ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/2 巨 0-2 ヤクルト → 野上ナイスピッチング!落とすのはもったいないな


対 ヤクルト 0勝1敗0分 東京ドーム

勝利投手:小 川 2試合 1勝 0敗 0S
セーブ :マクガフ 4試合 0勝 0敗 1S
敗戦投手:野 上 1試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:野上→鍵谷→ビエイラ→高梨 捕手:大城
ヤクルト:小川→清水→マクガフ 捕手:中村
本塁打
巨人:
ヤクルト:村上3号(六回2ラン)
日テレG+ にて観戦 解説:井端弘和 実況:山本健太
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東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの1回戦。打線が奮わず、0-2で敗れた
(https://www.giants.jp/G/result/202104021index.html)
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今季にかける気持ちが痛いほど伝わるくらい、野上はいい表情で投げてました。
ファームで見たキレの良さと制球力、テンポを含めて小気味よいピッチングをしていたと思います。チームがビハインドでなくて、病み上がりでなければ、あと1~2イニングは投げさせたいところでした。
6イニングを投げて、被安打4,奪三振7,四死球1の2失点ですから、文句のつけようがありません。本人は村上への一球を悔いているようで、それはまぁ当たり前のことではありますが、あきらかに敗戦の責任は打線にあるわけで、胸を張って欲しいですね。

ま、投球内容に関しては、反省点はあれど、満足してるでしょうし、ホッとしているというのが正直なところなのではないかな?と思います。


宮本コートは「次にチャンスは与えるけど、一旦抹消する」と言ってましたが、個人的にはちょっともったいないなぁ~と思います。大竹がまだ調整不足ということを考えると、先発のチャンスを若手に与え、有事の際のロングリリーフとしてブルペンにいてくれたら、これは心強いんだけどなぁ~と
この試合の投球内容とテンポの良さ、これまでの野上の経験値を考えたら、先発が崩れたあとにゲームを立て直すことが出来るのではないかと思っただけに残念です。


まぁ、開幕してまだ7試合、確定ローテ選手以外は、まずは入れ替わりが多くて、状態の良い選手を積極的に使い、メンバー固めをするというオープン戦の続きをしているような形になるのは仕方ありませんが、結果が悪かった選手は積極的に落とし、良かった選手は継続起用する・・・というとこは欲しかったかなと

野上に関しては、結果に関わらず、1軍で投げたら一度下で身体のケアをするというのは、試合の前から決まっていたことかもしれませんけどね


とはいえ、問題は攻撃なのはあきらか


4安打 vs 5安打ではどうしようもありません、こういうヒットの少ない投手戦では、相手のミスに付け込んだ1点とか、単発のホームランが勝負を決めることになるので、終わってみれば村上の一発に泣いたという結果は当然でしょう。その一発がホームである巨人ではなく、ヤクルト側に行ってしまったと(涙)


村上の一発は東京ドームですし、しょうがないことなので、問題はこちらが点を取れなかったことにあります、中でも初回のウィーラーの2ベースからのチャンスは、小川の立ち上がりという事もあり、何としても得点したかった
キャプテンか若大将、どちらかにヒットが出ていれば先取点を取れるところだったので、こういうところで、点が取れなかったのが後々に響いてしまった感じです。


同様に4回も先頭のウィーラーが出たにも関わらず、キャプテン、若大将が不発。
これでは、チームに流れが来ないのは当然です。


直生を見ていると、岡本もフリーバッティングでは状態が非常に良いのに、ゲームとなるとボールが上がらないという感じで、もどかしさを感じているのは本人でしょう。
サカオカマルの3人ともシーズントータルすれば、それなりの成績で落ち着くのでしょうが、昨年もそうですけど、良い時と悪い時の差が年々大きくなっているような気がしないでもないです。
昨年の終盤に状態が落ちて、日本シリーズを悪いまま入ってしまった、それが続いているような感じ。
まだ何か、探りながらやっているようで、彼らに限らずチーム全体に言えることですが、スイングスピードが鈍く、はじき返すというよりタイミングを合わせに当てに行ってような感じに見えます。
昨日の村上のホームランのスイングスピードを見ると、凡打しても三振しても、あのレベルでスイング出来ている選手が今の巨人にいるか?と言われれば、ちょっと思いつきません。


こういう展開になると、打てる球だけしっかり見極めて・・・ってことで、ヒットは出ないまでも四球で出塁出来たのに、焦りが生まれて強引に打ちにゆき、バッティングを狂わす原因になります、そうなるとドツボにはまり、しかも長引きますからそこだけが心配です。


ま、そうはいっても、原監督も言うように、小川のピッチングも非常に良かったので、半分は仕方ないかなと。
責任は選手ではなく、コーチにのしかかるでしょうから、石井琢朗、村田コーチは選手以上に焦っているのではないでしょうか?


相手投手が良い時ほど、クリーンアップが突破口を開くのが強いチームなので、次の試合以降、彼らが奮起してくれることを願うばかりです。

 

さて、今日は戸郷と田口の戦い
初戦で勝っていれば、投げるのが戸郷でなければ、チームに貯金が3つくらいあれば、勝たせてあげたくなるんですが、残念ながらチームにそんな余裕は無いので、ガチの勝負で遠慮なく打ちにゆくしかありませんね。
前回悔しい思いをした田口も相当な気合を入れてくるでしょうし、紅白戦以外戦ったことがない投手ですから、巨人打線が田口をどのように攻略するのか楽しみにしたいと思います。
(中でも球筋がしっかり頭に入っている大城がどういうバッティングをするのか)


田口のファンとしては、5回まで0-0で互いに好投。戸郷は7回まで投げるが、ヤクルトは継投に入って、そこで巨人が点を取る。田口は良い印象のまま、試合は巨人が勝って、戸郷が勝ち投手。


ってのが理想なんですけど、ちょっと調子よすぎますね(笑)

 

追記

もう毎試合もウィーラーを褒めまくってますが、初回のタッチアップは素晴らしかった。センターフライで 外国人選手がタッチアップでサードを狙うなんて想定しなかったでしょうから、その隙をしっかりとついたウィーラー。シーズン始まってからずっと、走塁、守備、バッティングで集中力を切らさず、相手の隙をついてくるプレーは、本当に他の選手にも見習ってもらいたいし、あれくらいもっと元気を出して、特に若手は表情も態度も、良い子ちゃんではなく、暴れて欲しいですね

 

 

管理人:みんぐ
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