ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/4 巨 2-1 ヤクルト → メンバー入替でチームの風が変わりますように


対 ヤクルト 1勝1敗1分 東京ドーム

勝利投手:今 村 2試合 1勝 0敗 0S
セーブ :デラロサ 3試合 0勝 0敗 2S
敗戦投手:坂 本 4試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:今村→中川→デラロサ 捕手:大城
ヤクルト:金久保→近藤→坂本→梅野→今野 捕手:古賀
本塁打
巨人:
ヤクルト:
日テレG+ にて観戦 解説:村田真一 実況:伊藤大海
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東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの3回戦。8回に逆転に成功し、2-1で勝利した
(https://www.giants.jp/G/result/202104041index.html)
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今日のプレゲームで紹介してもらった私の Twitter
「メンバーの入れ替えは残念ですが、上がってきた選手がチームに風を吹かせてくれると期待してます。」


ま、オブラートには包んだものの、特にスタメン発表後のウィーラーの離脱は正直痛い!って思いました。
昨年、坂本、大城の件がありましたし、それを反省材料にチームは非常に厳しくしていたし、キャンプでもPCRセンターを設置するなどして注意をしていたと思いますが、それでもこういう事態になってしまうところに、今回のコロナの怖さを感じますし、今はまだ陰性だけど、この後、症状が出る来る選手がいないだろうか?という不安も出てきます。


特にウィーラー、ナカジ、亀井、若林は打線低調な中にあって調子が良かったですし、増田がいないのも痛い。
ただでさえ得点力不足に頭を抱えているところで、どうなるんだろうか?という中でのプレイボール
(5番ウィーラーがコールされて、いよいよ5番ウィーラーが見れる!と思った矢先だったので、さらにショック)


ヤクルトが主力に離脱者が出たことで、若手が躍動したように、今回の件でチャンスをもらった選手が目の色を変えることで、今の重い空気を変えて、さらにチームがひとつになることを期待するしか無いな、と思いながら見ていたゲームでした。


まず、先発の今村

前回と同じく、ピンチを迎え、失点もするけれど、気が付いたら7回を投げて1失点で前回と違い、今日は見事に勝利投手になりました。2回、3回を見てたら、去年までの今村なら「こりゃ5回持たないな」って思ってしまいそうになりますが、今回もしり上がりに良くなってゆきました。
憧れの内海の背番号をもらい、それを汚さないようにと強い意志を持って投げているのは十分に伝わってきましたが、ピンチを作っても何とか切りぬける・・・ってところまで何も継承しなくても(笑)
少なくてもピンチの場面で逃げのピッチングをして四球を連発するようなことが無くなっただけでも成長してますし、それは今日も四死球は1個だったことが証明しています。
去年以上に上体を突っ込んで前のめりになる投げ方は、球持ちがよくなるので、相手バッターからするとタイミングが取りづらい反面、足に負担がかかりそうなので、試合後のケアと下半身の強化は欠かさずにやって欲しい。


今日のゲーム前の練習の映像で、原監督が若大将にレッスンをしているところがあったので、ちょっと期待していたんだけど・・・・初回のチャンスをフイにしてしまったことで、結局以後もプレッシャーに潰されてしまった感じ。
内野ゴロを打たせようとしているバッテリーの術中にハマってゴロを連発し、とどめは三振と良いとこ無し。
まだまだ闇は深そうだなというのを感じさせる3連戦になってしまいました。


一方で「上がってきた選手がチームに風を」という私の願望に応えてくれたのが、立岡と香月でした。
香月はファームでしっかり結果を出した上での昇格なので、今回の件がなくても上がってきたでしょうが、良い働きをしましたね。何としてでも結果を出して1軍にしがみつきたい!という気持ちが伝わってくるバッティングでした。
これまであまり話題にしたことはありませんでしたが、実は今季の立岡にはちょっと期待してました。もともと走攻守に優れ、1年通じて外野のスタメンを張っていてもおかしくない選手なのに、良い状態が長続きしない、良いと思っていたら故障・・・などを繰り返し、上と下とを行ったり来たりであっという間にベテランに近い年齢になってしまいました。
その姿はまるで若い時の亀井を見ているようで、チーム内に亀様というお手本がいるのだから、その後を追って欲しいとず~っと思ってました。おそらく本人は「今年ダメだったら・・・」くらいの覚悟をもってプレーしているでしょうから、今日のヒットとファインプレーは見ていて胸にこみあげてくるものがありました。
松原、石川に出番を与えないくらいの経験値と実力はあるはずなので、まるで若手のようなガムシャラな今日のようなプレーを見せて、重い空気のチームに喝を与えて欲しいなと思います。

チームが困った時に助けてくれる、まさに今の亀井のような存在になってくれるという意味では、亀様の後継者になって欲しいと私は思っています。


同じく上がってきた秋広の東京ドームデビューをちょっと期待してましたが、今日のような僅差のゲームではさすがにちょっと使いづらかったでしょうか?次のカードの甲子園では話題の佐藤輝と同期対決(年齢は違いますけど)が見れるようなゲームになると、面白いですね。


チームとしては波に乗れない中で、来週は甲子園で阪神との首位攻防戦。
昨年までは圧倒的に相性の良い相手でしたが、それはあくまでも去年までのこと、今シーズンもそれを継続できるかどうかは最初のカードがキーになります
今、勢いのある阪神といえど、こちらが勝ち越せば「今年もか?」となりますし、阪神が勝ち越せば「今年はちゃう!」ってますます勢いがつくでしょう。


鍵を握るのは、やはり若大将。対阪神、甲子園という舞台では成績が悪くない岡本で、不調を脱するきっかけを甲子園で掴んだことも多かったですから、このカードで何としても浮上してもらいたいところです。
ローテはサンチェス、畠、高橋優になるでしょう。今のところ、互いに8回、9回は割と安定しますから勝負は7回までになることは予想されます。必然的に先発の出来がゲームを左右しますから、とにかく3人には頑張って欲しいとしか言いようがない。亀井、ナカジがいないことで代打の層は薄いですし、増田がいないことで膠着したゲームの終盤に1点をもぎ取る緊張感も作りにくい。


現状では圧倒的に不利に思える状況ですが、だからこそチームがひとつになることもあるわけで、不利を武器に変えて波にのるきっかけを掴んで欲しいですね。


なんか勝利したのに、重苦しい記事になっちゃったな


9戦終わって4勝しかしてないのに、勝率.667の2位(勝率だけなら阪神と同率)にいるのは、引き分けが3個あるから。今週は1勝1敗1分が2カードと5割で終わっているけれど、しばらくはこういうゲームが続きそうです。
とにかく負け越しの数を少しでも少なくして、何とか凌いでゆけば、きっとこちらのターンは来ますソフトバンクもまさかの5連敗と苦しんでますが、シーズン終盤に苦しむよりもそういうのは先に味わっておいた方がいいので、苦労しながらも上位をキープしていることをむしろ前向きに捉えて、来週も応援しましょう!

 

管理人:みんぐ
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