!

対 広島 6勝5敗1分 東京ドーム

勝利投手:高 梨 30試合 2勝 0敗 1S
セーブ :ビエイラ 29試合 0勝 0敗 6S
敗戦投手:森 浦 22試合 2勝 3敗 0S
・投手リレー
巨人:サンチェス→戸根→畠→田中豊→鍵谷→大江→高梨→ビエイラ 捕手:大城→炭谷
広島:大瀬良→高橋樹→塹江→コルニエル→バード→森浦→フランスア 捕手:坂倉
本塁打
巨人:岡本和22号(一回2ラン)、岡本和23号(八回3ラン)
広島:鈴木誠10号(一回2ラン)
日テレG+ にて観戦 解説:野村謙二郎 実況:上重聡
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202106291index.html)
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巨人11安打+7四死球 で11得点
広島 9安打+7四死球 で 8得点


つぎ込んだ投手、両チーム合わせて15人・・・


互いに得点という意味では、効率よくとったゲームでありつつ、両チーム打たれすぎ、四死球出しすぎという荒れたゲームとなったけれど、それを制したのは若大将の3ランだった。


もうどこをツッコんでいいのかわからなくなるようなゲームだったので、思いつくままに書いてゆくけど、まずはサンチェス。
好投するかと思えば、今日のように3回持たず降板する。
本当に投げてみないとわからなくて、ベンチからすると計算できない投手だわぁ~(涙)打たれてもいいから、5回はせめて投げてくれるなら、打線の援護次第で勝ったり負けたりを繰り返すだけだし、そもそもそれほど制球の悪い投手では無いはずなんだけど、狙いすぎてカウントが悪くなると、途端に表情に表れて自滅する


ストレートの球威があり、上背があって縦の変化球も使えるんだから、真ん中を中心にアバウトに投げるだけでもゲームを作れそうなんだけど、どうしても四隅を狙って、それがボールになるとメンタルが崩壊する・・・練習風景やベンチを見てもチームに馴染んでいるようには見えないし、頭が良くて真面目だというのは聞いているけれど、ウィーラーとまではゆかなくても、もっと笑顔ではしゃぐくらいに陽の部分を出してくれれば、良い部分も前面に出てくるんだろうけど・・・


後を受けた戸根はもったいなかったぁ~


自らもタイムリーを打ち、逆転した後だっただけに、5回をしっかり締めていれば、流れ的にも勝利投手になれたかもしれないのに手放してしまったな。筋トレ大好き!スタミナもあるはずなんだけど、ヒーローになるチャンスを逃してしまった


ま、大瀬良も状態が良くなくてリズムが悪かったので、投手に関してはお互い様というところがあり、最終的には打力勝負になったところで、巨人が打撃戦を制したということになった。


その、試合を決めることになった岡本だけど、いやいや1試合で6打点とか・・・スゴすぎ


ミスター3ランの異名通り、最後の3ランは鳥肌もんでしたね。
初回に鈴木誠也に先制され、立ち上がりに暗雲立ち込めたところで、負けじと2ラン打つところもすごかったけど、丸の同点打で「これで、とりあえず負けはなくなりそう」と安心したところからの一発ですからね、球場も満員だったらとんでもない歓声が起こっていたことでしょう。
先日も書いたけれど、外角攻めで苦労していた中で、ようやくタイミングが取れるようになり、同じ外角でも外よりは逆方向に、少しでも中に入ってくればレフトへとうまく左右への打ち分けも出来ているし、丸と同じでバットのヘッドがしっかり立っているので、打球がするどくなった。


明日が25歳の誕生日なので、バースデーアーチまで取っておけば・・・なんて思わなくもないけど、ヘタしたら、25歳の誕生日に背番号25が25本目を打っちゃうなんて劇的なシーンの前フリか?なんて思えるほど、今日は心身ともに絶好調でしたね。安打が出てない打席でも四球に死球と全打席で出塁したわけで、今日は文句のつけどころがありませんでした。


これで、得点圏打率も .312となり、長打率は脅威の .568
序盤の打率の低さが響いて、打率こそ.264とまだまだ3割には遠いですが、ホームランはトップタイとなり、打点は村上に20点の差をつけるという独走ぶり。
なんで、これで侍ジャパンに選ばれないの?と思いたくなりますが、そこはまぁ・・・もう言うのをやめましょう(笑)


あと、丸は完全に復調、いや復調どころか1段レベルがあがった感じですね。先ほども書きましたが、バットのヘッドが立ってスイングも最短でボールにコンタクト出来てます。不調になると長い丸ですけど、好調期も長いので、できればここからポストシーズンまで好調期のままで行って欲しいところです。


3回のマルオカサカのタイムリー3連打は痺れましたし、この時点で勝った!って思っちゃうくらい、今はクリーンアップが頼もしくなりました。


その上で、見逃せないのが3回の松原の四球と、8回のウィーラーの四球です。
特にウィーラーは今日は安打こそありませんでしたが、8回の出塁は価値がありましたね。原監督ならこの時点で投手交代、丸にタイムリー打たれたところでも交代、ってしていたでしょうけど、あそこで嫌な流れの中、そのままだった継投が結果的に差を分けたような気がします。
フランスアは出しづらかったと思いますが、こちらからすれば、岡本に打たれた後に交代するのではなく、その前に出されていたら、この逆転劇は無かったかなと


とにかく広島と戦う時は、いかに栗林を出さない展開に持ち込むかという勝負になるので、8回で同点、9回に栗林が来ていたら勝利どころか、同点が精いっぱいだったでしょうから、両チーム投手をつぎ込んだ戦いでしたが、最後の最後でわずかに躊躇した佐々岡監督は悔いていることでしょう。


さて、明日は山口俊と九里ですか


前回の復帰登板で勝利した山口ですけど、今は打線の状態が良いので、九里は強敵ですが、粘り強く投げてくれれば援護は期待できそうな気がします。週の頭に投手をつぎ込んでしまったので、とにかく1イニングでも長く投げて欲しいですね。

 

管理人:みんぐ
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