ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」5/2 巨 5-7 ヤクルト → 色々タラレバを言いたくなる敗戦だったなぁ…

対 ヤクルト 2勝2敗0分 東京ドーム

勝利投手:石山 (3勝1敗0S) 
セーブ :田口 (0勝1敗8S) 
敗戦投手:田中千 (0勝1敗0S) 

・投手リレー
巨人:戸郷→鍵谷→直江→田中千→菊地 捕手:大城→小林
ヤクルト:サイスニード→大西→星→石山→清水→田口 捕手:中村

本塁打
巨人:中田翔 7号(8回裏ソロ) 
ヤクルト:オスナ 5号(4回表ソロ)、山田 3号(6回表ソロ)、オスナ 6号(8回表2ラン) 

日テレG+ にて観戦 解説:五十嵐亮太 実況:蛯原哲
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230502_8003_1/)
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まぁ、表題の通り、色々とツッコミたくなる場面の多いゲームだったと思います。


前回、スライド登板した戸郷を次にどうするのか注目してましたが、結果は中5日での登板。WBCでの疲労を考慮するなら、そのままの曜日で良かったと思うし、なんならもっと後ろにずらしても良かった


そこまでの余裕が取れないチームとしての先発不足、まだ借金を抱えているので少しでも早く返したいという気持ちが、こういう登板になったんだろうなと。


その結果、どうなったかというと、戸郷は6回を投げ切ることが出来ず、しかもリードしていたにも関わらず、勝利に投手になれなかった。


そもそも、ピンチを迎えた戸郷に対して、同じような球道のタイプである鍵谷、しかも中村との相性の悪い投手を送り込んだ時点でジャッジミス
戸郷をエースとするなら、仮に追いつかれたとしても、その責任において、イニングの最後までは任せるのが筋だと思うし、結果的に戸郷は4失点となったが、実際に打たれたのは鍵谷なわけで、戸郷本人が内心、どういう気持ちだったのかが気になる


首脳陣としては判断を遅らせて後悔したくないという気持ちが強いのかもしれないけど、逆にその気持ちが強すぎて、前回までの4試合連続で先発が5回持たなかったことにもつながり、そのしわ寄せがブルペンに行っているという悪循環を引き起こしている気がする。


それは、今のチームの順位や借金を抱えているという焦りから来ているものと思われるが、見ている側としては、勝ててない理由ははっきりしているわけで、そこまで焦らずとも、もっとどっしりと構えて戦って欲しいという気持ちが強い。


若手や新戦力を使いながら、ゲームに慣れて行き、ある程度戦力を見極めてから、ギアを徐々に上げてゆけばいいと思うのだが、世間の風当たりがそうさせないのかなと・・・


相手が嫌がるような強力なブルペンを誇っているなら、どんどん代えてゆけばいいと思うが、侍ジャパンクラスのブルペンを抱えているわけでもなく、ましてや実績のない投手たちを試しながら戦っている中では、ベンチのバタバタは選手に悪影響をもたらすし、結果にも繋がらないし、見ている側にもストレスとなる


このゲーム、戸郷が続投して仮に追いつかれたとしても、「そりゃ中5じゃパフォーマンスも発揮できないよな、でも頑張ったよ!」で、済む話だったのに、降板させたことで後味の悪い結果になってしまった。


(ブリンソンの守備に関しては、あえてコメントしません)


9回の秋広のファールフライも、この場面、アマチュアでもあの位置のファールフライは取らせません。1点ビハインドが残り1回の攻撃しかない場面で、2点差になることは致命的。
秋広が投手出身で肩が強いことを差し引いても、まず高確率で刺せないことはわかりますから、なぜ取らせたのかは大きな疑問。
あの場面で、どうするべきかは事前のミーティング、その場のサインなどで確認しているはずなので、秋広個人の判断で取ったとは思えませんが、そういうところにもベンチの誤判断があるのではないかと思ってしまう。


仮に1点差であれば、9回裏の場面は、さらに緊迫していたし、中田のバッティングも変わっていたのではないかと思うと、かなり状況は変わってきたと思う。


勝てていないことがベンチに焦りを生み、判断を誤らせる。それはプレーヤーにも伝わり、焦りを誘発する。
経験のあるベテランなら平常心を保てるが、チームの勝利以上に個人で結果を残さなければいけない立場の選手たちには、さらなるプレッシャーとなるでしょう。
スタメンは前夜に伝えられていると思うが、そこまで自分が出るのか出ないのか、出るとしても何番ででるのかわからない状態では、パフォーマンスを発揮させるためのルーティンもままなりません


何度も言うように、1~5番までは日替わりではなく、週替わりでいいから固定を選手に明言し、しっかりと準備をさせ、心と身体を万全にさせる。
お試しは6番以降でやりくりして、若手にチャンスを与える。
特に下で結果を残して上がってきた選手は鉄が熱いうちに積極的に起用する


勝敗に一喜一憂せずに、しっかりと地固めをする。


それくらいの覚悟が無いと、ますます迷走しそうな気がします。


役割分担もはっきりしていないし、盗塁を含めた積極的なプレーも見られない、日替わりだから連係プレーもブレて、失策も多い。
ミスを責めるような選手も首脳陣もいないでしょうけど、それが逆にプレッシャーにもなるし、個々の選手の良い部分を発揮させるような展開に持って行けていないので、ちょっと空気が悪いなと思います。


まずはベンチがどっしりと落ち着くこと、選手たちが場面場面で最適と思えるプレーを出来るような空気感を作ることが大事なのではないかなと。
その結果、パフォーマンスを出せない選手は自分で納得できますし、課題も明確になる。
仮にファームに行くことになっても、何をするべきかわかっているでしょうし、どうすればまた上で活躍できるのかが理解できているはずですしね。


今のタイミングで順位や成績をどうこういうのは早すぎるなんて、長年野球を見ているファンならわかり切っているはずなので、もうすこし落ち着いた戦いをして欲しいと願ってます。


あ、愚痴ばかりになってしまったので、良いところも


坂本が東京ドーム1,000本安打まであと1本かな?こういう記録の積み重ねは、ベンチも球場も盛り上がりますし、何とか次の試合で達成してみんなでお祝いしたい
1番に抜擢された廣岡もマルチ、秋広にも渋いタイムリーヒットと、若い野手が躍動したのは見ていて気持ちいいですし、中田はさすがのバッティング。
丸も久しぶりのスタメンで状態が上がってきそうな予感がします。
ブリンソンは守備でやらかしても、バッティングで2回に牽引しましたし、チームとしては前回に続き安打は出ているので、言われるほど悪くないです


悩みどころは大城かなぁ~打つ方はいいんですけど、やっぱり投手に対しての「ここは低く!」みたいなアピールがどうしても少ないかな?「腕を振れ!」みたいなのはやるんですけどね~

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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