ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/1 巨 3-1 中日 → 重苦しい展開の中、一気に逆転勝利!


対 中日 1勝1敗1分 バンテリンナゴヤドーム

勝利投手:高 橋 1試合 1勝 0敗 0S
セーブ :デラロサ 1試合 0勝 0敗 1S
敗戦投手:松 葉 1試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:高橋→中川→デラロサ 捕手:大城→小林
中日:松葉→藤嶋→岡田→谷元→橋本 捕手:木下拓
本塁打
巨人:
中日:
BSフジ にて観戦 解説:谷沢健一 実況:小田島卓生
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バンテリンドームで行われた中日ドラゴンズとの3回戦。3-1で逆転勝利を挙げた。

(https://www.giants.jp/G/result/digest/202104011digest.html)
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1点が重く、遠いゲームで、完全に旗色が悪かった中、好調ウィーラーを皮切りに、京田のエラーも絡みつつ、若大将の一打で逆転し、大城がさらに追加点。
ようやくと言ってイイ、クリーンアップの働きによって勝利したという点で、チームにとっては大きくて、状態をあげてゆくきっかけにしたくなるゲームだった。


先発の高橋優は開幕ローテ6番目というチャンスを手に入れ、我々ファンとしても期待を大きくして見守っていた。これまでのスタイルで考えると、5~6回を2失点くらいでまとめてくれたら御の字だと思っていたところ、終わってみれば7回114球、1失点(自責0)、被安打4というナイスピッチング四死球3個は反省しなければいけないが、突然テンポが悪くなって自滅するようなところもなく、ピンチを迎えた5回にビシエドを三振に取ったボールは素晴らしかった。


3回の失点は梶谷のエラーによるものだったので、高橋の責任ではないと考えれば、予想外の7回まで投げたのは本人にとっても自信になるのではないだろか?
まぁ、数字以上に内容には、ちょっと危なっかしいところもあったので、全幅の信頼を置くにはまだまだこれからではあるが、これまで勝てていない(はずの)中日を相手に敵地で勝利したのは追い風にして欲しいところ。


少なくとも、下で調整させる理由はないので、(途中負傷で一度ベンチに下がったのが何事も無ければ)来週もまた投げるチャンスを自ら手に入れた。来週はまた敵地である甲子園での登板ということで、ナゴドとはマウンドの堅さも景色も違う場所での戦いになるけれど、そこでも好投することが出来れば、さらに信頼度をあげることが出来るので頑張ってもらいたい。


それにしても、ウィーラーは好調を維持してくれてチームの大きな助けになってくれている
前回のゲームでアウトになっても走塁の意識が素晴らしいと書いたけれど、今日も京田を1塁に置いて、木下のレフトフライを捕球した後、全力でセカンドで投げたプレーは目立たないけど素晴らしい。普通に考えればタッチアップをするケースではないが、捕球してダラダラとショートにボールを返すようなそぶりでも見せれば、セカンドを狙うことを厭わない眼鏡で見ていた京田なら走ってきていたかもしれない(自分のエラーで逆転された負い目もあったし)。
常に集中力を切らさず、相手に隙を与えないという点で、「ウィーラー、カッコいいなぁ」と感じた場面だった


結果的には2番ウィーラーがハマり、岡本、丸によって勝利したわけだけど、個人的にはやはりウィーラーは5番に置いて欲しい。数字的には微妙なのは坂本も同じだが、打席の内容は決して悪くない。20打席ぶりにヒットを打った丸も、ボールが見えてないわけではなさそうなので、やはり梶谷、坂本、丸でチャンスを作って岡本に回し(3人とも足もあるし)、得点しそびれたところをウィーラーがフォローするという形を作った方が得点効率は上がり、サカマルオカが調子を取り戻せば一気に大量点という状況を演出しやすいのではないかと思う。


今日は攻守で足を引っ張る形になってしまった梶谷だが、今シーズンすでに梶谷のおかげで勝利したゲームもあるわけで、このゲームを踏まえて、次はやり返してくれることを期待している。


週末は東京ドームに戻り、ヤクルトとの3連戦
コロナなどもあって、状況的に苦しいヤクルトだが、DeNAとの戦いを見れば攻撃力はそれでもスゴイと思う。
復活を目指して気合の入っている野上が、どういうピッチングを見せてくれるのか、不安でもあり楽しみでもあるのだが、先日のファームでのゲームでは良い内容だったので、気合が空回りせず丁寧なピッチングでゲームを作って欲しいし、打線、特に岡本と丸はこのゲームをきっかけにして、ホームで暴れてくれればいい。


阪神が勝ったことで2位に上がり、ゲーム差なしの首位に巨人がいるが、勝利数では負けているものの、先日書いたように、今シーズンは引き分けが多くなるのでとにかく負け数を1個でも少なくというのを絵にかいたような順位表になっている。巨人が1敗で引き分け2個のため、阪神の勝率.667に対して.750というのが大きい。
来週には阪神にとってホーム甲子園での開幕という、巨人との直接対決があるわけで、チームとしてもその前に勢いをつけたいだろうから、こちらも負けずにこの週末のヤクルトとの戦いは、結果だけではなく内容的にも良い流れを手に入れるような戦いをして欲しい。

 

管理人:みんぐ
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