ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」5/14 巨 2-7 広島 → あの一球・・・このゲームはそれに尽きちゃうのかな?

対 広島 3勝6敗0分 東京ドーム

勝利投手:アンダーソン (2勝0敗0S) 
セーブ :
敗戦投手:赤星 (0勝3敗0S) 

・投手リレー
巨人:赤星→代木→田中豊→平内 捕手:大城→山瀬
広島:アンダーソン→戸根→島内→ターリー 捕手:坂倉

本塁打
巨人:ウォーカー 3号(8回裏2ラン) 
広島:マクブルーム 3号(7回表満塁) 

日テレG+ にて観戦 解説:村田真一黒田博樹 実況:安藤翔G+
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230514_8003_1/)
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どのサイトを見ても「あの一球」が色々と物議を醸してますね


配球に正解は無いと思っているので、様々な意見があっていいと思いますし、結果的に抑えれば正解、打たれれば不正解という世界ですから、不正解だったということになるでしょう。


あので、あくまでも私の個人的な私見を述べるなら


・ピンチの場面で時折見せる、大城の守りに入っちゃう部分がでちゃったかなぁ~
・解説の村田、黒田がいう事に8いたが同意
 (追い込んだ後のあの外した一球が余計だったという部分)
・左右で勝負するのか、高低なのか、タイミングを外すのか決めかねた?
・大きく外に外して目付が外にいったところで、より中に入る変化球なら当てられてしまう
・最後にチェンジアップで決めようとしたなら外に外すのではなく、高めのボール球を使った方が…
・変化球で勝負するなら、あと一個分いや、ワンバウンドでもいいくらいに投げ切れていれば追い込んでいただけに振ってくれた可能性はある


などなど・・・まぁ、どれもタラレバですね。
確かに両解説者が言うように、ひとつインコースに投げていれば、結果も変わったでしょうが、デビッドソンに当ててましたし、120球を越えた状態でそこを要求することは大城には出来なかったのでしょ


赤星自身は「何とか粘り強く投げていたのですが、最後のボール(マクブルーム選手の1球)が甘くなってしまい悔しいです」
と言ってましたが、ただ一つ言えることは、赤星の脳裏には、あの場面がはっきりと刻まれ、昨夜は悔しくて眠れなかったかもしれませんが、それは絶対に次へのモチベーションになるだろうということ


学生時代、いや少年時代から一球の怖さは身に染みていると思いますが、このゲームでのあの瞬間は、間違いなく赤星を一段階上へ押し上げるための糧になったでしょう。


チームとしては痛い敗戦だったけど、この1敗がのちの2勝、3勝に繋がってゆくなら払った代償は決して高くないと思いたいし、そうなってくれるはず。


初回、吉川と岡本のダブルミスというめったに起きないであろう失点をカバーするように、黙々と投げていた姿は頼もしく感じたし、前回に続き120球を越え、127球を投げた姿は我々ファンの目に焼き付きました。
原監督のコメントや解説者の言葉からも感じられるように、信頼を得るにたる投げっぷりだったことは疑いようがなく、野手の間にも援護できなかった責任を心に背負ったことでしょう。

(前日のグリフィンの好投も含めて)


ただ、援護と言えばデーブが悔いていたように、アンダーソンを攻略できなかった野手陣の方が大きな反省が必要かなと。


一回り、二回り、そしてさらに・・・と打席ごとに攻め方を変えてきたバッテリーに対して、ちょっと無策だったし、相変わらず球威のあるストレートに押し込まれる姿には、


もう少し何とかならなかったかなぁ~


という思いが強かった。
強いストレートが来るという事はわかっていて、それを待っていて、弾き返せない、力負けする・・・もちろん、良い投手なので仕方ない部分もありますが、何度も言うように、それを克服するための練習を今季は重点的に重ねてきたわけですから、誰か一人くらい風穴を開けるバッティングを見せれくれれば、もう少し流れも変わったのではないかなと。


復調傾向の坂本、丸がタイミングが取れず、岡本も会心かと思われた当りがフェンスの手前で失速するのを見せられると、他の打者では厳しいなと思わざるを得ず、一日一善を続けていた秋広もさすがになすすべもなかったという感じでした。


しかも、これが初めてでは無いんでね、赤星が味方の反撃を信じて粘っていた姿を見ていたファンは余計にやきもきしたことでしょう。
ひょっとしたら、中田がいれば皆が苦労している中、起死回生の一発で空気を変えてくれたかもしれない・・・なんて妄想をしそうになりますが、無いものねだりをしてもしょうがないし、そういう中で新旧キャプテンが突破口を開いて欲しかったし、パワーで対抗できない選手はせめて粘ってスタミナを削るなりと工夫が欲しかった。
(そういう中では、結構、門脇は良かったと思うけど)


その門脇は守備でもまた良いところを見せました。
ま、それ以上に、時遅しの反撃でしたけど、キャプテンが意地を見せた打球を菊池のファインプレーで流れを完璧に止められたんで、前日の門脇のファインプレーをやり返されたなと見せつけられましたけど。
(あれ、自由視点映像で見るとさらにわかりやすいですけど、塁審がブラインドにもなっているにも関わらず、苦も無く処理するところは、ほんとスゲーと思いました)


ただ、悪いところばかりではありませんでした、赤星の頑張りはもちろんですけど、平内が復帰してリキみながらも無失点で切り抜けましたし、球速もしっかり出ていたのは今後に繋がります。

 

そういえば、選手の入れ替えありましたね


廣岡が落ちたのはしゃーない、直江は半分は休息とかリフレッシュの意味合いが強いでしょう、出来れば岡田にはもう1~2回チャンスを与えてあげたかったけど、限られた中でアピールがから回ししたのは事実なので、それを反省してもう一度這い上がってきて欲しいというところ。
ただ・・・変わりが平内はいいとして、田中豊、増田大ですか?というのが第一印象。
(どんだけ田中豊を愛してる?って(笑))
まぁ、今日の使われ方を見ると、ビハインド時のタフな投手としての使われ方なら異論はないので、本人も悔しいと思うかもしれないが、当面はこういう状況で結果を出してまた這い上がるしかないけど、個人的には同じ敗戦処理なら、もっと機会を与えたい若手もいるのになぁ~という思いは強い。


野手にしても、下で結果を出しまくっている石川、萩尾らがイケイケの時に上げてあげないでどうすんの?という感じで、増田大の足は魅力だけど、内野はサブも含めていっぱいいっぱいだし、代走要員もいなくないし、外野としても増田大より安定感のある守備固めが欲しい状態ですから、ちょっと謎な入れ替えになりました。


最後に追加のタラレバを言うなら、初回のミスによる失点が無くて、あの赤星の一球が無ければ、ウォーカーの2ランで勝ててた可能性もあるよなぁ~なんて、愚痴をこぼして終わりたいと思います。


追記
先週の超ジャイアンツで戸郷の単独インタビューがあり、その中で同級生の存在について触れていましたね。以前、2018年ドラフトのことには触れましたけど、それとは別に私が勝手に戸郷世代と呼んでいる面々

 

戸郷世代の面々


萩尾を除いて1軍経験があり、それぞれ期待値の高い選手ばかりで、いずれ彼らが巨人の中心選手になって欲しいという気持ちが高まりますね。
出来ることなら、いずれ・・・ではなく、この6人(+戸郷)がそろって1軍で存在感を見せているような今シーズン終盤になっていたら、チームの立ち位置も違っているかもしれないし、雰囲気も違っているかもしれません


松坂世代、ハンカチ世代と時代を経て、(巨人内限定でもいいですから)「戸郷世代」らが躍動する未来を想像したくなりました。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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