ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」7/4 巨 2-3 DeNA → 負ける時ってのはこんなもん、それよりカンパニーはどうなる?

DeNA 8勝1敗3分 神宮球場

勝利投手:大 貫 11試合 3勝 5敗 0S
セーブ :三 嶋 33試合 1勝 3敗 14S
敗戦投手:高 橋 14試合 8勝 3敗 0S
・投手リレー
巨人:高橋→桜井→鍵谷→デラロサ→今村 捕手:大城→炭谷
DeNA:大貫→砂田→エスコバー→山崎→三嶋 捕手:伊藤光
本塁打
巨人:大城8号(九回ソロ)
DeNA:宮崎7号(三回2ラン)
BS-TBS 4K にて観戦 解説:槙原寛己 実況:熊崎風斗
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202107041index.html)
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まぁ、いつまでもDeNAに勝ち続けられるってわけもないだろうし、交流戦からのDeNA打線の勢いを見ていたら、この3連戦のうち1つくらいは負けそうな予感はしていたので、高橋優の時に負けなくても…ってのだけは残念だったけど、実際のところは想定の範囲内


14安打放ちながら、点がスクイズとソロホームランでしか取れなかったのが敗因で、原因もはっきりしているし、高橋優がめった打ちをくらって負けたわけでもないので個人的にはダメージは少ない。監督はコメントで走塁のことに触れているが、そこは新たな反省として次に同じシチュエーションが来た時に、しっかり判断出来ればいい。


坂本だけがヒットが無くて蚊帳の外ではあるけれど、当たりは悪くないし、コンディションが悪くなければ、すぐに調整はするでしょうから、そこも余り心配はしてない。


雨の中のゲームで、いつコールドになるかもわからないから、スクイズという形でも先に点を取りたいという采配もわかるし、普段なら2回でやることのないだろう大和の敬遠もとにかく1点でもいいからリードした状態で、まずは5回を目指して戦っていただろうから、それだけ勝とうという意識の中でやっていたのは間違いない。
唯一悔いるなら、宮崎に打たれた一発だけで、甘く入ってしまったのは高橋優の中で大きな反省材料だったと思うけど、前日も書いた通り、DeNA打線とリーグ1位のホームラン数を誇る巨人打線が神宮で戦うわけだから、ホームランはある意味仕方ない。


余りチャンスのもらえなかった戸田に代えて、上げてきた桜井の状態が心配だったけど、腕を下げることでモデルチェンジを果たし、何とか結果は出した。これが彼に合っているかどうかはこの先を見てみないとわからないけど、これで躓いてしまうようだと、いよいよ桜井投手も追い込まれる立場になるので、何とかしようという必死な彼のピッチングに今後も期待したいと思う。
(今日の週刊ジャイアンツは斎藤さんなので、その辺の質問を投稿したけど、果たして取り上げてもらえるかどうか?)

 

ってことで、このゲームの振り返りはこんなもんにして、やはり話題は炭谷の金銭トレードに触れることにしよう。


まさに電撃と言っていい話ではあるけれど、昨夜から今朝にかけて、色々と他の人の意見をみるにつけ、まぁ良い意見、悪い意見、様々ですね。公式には本人の希望もあって、より活躍の場を求めて出るという決断をしたことに、球団と監督が同意したということになっているようですが、本当のところはわかりません。


もともと西武時代に森がいることで、出場機会が減ったこともあり、FAで声を上げた中で巨人が声をかけた形になった経緯がありますから、小林が復帰して大城との併用が増える中で、自分の出番が減ることを苦慮したことは想像に難くないですし、球団としては若い捕手の育成もやってゆくのは課題の一つですから、優しい炭谷はそういう空気を察して手をあげたということも考えられる。
一方の楽天は、マー君、涌井、岸、牧田などベテラン投手も多く、若い捕手と息が合ってないところも見え隠れしていたので、そういうところで欲しかったところだろうと想像できる。
(巨人ファンとしては田中貴也にもっと頑張って欲しいのだが・・・)


アンチの人からは、2年そこそこで出すなら、何で取ったの?という声も聞かれるが、相川が抜け、阿部はキャッチャーとしては厳しい、實松、カトケンもいなくなる中で、まだ若い大城と小林だけでは厳しいという判断のもとに声をかけたのだと思うので、決して間違いでは無かったと思うし、結果的にこの連覇に貢献してくれているだけでなく、若い選手のお手本として自らかって出てプレー以外のところでも多大な貢献をしてくれていた
(その最たるのが炭谷カンパニー)


本人も巨人に来て、正捕手として働けるかどうかは懐疑的だっただろうし、4年、5年とプレーし続けられる保証は無かったと思うので、そういう点で、色々と考えるところがあったのだろう。普通に考えれば、今年1年巨人でプレーして連覇を味わってから移籍を考えるという手段もあったと思うが、それ以上に熱いラブコールに心が動いたのだと思いたい。


楽天の石井監督は西武OBでもあるわけで、同じ移籍するなら先に上げたメンバーの他に、浅村もいるし、巨人から移籍した若い選手もいる。移籍先としてはこれ以上ない環境でもあるし、やりがいもあるだろうから、さらなる活躍を個人的には応援したいと思っている。
楽天ライオンズなんて心無い声も飛んでいるけど・・・)


問題は巨人の捕手事情となる


大城、小林はそれなりに経験値を積んではいるけれど、まだまだ課題も多いのは事実だし、岸田にいたっては経験値が圧倒的に足りない。近いうちに山瀬もその中に割って入ってくるだろうが、彼らをサポートするというベテランがいないのはファンとしては不安が無いと言えばウソになる。
(その辺も週刊ジャイアンツに質問送ったんだけど・・・)


近い将来、ヘタしたら来年には阿部監督が誕生する可能性も無いわけではないので、そこを加味して捕手のレベルアップは来期以降の宿題として残したという可能性もあるが、後半戦を戦うにあたり、ベテラン捕手不在はチームとして大きな懸念材料になることは間違いない。
残りの試合は實松コーチにも大きなプレッシャーがかかるし、ビエイラ、デラロサ、サンチェスらの外国人投手との関係においても桑田コーチの役割もさらに大きくなるだろう。

 

炭谷カンパニーが楽天に買収された!なんてワードも飛び交っているけれど(笑)投手だけでなく、若い野手にとってもオアシスだった炭谷の移籍はベンチ内でも変化が起きる可能性がある。
(一方で楽天での炭谷カンパニー設立にも目が離せない(笑))
丸との将棋対決も見れなくなってしまうと思うと、寂しい気持ちは大きいが、日シリで会えることを期待して、互いに頑張って行けたらいいなと思います。

 


で、最後にまたゲームに戻るけど、とりあえず首位奪還はまたお預けになりました。
明日からは前橋で1試合、東京ドームで2試合と中日との戦いになります。現状の勢いで考えると、こちらが若干有利かな?と思えなくもありませんが、対戦成績は五分に近いし交流戦明け初対戦ということもあって、まったく油断できません。理想としては週末の甲子園での戦いの前に、首位奪還したい気持ちもありますし、今の差のままプレッシャーをかけて一騎打ちで奪還したい気持ちもあるのですが、こればかりは相手もあってのことなので、どうなることやら。


先発として昇格させたと思っていた今村に1イニング投げさせていますが、だからといって先発で投げさせないというわけでもないでしょうから、ローテがどうなるかも含めて、目が離せない一週間になりそうです。

 

管理人:みんぐ
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