ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/27 巨 14-11 ヤクルト → なんて雑な試合なんだ…(オモロかったけど)

対 ヤクルト 2勝1敗1分 神宮球場

勝利投手:中 川 12試合 2勝 1敗 0S
セーブ :
敗戦投手:石 山 13試合 0勝 1敗 8S
・投手リレー
巨人:畠→大江→野上→鍵谷→高梨→中川→ビエイラ 捕手:大城→炭谷
ヤクルト:田口→今野→近藤→清水→坂本→マクガフ→石山→梅野 捕手:中村
本塁打
巨人:大城4号(ソロ)、ウィーラー2号(ソロ)、梶谷4号(3ラン)、岡本和4号(2ラン)
ヤクルト:村上9号(二回ソロ)、山田9号(七回2ラン)、村上10号(九回2ラン)
フジテレビONE にて観戦 解説:斎藤雅樹 実況:竹下陽平
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202104271index.html)
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今日の私の運勢


「雑な仕事を指摘されるかも?何事も慎重に」


って出てたので、クライアントとの会議があったから、指摘されるのを覚悟して仕事に出たんだけど・・・
まさか「雑な仕事」が野球の方だったとは(笑)


週末の広島との試合で投手陣に不安を残した巨人。
ある意味、連勝中で打撃爆発のヤクルト打線と神宮で戦うとか一番やりたくないゲームではあったのだが、楽しみは合流した新外国人が1軍でどうなのか?というところ、ゲーム前からノーガードの打ち合いになりそうな予感はしていたけれど、まさかそれが本当になるとは・・・


終わってみれば21安打の今シーズン最多安打で14得点。
ほんの少し前、3点取るのに必死だったことを考えれば、打線復活!って言いたくなるところだけど、素直に喜べないのが悲しい。


どこからツッコんでいいのかわからないので、まずは選手の入れ替えについて


平内、高木、廣岡、香月を抹消し、野上、スモーク、テームズを登録。
投手はしゃーないな・・・と思いつつ、廣岡、香月は結果を残していただけに、ちょっと残念な気がしていたけれど、恐らく次にまた昇格を検討する時には第1候補にあがる二人だろうから、調子を維持してくれていればいいなと思ったし、スモーク、テームズに関しては、ここからが真のお試し期間で二人ともが1軍に居続けるというよりは(そうなれば本当はいいけど)、外国人枠の問題もあり、状態の良い方を最終的には選択し、片方は落ちると踏んでいたので、若手はまだまだチャンスがあると思っていた。


ファームでの試合を見る限りは、バッティングに関してはスモークが器用で、テームズはパワーはあるが大味な印象。スイッチな分だけスモークが使い勝手はいいかな?って思っていたんだが、いざゲームに入ってみれば、印象通りな感じ


スタメンを見ると、完全な重量打線という感じで、額面通りに活躍するなら相当な得点が期待できると思っていたけれど、結果的にはかなり予想の斜めを上を行っていた(笑)。


テームズがアキレス腱を痛め、ヘタしたら今シーズン絶望となってしまったことで、先の予想が当たってしまい、外国人野手は2人態勢で行かざるを得なくなってしまった。抹消したばかりだから廣岡、香月を上げることは出来ないから、むしろ投手を厚くするのではないかと予想するけれど、今回の事態でクローズアップされたのが途中出場で4打数4安打のウィーラーだったというのは、皮肉でもありながら、何となく落ち着くところに落ち着きそう・・・という感じが否めない。


打線に関しては、満遍なく活躍したので特にクローズアップするところはないのだが、苦しんでいた(と思われている)若大将が、なんだかんだ言って、打点部門では村上に1点差の2位につけているところは、実は「さすがだな」と思うところではある。

通算100号に関しては、あくまでも通過点なので特にない。ホームランキングを狙うには、今は厳しい状態だけれど、開幕して一か月での6本差は十分に追いつける状態だし、4番としてチームに貢献したいと常々口にする岡本としては、打点で貢献する方が満足度は高いだろうから、今の状態はこれから先、上向くにあたって良い感じになりつつあるのではないかと温かい目で見ることができる。
岡本の後ろを任せるのが、最終的にスモークになるのか、ウィーラーになるのかは不透明だし、彼らの陰で松原の出番が減ってしまうという弊害もあって、ファンとしては悩ましいところではあるのだが、相手投手や試合展開に応じて色んなフォーメーションを組めるという意味で、選択肢が増えるのは悪くないから、まだしばらくは様子見かな?


日程の関係と、サンチェス抹消により、週の頭に抜擢された畠だったが、今日は厳しかった・・・バッターへの追い風の神宮球場は投手に厳しいところではあるが、3回持たずというのは反省しなければいけない。
今のローテ事情を考えると、この1試合で落とされることは無いと思うが、次に同じようなことがあれば、
厳しい立場に置かれるのは間違いない。
日曜の今村と同じく、今シーズンのローテのキーマンになっている投手だから、しっかりと反省し、何を修正するのかコーチと話しながら次に向かって準備して欲しい。


その一方で投手陣で存在感を見せたのが野上だった。
本来なら先発の一角として期待したいところだけど、前回の登板後に「ロングリリーフとして使いたい」と私が期待していた通り、いやそれ以上の内容だったと思う。
サンチェス、戸郷の抹消で先発で使いたい気持ちはあるのだが、今日のゲームで言えば、序盤から波乱の展開で、試合が終わるのは一体何時になるんだ?と思われた中、中盤を締めたのは間違いなく野上のおかげだった


結果的にはすんなり行かず、9回に波乱が起きたけれど、こういう雑な試合だからこそ、勝って終わるのと負けて終わるのとでは、疲労もダメージも違うだろうから。勝利して終われたのは、チームにとって良かったと思いたい。1イニング6点というのを2度できたのはベンチを元気にさせるし、相手にとって隙を見せられないという思いにさせるだろうから、どれだけ劣勢でも闘志を落とさないチーム作りという点では良かったと思いたい。


盤石と思われた、ブルペンの特に後ろを任される投手たちに不安がないわけではないが、他に適任者もいない以上、この陣容でやりくりするしかないから、今は多少不安定なれど、最終的には一つの形が作れるように、ここから調整してゆくしかないかな?って思っている。

 

管理人:みんぐ
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