ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/25 巨 8-9 広島 → 正直、追いつくのは首脳陣も予想外だった?

対 広島 2勝4敗0分 東京ドーム

勝利投手:塹 江 11試合 1勝 1敗 0S
セーブ :栗 林 12試合 0勝 0敗 8S
敗戦投手:中 川 11試合 1勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:今村→平内→高木→田中豊→大江→中川 捕手:大城→岸田→炭谷
広島:野村→コルニエル→森浦→大道→塹江→栗林 捕手:磯村
本塁打
巨人:大城3号(五回2ラン)
広島:クロン2号(四回ソロ)
日テレG+ にて観戦 解説:清水隆行 実況:梅澤廉
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202104251index.html)
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さ~て、どこから切り取りましょうかね(笑)、ポジもネガも色々ありすぎて、まともに初回から書き出したら飛んでもない文章量になってしまいそうな気がする。
実際、観戦メモをここに列挙しただけで気が遠くなりそうなほどになってるし・・・


ってことで、まぁ私の琴線に触れた部分を中心に


まず、先発の今村。毎回ランナーを出す苦しいピッチングになってしまった。4回 0/3で被安打7,四死球3、失点3は、これまで良い流れでゲームを作ってきただけに残念。
前日の広島の勢いをそのまま受けてしまいながら、強気に攻められなかったことで、ちょっと悪い部分が出てしまったように思う。いきなり菊池に打たれてリズムを作れなかったことはあるかもしれないけれど、今村だけではなく今日はチームとして菊池と西川にしてやられた感じがする。
初回もせっかく何とか2アウトまで持ってきたので、あそこを無失点で切り抜けられていれば、その後の展開も変わっただろうし、もっと強気に投げられたかもしれない。


ま、それでも最少失点で凌いだわけで、以降はクロンのホームランは東京ドームということを考えれば仕方ない部分はあるけれど(本人も入ったとは思ってなかったようだし)、ランナーを出しながら粘り強く投げたと言っていいし、味方打線がもう少し早く援護していれば・・・と思わなくもない。


不幸中の幸いと言えば、負けが付かなかったことで、自身の貯金が減らなかったことくらいか?
どちらかと言えば、敗戦投手になったとしても、6回くらいまで投げてくれた方が良かったとは思うが、打線に救われて負けがつかなかったことで、次の登板時に恩返ししようという気持ちが強くなってくれるのであれば、それはそれで、今日のゲームにも意味があったかなと思う、いや思いたい。


ついでだから投手の話を続けるが、平内はいずれは先発をさせるつもりだろうから、今はロングリリーフ待機なのは想像がつくが、サンチェスが抜けたところに持ってくる可能性があったし、戸郷の抹消によってそこを穴埋めする候補でもあったと思うので、今日投げたことになり、それは無いんだな・・・と判明したことが悲しかったし、原監督が「ハードルが高かったかもしんないね」と発言したことにより、勢いのある打線を相手にするには、まだ時期尚早だと判断されてしまったのが残念。
逆に言えば、この試合でしっかり結果を残せば、次は先発の起用をさせてみようか?ってなったかもしれないので、まだチャンスは残っているかもしれないが、1歩進んで3歩下がったような形になってしまったかもしれない。


そこからはビハインドなので、このリレーは仕方ないとは思うが、高木京はまだ去年の「ピンチの場面でこそ光る」というピッチングには遠いし田中豊に関しては私の中では桜井より信頼度は下なので、この時点で敗戦やむなしという采配に切り替わったなと感じてしまった。
味方打線の追い上げと、大江のピッチングで最後に望みを託す展開に持ち込むことができたが、恐らくだけど、首脳陣がまさか8回に追いつくことになるとは思わなくて、果たして中川に十分な準備をさせることができていたのだろうか?ということが頭をよぎる。
結果的には敗戦投手が中川になってしまったけれど、気持ちと身体の中川の準備と、1点取られたら厳しい場面で首位打者の菊池に対する攻めとで、チームとしてのコンセンサスが取れていたのかは疑問。

(その後の羽月は三振だったしね)
前日のビエイラの起用も段取りを踏んでのものかどうか疑問が残るだけに、パターンの固定という点で、チームが臨機応変すぎてコーチを含めた選手間がスムースにうけているのかどうか?
ゲームの勝敗以上に、そこがブレていないかが気になった連敗になったと思う。

 

攻撃面に目を向ければ、坂本が自打球の影響で、スタメンを外れたのはびっくりはしたけれどしょうがない。もともと全試合、全イニングの出場は厳しい選手ではあるから、調子が良いとはいえ、休みを入れることは想定内だろうし、そのために廣岡を残しておいたのだろうから、まぁいい。
代わりに2番に若林を入れたのも、それまでの調子の良さと、三振の少なさ、パンチ力を考慮してのことなんだろうけど、個人的にはいじるのはそこくらいで、3番丸、5番ウィーラー、6番梶谷は、ちょっと試しすぎかな?って思った。
先日も書いた通り、恐らくオリンピック(をやるという前提で)が終わったところまでに、全選手の見極めをしようという算段だと思うので、各選手の適性を見極めながら出来れば首位、首位でなくとも追撃圏内で戦おうとしているのは想像がつくが、ちょっと今日はいじりすぎかな
(あくまでも個人の意見です(笑))


先発出場で結果を出した選手も、代打となれば気持ちは変わってくるし、経験の浅い選手なら、なおのこと。
確かに復帰組が入って、各々結果は出ているのだけれど、単発での結果ではなく流れとしての結果を求めるのであれば、各選手は何となく悪くはないが、復帰組とシャッフルしたことで流れそのものは滞った?と言われても仕方ないような感じになってしまった。

 

と思っていたのが7回まで


今シーズンの今のところの巨人打線は、例えば10安打した試合があったとしたら、そのうちの5安打は特定のイニングに集中するというようなイメージといえばわかってもらえるだろうか?
全イニング、全選手を通じて満遍なく打つときもあるが、それよりは相手が隙を見せた時に畳みかける感じ?結果的にそこで追い越せればいいが、攻撃が弱いと追いつききれないとか、負けてしまうとか、引き分けで止まりになる印象。


今日に関しては、8回の攻撃はチームが一丸となっていたし、それに飲まれるかのように相手にミスも出た。
最悪引き分けでも良かったゲームではあるけれど、追い越し切れなかったことがその後の展開に影響を与えたと思う。


とはいえ、2-8の時点で諦めてテレビを消してしまった人も決して少なくなかっただろうから、あれが見れたのは「我慢して見ててよかった!」と思えた瞬間だし、敗戦したとはいえ、この点差でも諦めてはいけないということを改めて痛感し、2点取るのがやっとだった、ほんのちょっと前に比べて、随分と攻撃力は上がったな、岡本が打たなきゃ負ける・・・という状態は脱しつつあるなというのを感じたところは、ポジれる要素だと思う。


(だからこそ、誰を先発で、誰をどのタイミング投入するかの見極めの難しさも出てくるけど)


週明けからは新外国人も合流するようだし、打順を入れ替えながらの見極めは、まだ続くのだろう。外国人合流は攻撃力に針を振ることを意味するわけで、試合展開を見ながら適材適所で使ってゆく難易度はさらに上がるから、どうなるか楽しみではあると共に、不安でもある。
ま、どの選手にも言えることだけど、ダメなら落とすだけの話なので、ここからが真のサバイバルの始まりという事で、むしろ楽しみの方に比重を置いて見てみたいと思う。


今の時点で順位をどうこう言うつもりはないけれど、3位になったとはいえ勝率は6割なのだから悪くない。
今週は分が悪いと思っていた阪神に勝ち越し、連敗していた広島に負け越しという形で終了したけれど、阪神は次のカードで打線復活、広島も連敗を期にいじった打線が成功と、両チームに勢いを与えてしまった感じになったのはマズかったと思うし、次は神宮で上り調子のヤクルトと当たる。
今の時点では全く勝敗が読めないけれど、打ち合いを制さないと勝てそうにない気はするので、外国人合流で波に乗ってきたヤクルト打線に対して、こちらも新外国人で対抗するという形になるの・・・かな?

 

最後に、強力な広島の勝ちパに対して、ちょっと慌てさせたのは良かったけれど、負けてもいいから、栗林から点を取るのが巨人打線であって欲しかったなぁ~と思っていたので、出来れば2戦目のところで1点でも取っていたら・・・というのが、ちょっと残念だったかな。
(でも、いい投手だなぁ~シーズン最後まで持つようなら、広島もマジで怖い)

 

追記
松原のスライディング・・・右手と左手が逆だったら・・・・
なんか夢に出てきそう(笑)

 


管理人:みんぐ
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