ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」5/5 巨 3-8 中日 → 笑っちゃうくらいの失点数だなぁ・・・(涙)

対 中日 3勝4敗0分 バンテリンドーム

勝利投手:福 (1勝0敗0S) 
セーブ :
敗戦投手:田中千 (0勝2敗0S) 

・投手リレー
巨人:横川→鍵谷→三上→直江→田中千→代木 捕手:山瀬
中日:小笠原→藤嶋→谷元→勝野→福→祖父江 捕手:木下

本塁打
巨人:廣岡 1号(1回表ソロ) 
中日:石川昂 2号(8回裏2ラン)、福永 1号(8回裏2ラン) 

フジテレビTWO にて観戦 解説:鈴木孝政 実況:小田島卓生
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230505_19021_1/)
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5月に入って4試合で29失点、4月30日も加えて、直近5試合で換算すると40失点ですか・・・


そりゃ~ねぇ~侍ジャパンクラスの鉄壁の投手陣ではないですから、6人も7人もつぎ込めば、一人や二人は捕まるし、上手くゆくとは限らない。
ましてや、ブルペンに不安を抱える巨人ですから尚のこと。


東京ドームで派手な打ち合いからのバンテリン
相手は小笠原ですし、締まったゲームになることを予想しました。


実際、初回に廣岡が先制ホームランを決め、そこから中盤まで1-0の緊張感のある序盤を過ぎての中盤。


どっちに転ぶかわからない中で、ノーアウト1、2塁からのブリンソンの送りバント・・・さらに失敗、からの岡本飛び出してゲッツー。
結構、アップアップに近かった小笠原を久々に苦しめていたので、もっと強気に行って欲しかったんですけどね。一か八かでチャンスを広げようとするなら、エンドランとかの方がまだ可能性があった気がします。


これで流れが変わるかなぁ~と危惧してましたが、5回のチャンスで秋広に代打 坂本。
彼らしいタイムリーで中盤に追加点。横川の調子も悪くなかったので、これで1失点くらいしたとしても、6回、出来れば7回まで投げてくれれば、勝利が見えるかなと思ったんですが・・・


横川、ちょっとあせちゃいました


勝利投手の権利を得るイニングだったこともあり、高木豊氏の言う通り、勝負を急いだように見えました。もっと、間を取って、じっくり攻めても良かったし、山瀬もその辺を意識して欲しかったのですが、経験が浅く若いバッテリーは二人ともが、急ぎすぎた感じ
せめて、ベンチがタイムをかけて忠告するなど、バッテリーにひと呼吸を与え、冷静になる時間を与えても良かったかなと。


結局、2失点して5回持たずに降板となり、鍵谷の力を借りることになるわけですけど、今日の敗戦を前提に言うのなら、若いバッテリーだからこそ、仮に追いつかれ、ひっくり返されたとしても横川、山瀬にこういう場面をどう切り抜けるか、考えさせてほしかったなぁ~と


今は野球も分業制なので、100球を目途にリレーさせることは当たり前の時代ですが、余りにもピンチ→即交代が多すぎて、投手は相手と戦う前に、ベンチと戦っている姿が目につきますし、身体はもとよりですが、心のスタミナが育ちにくい環境にあるような気がします。


今の先発投手の中で、9回まで投げ切るつもりでマウンドに立つ投手がどれほどいるのかなと・・・ひと回り、ふた回りと抑えて、三度目の対決に向けてシナリオを描くという想像力にも欠けてしまいますし、力の配分も学べない。
特にセ・リーグは非DHですから、投手の方が「この回投げたら、次は代打だろうな」って勝手に自分で想像して、自分の成長を止めてしまっている気がしてなりません。
(唯一あらがっているのは戸郷くらいですかね)


優勝のかかったシーズン終盤ならともかく、まだ挽回のきく序盤戦で、投手を育てようという意識が無いと、そのしわ寄せがどんどん後ろに行くだけかなと。


横川にしても、あの場面でひっくり返されれば、何が悪かったかを分析することになりますし、2失点で切り抜けることが出来れば、自信にも繋がるわけですが、こういう交代の仕方だと、ただ悔しい思いだけで、得るもの少なく後悔だけが脳裏に刻まれるような気がします
(経験豊富な小笠原が途中降板したのとは意味が違いますね)


結果的に坂本がタイムリーを打ったので、あまり言いたくはありませんが、秋広に代打を出したのもそう。
1打席目、2打席目と小笠原に翻弄されて空振りの三振(でも、見逃しの三振じゃないところは良かった)それを踏まえて、3打席目にはどういう対応をしようと試みるのか、それを見たかったのですが、交代となってしまう。
これが1.5軍の選手であれば、こちらも納得ですけど、ただただ経験と考えさせることが必要な秋広にとっては、消化不良となってしまっても仕方ない終わり方でした。


チームとしては勝利することが絶対条件なので、その瞬間ごとに「これがベスト!」という判断をせざるを得ないと思いますが、さらに「その先のベストのために」という視点だけは忘れて欲しくないと思いました。


んで、最後に魔の8回を託された田中千晴ですけど


これもまた、若いバッテリーの悪いところが出て、対処がままならない中で投げ続けてしまいました。まぁ、大城でも小林でも変わらなかったかもしれませんが、全体的に球が高く、真ん中に行ってしまうようなら、フォークはワンバンでいいとゼスチャーでアピールし、ストレートを高くなど、もっと高低を意識しても良かったですし、当たったらゴメン!くらいに割り切って内をついても良かったです。
消去法で配球を選択しているように見えて、意図が見えなかったのも残念。


直江、田中千晴に対しては、酷使というほど、連投させているわけではないので、それを理由にはできないとは思いますが、1軍ベンチにいる限りは練習には出てきますし、投げない日でもブルペンで肩を作るくらいはするでしょう。さらに今は瞬時に相手にデータが取られる時代ですから、研究もされてくるわけで、それを上回るほどの馬力がないと、しんどいのが現代野球
まぁ、初めての体験ですから、力の抜きどころも、入れどころも学んでいる最中ですし、アマとは求められる精度の違いも打たれないとわかりませんからね。


せめて言えることは、トラウマにだけはならないで!

ってことでしょうか?


ここから交流戦に向けて、入れ替えも激しくなりそうです。柏の葉でのロッテとの戦いでは、岡田が猛アピール。
投手陣が不安定な中においては、何とか上向いてきた攻撃力で勝利を手に入れてゆくしかないかと。


今日のグリフィンにはゲームを作ってもらって、勝ち方を立て直してもらいたいところです。


追記
ビジターゲームの解説だから仕方ありませんけど、鈴木孝政氏があまりにも巨人のこと知らな過ぎてというか、興味なさ過ぎて笑った。
近本の打点にも驚いてたし、大阪桐蔭カルテットもご存じなかったようで・・・

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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