ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」4/28 巨 3-0 ヤ → 6連敗の借りは6連勝で返した、さぁここからだ!

巨人 3-0 ヤクルト → 対 ヤクルト 1勝3敗0分 東京ドーム

勝利投手:菅 野 5試合 3勝 2敗 0S
セーブ :
敗戦投手:ブキャナン 5試合 2勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:菅野 捕手:小林
ヤクルト:ブキャナン→カラシティー 捕手:中村
本塁打
巨人:
ヤクルト:
日テレG+にて観戦 解説:山本浩二 実況:佐藤義朗
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東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの4回戦。巨人は初回、3番ゲレーロ、4番マギーの連続適時二塁打で2点を先制する。巨人先発の菅野は、三回から六回まで4イニング連続で三者凡退に抑えるなど圧巻の投球を見せ、ヤクルト打線を寄せ付けない。菅野の好投に応えたい打線は八回、一死一、三塁から代打・阿部の一ゴロの間に貴重な追加点を奪い、3点差に広げる。菅野は終盤も球威が衰えず、結局被安打2、無四球で今季初完封。二塁すら踏ませない快投で、自身3勝目を挙げた。巨人は9連戦の大事な初戦をものにし、チームは今季初の6連勝となった
Yomiuri Giants Official Web Site
(http://www.giants.jp/G/result/201804251index.html)
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今日、私が言いたかったことは、プレポス(日テレG+)で鈴木尚広氏が全部言っちゃったんで、なんか言葉を借りるようなレポートになってしまいますが…(汗)


今月防御率1位のブキャナンと菅野の対戦だから、投手戦となって、チャンスがなかなか作れないだろうことは容易に想像がつく戦前の予想

となると、先に点をとって主導権を握らないことには、中盤以降が厳しくなるだけに、どうやって点をとるのか、両投手の立ち上がりに注目していましたが…

やってくれましたね、吉川尚

立ち上がり、制球が定まらずボールが高めに浮いているところを逆らわないバッティングをした吉川尚、ゲレーロ、マギーもしっかり狙いを定めてのタイムリー。ゲレーロの一打で吉川尚が1塁から一気にホームへ駆け抜けた点のとり方は、去年の巨人には無いパターン。レフトがバレンティンだったというのもあるでしょうが、連携そのものにはミスが無い中で足で点をもぎ取ったのは気持ちよかった


以降はブキャナンのピッチングに、チャンスメークも難しく、訪れたチャンスでもあと1本が出なかったわけですが、好投手から勝ちを得るために相手の隙をつけたパターンはお見事、こちらがリードしていれば、先発投手がどれだけ好投をしていようと、どこかで代打を出すために降板させざるをえず、さらに勝ちパの投手をつぎ込みにくい展開になるわけで、8回に1点を追加できたのもひとえにこちらが有利に試合を進めることが出来たから。

(逆の展開だったら菅野を7回に降板させることになっていたわけで、8回に1点返せていても1-2で負けていた形になっていた)


で、今日のキーワードでもある積極的な走塁

初回の岡本の決して深くはないセンターフライからのマギーのタッチアップ
5回の坂本のサードを陥れようという走塁(結果アウトになったけど)
8回の悪送球からの岡本の3塁への激走

どれも去年の巨人には見られなかった光景でした


チームが連勝中ということもあるけど、全体としてバッティングが好調なので、仮にミスをしたとしても、次の攻撃で点を取ることが出来るとでもいう自信めいたものが積極的なプレーの後押しをしているような気がする。
もちろん、チームの方針としての足を使った攻撃というのもあるだろうけど、選手個々が瞬間的に判断して動くためには、自信と雰囲気は非常に大事

単独盗塁がまだまだ少ないなというのはあるけれど、1つ1つの成功事例が自信につながれば、走塁による攻撃の幅はもっと広がってゆくと思うし、これで相手球団もノーマークというわけにはゆかなくなってくるだろう


先発の菅野は制球力という点では今ひとつな感じだったけど、今日はストレートを中心に力押ししている感じで、ねじ伏せるようなピッチングをしていたと思う
ヘタにかわしにゆくようなことをせず、もともと簡単には打ち返せないストレートを持っているのだから、今日のようなピッチングを軸にしていっていいと思う。力押しをしながらも最終回に151km/h を出す馬力もあるし、青木に対して高めのストレートで押し込んでいるところはちょっとシビれた

開幕2戦の菅野のピッチングには不安を覚えたが、気がつけばそこから一気に3連勝で自身の貯金を1にした。菅野らしくなかった防御率も今日で2.77になり、開幕時の不安を一気に払拭したと思う。監督の言うとおり、一年通じて良いということはないわけで、沢村賞をとった去年も交流戦では目も当てられないピッチングだったから、アレが今年に関しては開幕直後だったと思えば、むしろ早めだったことが良かったと思えるかもしれない


6連敗の借りを6連勝で返し、一ヶ月半はかかるかと思った借金は早い段階で貯金1に変わった
しかもこの6連勝は先発に全て勝ちがつき、さらに菅野x2と山口俊で半分は完投で締めれているという理想的な形

となると、残りは負け越しているチームへの借りを返すことが出来れば、さらに自信もついて上昇ムードも加速する。我々の上を走る広島、DeNAも今の巨人の勢いには多少なりとも警戒しているはずなので、より脅威に感じてもらうためにも、明日の田口にも勝利をつけて、まずは9連戦最初のカードの勝ち越しを決めておきたいところ


田口 vs 石川のマッチメイクは前回、互いに炎上した同士なので、ふたりとも思うところはあるだろう。右バッターの多い巨人打線が、石川をどう攻略するか、前回と同じようにはゆかないだろうから、明日はどういう攻撃パターンを見せてくれるのか、楽しみにして見たいと思う


管理人:みんぐ
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