ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」5/30 巨人 6-5 ソフトバンク → やれば~できる!(ティモンディ風)

対  ソフトバンク  2勝1敗0分 東京ドーム

勝利投手:井上 (1勝3敗0S) 
セーブ :バルドナード (1勝0敗5S) 
敗戦投手:東浜 (2勝1敗0S) 

・投手リレー
巨人:高橋礼、井上、高梨、バルドナード 捕手:岸田
ソフトバンク:東浜、又吉、杉山 捕手:甲斐

本塁打
巨人:ヘルナンデス 1号(3回裏3ラン)、岡本和 10号(3回裏2ラン) 
ソフトバンク

日テレG+ にて観戦 解説:中畑清 実況:大町怜央
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240530_8003_1/)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


6点取ったとはいえ、ヒットが出たのは3、7、8回、しかも7、8回は1安打なので、結局は3回のチャンスにビッグイニングを作れたことが全て
まぁソフトバンク側から言えば、2回と3回しかチャンスが無かったので、互いに似たようなもんだったが・・・


先発の高橋礼は特別な気持ちでマウンドにあがったことでしょう、ただ、その特別な気持ちが空回り・・・ソフトバンク打線を相手に東京ドームだから不用意な一発を避けようとするのはどの投手も同じ。低め、左右ギリギリを狙いすぎてというか、慎重な投球になりすぎて窮屈なピッチングになった印象だし、岸田の要求に応えられなかったので、これではリードのしようがない。


個人的には左右よりも高低で配球するのがベストだと思っているけど、どっちもボールになるようでは厳しい。もう少し自信を持ってゾーン内に投げ込んでいけば、バッターの方が戸惑ってくれると思うのだが、投手の方がビビっていると認識されれば、どんどん踏み込まれるので、その波に押されてしまったのではないだろうか?


桑田2軍監督とどういう会話をしたのかわからないが、残念ながら何かが変わったとは見えなかった


ただ、それは相手の東浜も同じだったかな?初回、2回は完璧に抑えられたが、慎重さがアダとなり、3回にビッグチャンスを与えることになってしまった。
一番警戒すべき一発を1イニングで2本浴びてしまったので、本人は悔しい気持ちで一杯でしょう。
(特に野手のエラーが絡んだだけに、何とかカバーしたいという想いは強かったはず)


巨人サイドからすれば、3回の2本のアーチを含む5連打はお見事!
なかでもヘルナンデスの一発は1打席目のショートゴロを反省し、同じ球は来ないと頭を使った上での頭脳的な狙い撃ち。阿部監督も言っていたが、芯に当たれば飛距離はやはり日本人選手以上に出るので完璧なホームランとなりました。
バックスイングが短く、コンパクトなバッティングなのでボールを最後まで見れる感じで、外国人選手が手こずりそうな日本の投手の変化球にも何とか対応しようというスタイルは評価できる。


とはいえ・・・やはり2番向きではないかなぁ~このゲームでは2番がハマって3ランとなったけれど、なんだかんだ言って一発がある!っていう印象を他球団につけられたのは大きいので、個人的には岡本の後ろを任せて、岡本と勝負をさせる流れを作って欲しいし、もっと慣れてくれば岡本が歩かされた後に、ランナーを帰すようなバッティングも出来るかもしれない。
ヤクルトの村上をオスナ、サンタナで挟むような形が作れれば、もっと攻撃力も上がるような気もするし、相手のマークも分散する。

狙いすました完璧な一発でした



坂本も上位において、出塁することを目的とすれば、率も上がるような気がするし・・・


阿部監督は余り左右病にはこだわっていないようだけど、丸、坂本、吉川、、岡本の流れはジグザグになるし、相手バッテリーからしても嫌だろう。


そして何と言ってもゲームの流れをこちらに持ってきたのは井上です


4イニングを被安打0、5奪三振の完璧なリリーフで、今季初勝利!
このピッチングを受けて、次は先発のチャンスを与えると阿部監督も言っていたけれど、ソフトバンク打線を相手に堂々と投げ切ったのは自信にしてイイ
左投手を苦手にしている球団相手なら無双する可能性は高いし、今までは弱気になる場面もあったが、これで自信を手に入れてくれれば、もっと大胆に投げられるだろう。
もともと、このゲームは高橋礼とのダブル先発のような感じで、早いイニングからゆくことを念頭に置いていただろうから準備もしっかり出来ていたかもしれない。
前日はブルペン総動員に近かったので、少しでも長くという意識もあっただろうし、ベンチもそういう期待を込めて送り込み、見事にそれに応えたのはお見事でした。


後を受けた3連投の高梨も完璧なピッチング。もともとタフな投手で年間50登板は最低でもしたいという投手ですから、これくらいはやってくれるでしょうが、6連戦が続く交流戦の週初めのカードでコレだと、週末は休ませてあげたい。
ただ、先発が3回で降板という、ある意味危機的な状況の中、4人の投手で回せた上で、、さらに勝利したというのは本当にチームにとって大きい。


さて


阪神ソフトバンクというセパの首位チームを相手の2カード、最悪のシナリオは6連敗だったが、終わってみれば両チームを相手に勝ち越しという、ある意味、予想を裏切る(笑)大健闘
阪神戦の3戦目には「これをきっかけにしなきゃダメだ!」って書きましたが、きっかけになったかどうかは別として、5点のビハインドをひっくり返したことは、チームにとって大きな自信になるはず、ってかしなきゃいけない。


前日の阿部監督の「野手が助けるゲーム」というのを体現できたという点でも大きかったと思うし、5月3日以来の5点以上というのは球場にいるファンも、久々に腱鞘炎になるんじゃないかってくらいタオルを振れたのではないでしょうか?


だからといって、ここからのゲームが楽になるわけでは無く、次は渡辺監督代行率いる西武との戦い。危機感を持ったチームが奮起して雰囲気違っているように見えるし、内海コーチにとっては知った顔の多い思い入れのある球団。
ソフトバンクに比べれば・・・なんて甘い考えを持ってると簡単にひねられそうですし、髙橋光成は簡単に攻略できる相手ではありませんから、また気を引き締めなければいけません。


前回ノーノーの戸郷が今日はどんなピッチングを見せてくれるのか、ノーノーの後だからこそ、次のピッチング内容が大事になってきますし、ブルペンを休ませるためにも、1イニングでも長く投げようと思っているでしょうから、どこまでのパフォーマンスを見せてくれるのか期待したいと思います。


追記:
昼間はファーム中継を見てましたが、やっとこさ大城らしい一発が出ました。それを受けて1軍昇格のようですね。個人的には、もう少し日焼けするくらい、下で若い選手と汗をかいてもいいような気がしていますが、橋本コーチとウィーラーが太鼓判を押しているという事なので安心したいです。
ただ、現状は岸田がいい働きをしていますし、小林もいぶし銀の活躍をしています、本当なら喜多にもチャンスを与えたかったのですが、出番を与えることも出来ず、そこが少し残念。
大城が上がってくるという事は、相手の左右か投手によって、岸田との併用となり、リードしている場面で抑えキャッチャーとして守備固めで小林が出ることになるのかな?小林の第3捕手は要所で活躍しているだけに残念ではありますが、少なくても菅野とのコンビ解消は無いでしょうし、出番が無くても腐るような性格ではないので、そこは安心しています。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/
(コメントお待ちしております、励みになります)

↓良かったら投票にクリックを

にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
にほんブログ村