ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

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「ジャイアンツ愛」4/23 巨 9-0 ヤ → 山口ナイスピッチング!カードの初戦を取れたのは大きい!

巨人 9-0 ヤクルト → 対 ヤクルト 2勝2敗0分 神宮球場

勝利投手:山 口 4試合 4勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:原 4試合 2勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:山口→宮國 捕手:小林→大城
ヤクルト:原→五十嵐→中尾→田川 捕手:中村
本塁打
巨人: 丸6号(九回ソロ)
ヤクルト:
フジテレビONE にて観戦 解説:齊藤明雄 実況:向坂樹興
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神宮球場で行われたヤクルトスワローズとの4回戦。巨人打線は初回、ビヤヌエバ犠飛で先制すると、四回の亀井が右翼線適時二塁打などで小刻みに加点。開幕から3連勝中の巨人先発・山口は立ち上がりから快調にアウトを積み重ね、五回まで無安打投球を披露。六回、原の代打・上田に初被安打となる投内野安打を許すが、後続を打ち取る。打線は八回に一死二、三塁から小林が猛打賞となる左前2点適時打で中押し点を挙げると、九回にも丸の左越えソロ本塁打、増田大のプロ初打席初安打初打点となる左前適時打など、打者9人の攻撃で一挙4点を挙げ、試合を決めた。山口は8回1安打無失点の好投で開幕4連勝。チームも4連勝で首位をキープした
(https://www.giants.jp/G/result/201904231index.html)
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先発投手がほぼスキを見せず、8回を無失点でおさえ、打線は先制、中押し、ダメ押しと得点し、中島に今季初ヒット、育成出身の増田大輝にプロ初打席で初ヒットのみならず初タイムリーが生まれ、無失点リレーでカードの初戦を勝利


4、5番に良いところが無かったのを除けば、ほぼ完璧な勝利だったと思う


何と言っても今日は、山口俊と小林かな?

ゲーム開始前の風を見ると、打者にとってのフォロー風で今日は完全に花火大会だな・・・って思っていたので、打たれることは相当覚悟していたんだけど、今日の山口俊は開幕前に取り組んでいた脱力フォームをゲームごとにマスターしていっている感じで、良い感じで力感がとれながら、キレのあるボールを投げていたし、特に右バッターのアウトコースへの制球が素晴らしかった。

打者有利な風もフォークボールにとっては追い風になったようで、青木への3打席連続三振は見事でした。続く山田には警戒しすぎて3四球だけど・・・(汗)

山田、バレンティン、雄平のクリーンアップは強力だけど、個人的にヤクルト打線で一番怖いのは青木だと思っているので、青木に仕事をさせ無かったことで、クリーンアップに活躍の場をなくしたのが大きかったと思う
(青木が塁にいると、それこそ山田と勝負しにくい状況になるだけでなく、四球OKというケースを作りにくい。ま、山田も打ち取れればそれがベストではあるけれど)


無失点だったし、球数から言っても最後まで投げさせても問題無かったと思うが、この先には10連戦も待っているし、セーフティリードも取れたので、交代させたのだろう。
これが3-0だったり、ノーヒットノーランが続いていれば続投だったはず

これで山口は開幕から無傷の4連勝。チーム内で菅野と最多勝を争うような活躍を見せてくれれば、自然とチームの勝利数は増えるし、大型連敗をしないですむという計算もたつ。特に首位決戦のカードの頭を取れたのは、明日以降に大きく影響してくるから、今日の勝利は本当に重要な意味を持った


そして、井端氏、若松氏に褒められた小林のバッティングもお見事!先日の阪神戦でも「春の小林を舐めてもらっては困る」と書いたけれど、例年、この時期の小林のバッティングは素晴らしい。難点は5月以降さっぱり・・・ってことなんだけど、そのへんは本人も意識しているところだろうし、今シーズンは先の両氏が言うように下半身主動のバッティングが出来ていることと、配球の読みも昨シーズンまでに比べて冴えているので、春以降も期待できるかもしれない

炭谷、大城らのライバルの存在が小林のバッティングの向上に一役買っているとするなら、今のこの3人体制の循環はチーム内に良い緊張感を生み出していて、機能していると言っても良い

回の先頭で8番打者が出塁すれば、投手に送らせて上位に回すことが出来る。特に今は坂本が1番にいるので、今日のような形を作れれば、3番坂本、4番丸というような意味合いをもたせられるというのもある。その上で、今日は3回のワイルドピッチの場面、去年までならあれくらいの浅いワイルドピッチでは走らなかったと思うけれど、今季は積極的に走り、3塁に行けたことが大きくて、さらなるパスボールから2点めを取ることが出来た。盗塁数こそチーム全体ではまだ少ないものの、去年までならセカンドで止まっていたような場面でも3塁に向かうというのが外国人選手も含めて、ナインに浸透しているのが他の試合でも見られているというのも、ここまでチームとしての得点力があがっている一つの要因でしょう

1塁に鈴木尚広、3塁に元木コーチが立っているだけで、バッテリーからしたら、何か企んでそうな空気を出しているのも大きいかもしれません


あとは増田大輝の活躍は巨人ファンにとっては嬉しいですね。特に「プロ野球選手の妻たち」見ちゃってますから、思い入れもありますんで、今日のタイムリーには興奮しました。支配下選手になったことで、ひょっとしたら今はもう奥さんと一緒に住めているのかもしれませんが、育成時代を支えた奥さんにとっては、今までの苦労が報われた瞬間だったことでしょう

チームとしても走攻守に戦力になる頼もしい存在ですから、このまま怪我せず、調子を落とすこともなく頑張って欲しいですね

 

さて、前回は東京ドームで負け越し、しかも打たれまくって敗戦したヤクルト相手ですから、今回は敵地で見返してやりたい気持ちは大きいですし、それはイコール首位をキープすることにも繋がります

明日の高橋優が強力ヤクルト打線を相手に、どの程度やってくれるのか期待しつつ、こちらがブキャナンからどれだけ得点出来るのか、打線がキーになるでしょう。特に、今日は活躍できなかった岡本が明日は爆発してくれることに期待しましょう

 

クックの離脱は痛いですが、今は打線にカバーしてもらうしかありません…


管理人:みんぐ
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