ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」7/3 巨 3-1 DeNA → 打ち合いは覚悟していたが、投手陣が踏ん張った

DeNA 8勝0敗3分 神宮球場

勝利投手:メルセデス 5試合 4勝 1敗 0S
セーブ :ビエイラ 31試合 0勝 0敗 7S
敗戦投手:阪 口 7試合 2勝 2敗 0S
・投手リレー
巨人:メルセデス田中豊→鍵谷→高梨→デラロサ→ビエイラ 捕手:大城→炭谷
DeNA:阪口→シャッケルフォー→櫻井→三上→エスコバー 捕手:山本→伊藤光
本塁打
巨人:丸9号(三回ソロ)、岡本和24号(三回ソロ)、北村3号(四回ソロ)
DeNA
日テレG+ にて観戦 解説:佐々木主浩 実況:喜入友浩
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202107031index.html)
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DeNA神宮球場で戦うなんて違和感しかなかったが、先発オーダーを見るだけで、あぁ~こりゃ神宮でホームラン合戦になりそうだって戦前は予想してた。


かつては筒香、ロペス、ソトにやられまくり、ここぞというところで梶谷に打たれてた印象が強いが、今シーズンは桑原、宮崎、オースティンの顔が見たくない(笑)そして、伏兵として嫌なのが大和。ふっと息を抜いたらやられるってイメージで、ここに梶谷いたらホント怖い打線だと思えるので、「いやぁ~梶谷来てくれてありがとう」って、心の底から思った(汗)


そんなオーダーで、実際のところ、2ケタ安打を浴びたにも関わらず、1失点で済んだのは投手陣が頑張ったから。
特にメルセデスは3度も先頭打者を出しながら、よく粘り強く投げました。今日はオースティンに2発くらい食らうことを覚悟していたけれど、1回、3回とチャンスで彼に仕事をさせなかったのが今日の勝利に結びつきましたし、四死球も2個と安定してたと思います。
出来れば6回を投げ切って欲しかったところだけど、勢いづくとあっという間に大量点を取る打線ですから、あそこは仕方ない。
それにしても、田中豊が落ち着いてよくピンチを凌ぎました。今までなら、あぁいう場面では鍵谷の仕事だったような気がするけれど、随分、首脳陣の信頼があがったなぁ~と・・・・気が付けば防御率も 1.77になってるし、危なっかしい面はあるものの、復帰してからは肩の力が抜けた良いピッチングをしている感じで、これはファームでの阿部効果なのか、それとも桑田効果なのかわかりませんが、これが続いてくれるなら、畠が抜けて苦しいブルペンも落ち着けるかな?と思います。
(過去の実績から、どうしても出てくるとドキドキはしてしまうんですけどね(笑))

 

一方のデラロサは、先日のファームでのロッテ戦を見ても、まだ良かった時には遠いなぁ~と思っていたので、そもそも昇格が予想外。
これまでの経験からあの場面を託したのだと思うけど、三振に取れたのはラッキーかな?と。まぁ復活登板で固くなっていたかもしれないので、次を見てからってことになると思うけど、個人的にはこういう緊張感のある場面での戸田の方が見たかった
(チーム事情的に、まだ託す余裕はないのはわかるけど)

 

一方でこちらのヒットはわずかに5本だったけれど、そのうち3本がホームランという超効率的得点。
阪口のストレートが良かったので、ちょっと打ちあぐねてしまったが、丸、岡本の連発は阪口にダメージを与えたし、北村の一発はDeNA首脳陣へのダメージに繋がったと思う。
(引っ張りでしか長打が出てないのはまだ気になるけど)


欲を言えば2回のチャンスに松原にタイムリーが出ていれば、もっと違った展開になっていたかもしれないが、松原は返す人ではなく、帰る人なので、そこはしょうがないか。
5回以降ノーヒットだったのは課題ではあるけれど、なんにしても勝利したのだから素直に喜びたい。

 

戦前には巨人が勝って阪神が負ければ、ゲーム差で負けているにも関わらず、勝率で上回るという珍しい状況になるところではあったけれど、阪神が新人二人の活躍もあって勝利したので、それはお預け。
っていうか、今の時点ではまだ後ろについてじわじわとプレッシャーをかける方がこちらのモチベーションも高いし、追われる方は精神的にキツイだろうから、個人的にはこのままでいいと思っている。
そりゃファンとしては、このまま首位を奪って、そこから一気にぶっちぎり!ってのがいいに決まってるけど、昨年終盤の失速を考えると、最後の最後まで緊張感のある戦いをして、その上で最後に差し切って優勝!くらいの戦いをしないと、その先がキツイと思うので、混とんとした優勝争いの中でチームとしての強さをレベルアップして欲しいなと思う。

 

その上で、日曜に投げる予定の高橋優(天気は微妙だけど)、来週復帰するだろう戸郷の左右の二人が最多勝争いをし、直江、戸田、横川、平内らの若い投手がシーズン終盤に力をつけてくれば、今シーズンだけでなく来期以降への期待も大きくなる
若手の成長を即しながら、優勝も目指すというのはハードルが高いことではあるけれど、何となくその道筋が見えつつあるという状態が今は作れているので、このまま順調にいってくれることを望みたい。

 

管理人:みんぐ
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