対 ヤクルト 5勝2敗0分 静岡県草薙総合運動場硬式野球場
勝利投手：鍵谷 (2勝0敗1S)
セーブ ：大勢 (1勝0敗6S)
敗戦投手：石山 (3勝2敗0S)
・投手リレー
巨人：戸郷→鍵谷→平内→田中豊→高梨→三上→大勢 捕手：大城
ヤクルト：吉村→丸山翔→大西→石山→梅野→小澤 捕手：古賀→内山
・本塁打
巨人：岡本和 6号(3回表ソロ)
ヤクルト：川端 1号(5回裏3ラン)、塩見 2号(7回裏3ラン)
フジテレビONE にて観戦 解説:坂口智隆 実況：酒主義久
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230516_17001_1/)
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もう、表題の通り、なんでいつもヤクルトとの戦いは、こんな打ち合い合戦になってしまうのか・・・両チーム合わせて２８安打、１７得点という派手な試合。
満員の静岡草薙球場の両チームのファンの人は楽しめたかな？
個人的には戸郷にもう少しだけ踏ん張ってもらって、何とか勝ち投手になってもらいたかったんだけど、前回の球数もあってか、このゲームでは１０４球でお役御免。
川端に浴びた３ランがもったいなかった。
もう少し内側に投げたかっただろうボールが少し真ん中よりに・・・それでも調子が良ければ、球威で押し込めたんだろうけど、それを弾き返されたのはショックだったろう。
江本氏はバントの失敗が影響していると言っていたが、その辺はこのレベルになると、ちょっと私にはわからない。
ただ、勝ち越ししてもらった後、ピンチとはいえ２アウトまで持って行っていたので、エースとして期待するなら、仮に追いつかれたとしても戸郷にイニングの最後までは投げさせてほしかった・・・
（確率と選択肢などを考慮してのことだと思うが、そこにもう一つ、「ここまではお前に任せる！」みたいなハッパをかけて最後の力を振り絞らせてあげて欲しかった。
その方が同じ勝ちが付かなくても納得できたろうし）
そうすれば、７回に鍵谷、８回に平内という流れを作れたんだろうけど、途中交代したことで、ちょっとブルペンがあわただしくなり、少し前倒しになってしまったのが、ここでバタついた原因なのではないかと思う。
こういう展開であれば、仮に戸郷があの場面で追いつかれたとしても、攻撃で押し戻せる可能性は高かったし、投手の役割分担もはっきりできたのではないか？と
で、個人的に最大の疑問は、平内出しました、打たれました、からの田中豊って？？？
誰か納得できる説明をして欲しいところなんですが、例えばこの場面でちょっとタイプの違う三上を出すならまだ理解できるけど、平内と同じようなスタイル、しかも平内よりも球威ではちょっと劣る田中豊を出す意味がわからなかった。
そもそも田中豊はビハインド時の要員だと思っていたので、リードしている場面、しかもピンチで出す明確な理由が思い当たらない。
若い投手を送り込んで、結果、打たれるのであれば、それは次への糧になるけれど、さすがにここまで経験のある投手に糧にしろというのも・・・
（唯一考えられるのは点差があったから…くらい）
逆に高梨は前回の失敗をしっかり糧にしてピシャリと抑え、何とか薄氷のリードを三上、大勢が凌いで勝利を手にする形になりましたが、大勢の場面も盗塁失敗が無ければどうなっていたかわからないので、安心するには早いかなと。
ブルペンに関しては、役割分担をはっきりさせないと、投手の心と身体の準備が追い付かず、結果的に持っているパフォーマンスを引き出せないと散々言ってきましたが、その辺はまだ改善される様子が見られないのが残念。
リーグ内ポジション的に目の前の１勝に拘るのはわかるけれど、逆に今の状態で優勝を求めているファンも少ないので、どの選手も準備できる状況をしっかり作ってあげて、その中で勝てばＯＫ、負けてもしゃーない・・・と割り切れる形を作ることが、選手の成長とチームのリズムを作ることに繋がるのではないかなと思う。
６月攻勢と言っていた原監督なので、そこまでは色々と試しながら形を作ろうとしていて、交流戦あたりから、そういう役割分担をハッキリさせようとしているのかもしれないけれど、それにしても場当たり的に見えてしまうのは、ちょっともったいない。
一方で攻撃陣に関しては、この試合は打ちすぎて翌日以降に反動がこないか心配（笑）
大城がついに岡本の打率を抜いて、313になったのは良いことだし、このゲームでも足が遅いのに必死で走って２ベースとか、タッチアップからヘッスラでホームインとか、頑張ってる。
（盗塁も２つ刺したし）
山瀬に出場機会をもっと与えたいんだけど、今の大城のバッティングの状態を考えると、外しにくいのはわかる。
この日のヒーローになり、プロ野球ニュースでも絶賛されていた秋広の状態が良いのもチームへの明るい材料。
吉川、丸の状態も上がってきたし、キャプテンにも打点、ホームランが出て、攻撃としては、このゲームで文句をつけるところは一つもない。
内野陣は鉄壁だけど、秋広とブリンソンを外野で使うことで、外野守備が心もとないのが厳しいが、攻撃面でそれをカバーしてくれているので、今はまだ目をつぶれる。
ところ変わっても同じような戦いの中、何とか勝利したけれど、このゲームは村上の調子が少しでも良ければ、一方的にやられていたゲームだったので、村上を抑え込んだ投手陣が素晴らしかったのか、村上が空回りしたのかわからないが、彼が不調な中でも８点取られたということを真摯に受け止めないといけないし、残り２戦で目覚めさせたらたら大変なことになると気を引き締めないといけないと思う。
今日投げる山崎伊は中５日で体力的にはキツいだろうし、恐らく球数制限あるだろうから、本人は少しでも長くと言っているけれど、まぁ１００球で交代になるんだろうな。
昨日、ブルペン使っちゃってるし、なんかまた神宮で花火大会になりそうな予感がしているけれど、その予想を裏切って、見ごたえのあるピリピリしたゲームを見せてくれることを期待しています。
追記
勝ったのに愚痴っぽいレポートになってしまった。序盤で４点取って戸郷なら楽勝って思ってたところでの、この展開なんで喜びよりも反省の方が大きくなってしまいました。
管理人：みんぐ
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