ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」4/24 巨 7-2 ヤ → 最後を除けば良い勝利!高橋2勝目オメ!

巨人 7-2 ヤクルト → 対 ヤクルト 3勝2敗0分 神宮球場

勝利投手:高 橋 3試合 2勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:ブキャナン 3試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:高橋→野上→吉川光→田原 捕手:炭谷
ヤクルト:ブキャナン→ハフ→中尾→坂本 捕手:井野→西田
本塁打
巨人:坂本6号(二回3ラン)、ビヤヌエバ4号(二回ソロ)
ヤクルト:西浦3号(九回ソロ)
フジテレビONE にて観戦 解説:大久保博元 実況:谷岡慎一
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神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの5回戦。巨人打線は二回、一死二、三塁から先発投手の高橋がプロ初安打となる三塁適時内野安打を放ち、自らのバットで先制点をたたき出す。さらに坂本の3点本塁打、ビヤヌエバのソロ本塁打でこの回一挙5得点。高橋は毎回得点圏に走者を背負いながらも要所で粘り、5回無失点と試合を作る。打線は七回にビヤヌエバの中前打で2点を追加。野上、吉川光、田原のリレーで逃げ切り、高橋が2勝目を挙げた。巨人は高橋の投打にわたる活躍で快勝、連勝を5に伸ばした
(https://www.giants.jp/G/result/201904241index.html)
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高橋優は良く頑張ったね
粘り強く投げたといえるし、ヤクルト打線の打ち損じに助けられたともいえるけれど、考えてみれば初登板の阪神戦、2度めの広島戦とも失点は1点で、広島戦も勝利投手の権利をもって降板したので、3連勝していてもおかしくなかった

そういう意味では、非常に順調なデビューを果たしているといえる

課題は原監督が言うように、もう少しイニングが投げられるようになること、3試合とも5~6イニングで100球超えはやはり多い。大学時代は三振を多くとるタイプのピッチャーだったから、配球的に多くなるのかもしれないけれど、そこはプロになって成長してゆかなければいけないところ。

 

今日もフルカウントにしてしまう場面も多かったし、全体的に球が高めだったように思う右バッターへのインコースのつき方が良かったので、バレンティンに長打を許さなかったのは大きかったと思う(バレもちょっとリキんでたし)
5回にバレンティンを三振にとったチェンジアップ、デーブも言ってたけど、あれをここぞという場面で自在に投げられるようになったら、杉内並の三振奪取率になれそうな予感を感じたので、左バッターに外へ逃げるスライダー、右バッターにチェンジアップ(スクリューか)と精度をどんどんあげてもらいたい

投げるスタミナに関しては、1年間投げ続けないと身につかないし、わずか数ヶ月で手に入れられるようなものではないから、ゆっくりでいい

仮に今が自分が目指している理想の50%くらいだったとしたら、1試合ごとに1%ずつ成長してくれたら、来年、再来年には理想に近い投手になっているかもしれない

まずはとにかくシーズン通してケガをせず、1軍に帯同し続けて周りの先輩、コーチそして敵チームから色々と学んで吸収して欲しい。今年の打線の援護があれば、居続けさえすれば7~8勝くらいは夢の数字ではないし、そうすれば新人王レースの中に割って入れる可能性もある

 

今日のゲームは坂本、ビヤのホームランでゲームの主導権は握れた形だから、攻撃のポイントとしてはそこになってしまうのだけど、個人的にはゲレーロの走塁を褒めたい。3ベースもそうだけど、それよりも7回に山田がフライを落とした時もセカンドに行ってたのは驚いた。
ちょっとやる気のない外国人選手なら内野フライを打った時点で、タラタラ走ってエラーが生まれたとしても1塁どまりってなるところ、落とした時にはセカンドにほぼ到達してた。ビヤヌエバも走塁は一生懸命だけど、外国人枠の関係で舐めたプレーをしたら落とされるっていう緊張感の中でプレーをしているからだろうか、守備、走塁に関しても二人は非常に一生懸命だというのが頼もしい

そのビヤヌエバも2回のホームランは技ありって感じだけど、褒めたいのは6回のタイムリー。2アウトだったからデカいの狙ってやろうなんて考えて振ったら、あの球はまず空振りになるだろうところを、バットを折りながらもちゃんとおっつけてセンター前に打つチームバッティング。二人はベンチでも仲良いし、現時点ではどちらかを落とすと、残ったほうが打てなくなるんじゃないかと心配になるので、今はちょっと外したくないな


それと今日は野上の3イニングが光った

けっしてマウンドコンディションが良いとは言えなかったけれど、元チームメイトである炭谷とのコンビは息がピッタリだったように見えた。高橋優が5回で降板したので、その後、どうするんだよ~7点とってもまだ4イニングもあんのかぁ~と、とても安心できる心持ちではなかったけれど、3イニングを危なげなく投げてくれたのは本当に良かった

ファームで見た時は、そこまで良いように見えなかったので、今日のピッチングを引き出したのが炭谷だったのだとしたら、しばらくは、野上が投げる時はバッテリーごとチェンジするってのも悪くないなって思った


問題は吉川光か・・・
投げているボールは決して悪いとは思えないんだけど、いかんせんストライクとボールがはっきりしているし、フォームに問題があるのか、タイミングを取られやすいのでは?って見えた。
(ストレート狙いで1、2の3でやられるケースが多いような…)
フォームを変えろなんて言うつもりはないけど、足をあげた時に一瞬、間をあけるとか何か相手のタイミングをずらすような工夫が必要なのかもしれない

点差があったけど、まぁ無失点で終わらせて、自信を取り戻してくれよ!くらいの感じで起用されたんだと思うけど、結果的にはバツの悪い降板となってしまい、現時点ではいよいよ僅差のゲームでは使いにくい投手になってしまったのが残念

 

残念ながらチームとして4試合連続完封勝利ってわけにはゆかなかったけれど、それでもチーム防御率は一気にリーグ1位になった。中継ぎに不安は残るけれど、一方で先発投手は昨年同様頑張っているし、その上で去年よりも上乗せされた打線があるので、しばらくはこういった形で打線に援護をもらいながら、何とか勝利して欲しい

 

明日は、10連戦の絡みもあっての中5での菅野だろうと思うけど、首位を争うヤクルト相手に山口俊と菅野をぶつけて確実に勝ち越しして、まずは頭一つ抜け出したいという狙いもあるんだろう。今日の高橋優は最悪負けたとしても、カード勝ち越しは譲らないという強い思いがあるのかなと・・・

ただ、明日は雨っぽいので雨量によっては中止もありえそう
(楽しみにしているファンには申し訳ないけど、チーム事情を考えると中止になって10連戦の頭に菅野をもってきて、10試合で2度投げさせたい…って思ってる)

 

管理人:みんぐ
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