ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/3 巨 2-2 ヤクルト → よく引き分けに持ち込めたな…でも、勝てたでしょ?


対 ヤクルト 0勝1敗1分 東京ドーム

勝利投手:
セーブ :
敗戦投手:
・投手リレー
巨人:戸郷→デラロサ 捕手:大城→小林
ヤクルト:田口→清水→石山 捕手:中村
本塁打
巨人:
ヤクルト:村上4号(一回2ラン)
日テレG+ にて観戦 解説:清水隆行 実況:河村亮
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東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの2回戦。9回に同点に追いつき、2-2で引き分けた
(https://www.giants.jp/G/result/202104031index.html)
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いきなり2ラン打たれるし、ストレートは何となくシュート回転してるし、抜け球もあるしで、今日の戸郷はちょっと厳しいかな?と思ってたけど、アタフタしないでマウンドで冷静な姿はやはり頼もしいな。
四死球4個は戸郷らしくないし、本人も相当苦労したと思うけど、最終的には8イニング投げて2失点っていうのは素晴らしい


なのに、敗戦投手になる可能性があっただけに、勝ちがつかないのはしょうがないにしても、負けがつかなかったということが、このゲームで一番良かったところ。次なるエースとして自信を手に入れてもらいたいし、他球団を含めて誰もが認める立場を手に入れるため、無敗で貯金を稼いで欲しいので、とにかく戸郷に負けをつけさせて欲しくなかったから、同点に追いついた瞬間「本当に良かった!」って思った。


と同時に、田口にも2戦連続で負け投手にはなって欲しくなかったし、かといって巨人が負けるのも嫌だったので、最高の終わり方は9回サヨナラだったけど、引き分けだったのでまぁいっか!って(笑)


いや、実際のところ田口は本当に良かった。
一週間前、田口が初登板で結果を出せなかった時、ヤクルトファンの知り合いに「お力になれず申し訳ない」って言ったら、「あれは中村のリードが悪い、田口君はヤクルトにしっかり馴染んでますよ」って言われたのだが、その反省からか、この試合は巨人時代でも余り見せないくらい、持ち球を豊富に使うだけでなく、上下左右とベース板を広く使って打者に的を絞らせない見事なピッチングでした
本人としては、まずは移籍後初勝利を手にしたかったと思うけど、内容的には満足しているだろうし、首脳陣もファンも次に期待できるピッチングで期待値は上がったはず。


ただ、もう毎度のことになってしまったが、良いピッチングをされたからしょうがない・・・で終わってしまうゲームを観たくないので、結局のところ今日も打線が渋い・・・という愚痴になってしまう。
トータルで見れば9安打したので、前日よりは良かった、ってことなるけど、そのうち5安打は7回以降なわけで、相手の勝ちパから2点もぎ取って同点にしたのは良いけれど、それまでの間に追いつくチャンスはあったでしょ?
っていうところが、今日ゲームを見ていたファンのストレスポイントかな?


中でも一番残念だったのは、やはり若大将ってことになってしまいます。

4回の三振、6回のゲッツー、8回の三振・・・このうちのどこかで1本出ていればチームの雰囲気も変わるし、流れも変わった。それは本人が一番わかってるだろうから、悔しいのは岡本本人だと思うけど、今は「頼むからチャンスで回ってくんな!」って思ってるんじゃないかというくらい、表情が硬い。仲の良い村上に2戦連続で目の前で豪快なバッティングをされ、焦っているところもあるだろうし、「四番が打てなければ負ける」って自分でも公言しているわけで、プレッシャーを感じていることだと思う。


これまでだったら、自分が不調でも坂本、丸がフォローしてくれていたけれど、今はそのフォローも心もとない状態なので尚更のこと。


まぁ、ここまでのプレッシャーはなかなか味わえることじゃないし、そういう経験も必要なことだから、岡本個人に関しては実は余り心配していないのだが、問題は丸かなぁ~おそらく誰もが「1本出れば変わるでしょう」って思って、打順はいじらず、ただきっかけを手に入れるのを待っている状態だと思うのだけど、私の中では丸は返す人ではなく、帰る人だという印象が強いので、ウィーラーを5番に置くことを元木ヘッドが嫌がるのであれば、坂本と丸を入れ替えるくらいはした方がいいんじゃないかと思っている。


ウィーラーの状態が良くて出塁するチャンスが多いなら、丸には3番を任せてランナーを進塁させることだけに集中させた方が、やる事がはっきりして打席でも迷いが少なくなるのではないかと・・・岡本もそうだが、余計なことを考えすぎて打てない球にまで手を出している感じなので、狙いをはっきりさせた方が、打つべき球も待ちやすいかもしれない。


打順をいじっただけで、調子が上がるなら、こんな楽なことはないけれど、それでも打席に立った時の気持ちの違いは打順によって変わるのは間違いないので、少なくとも変化をつけてあげる後押しは必要なんじゃないかと思う。
6回のチャンスももし、岡本の調子が悪くなければ歩かされて丸と勝負されていただろう、ってか岡本が打席で粘っている時点で、「あぁこれ勝負してもらえないかも?」って思ってた。


サカオカマル3人が絶好調ってのは昨シーズンもほぼなかったけれど、3人ともが不調というのもなかったので何とかなっていた。しかし今シーズンは今のような状況が何度か訪れるかもしれない。幸いにも坂本が今日は浮上のきっかけを掴んでくれたかもしれない?ってところを見せてくれたので、次に期待が持てるけれど、東京ドームで2試合で2点というのは悲しすぎるので、甲子園に乗り込む前に、せめてチームに勢いがつくようなゲームを日曜は期待したい。

 

管理人:みんぐ
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