巨人 3-1 De → 対 DeNA ：5勝6敗1分 東京ドーム
勝利投手：大竹 ６試合 ２勝 １敗 ０S
セーブ ：澤 村 34試合 ３勝 １敗 22S
敗戦投手：井 納 15試合 ５勝 ８敗 ０S
投手リレー
巨人：大竹→マシソン→澤村 捕手：小林
DeNA：井納→田中→久保裕 捕手：戸柱
巨人：村田９号ソロ
DeNA：
解説：江川 卓 実況：佐藤義朗
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東京ドームで行われた横浜ＤｅＮＡベイスターズとの１２回戦。巨人先発の大竹は三回、ロペスに犠牲フライを打たれ、１点を先制される。それでも六回、村田のソロホームランで同点に追いつく。さらに七回、二死二、三塁から途中出場の大田に値千金の２点タイムリー三塁打が飛び出し、３対１と勝ち越しに成功する。八回からはマシソン、澤村のリリーフ陣が無失点に抑え、試合終了。３対１でＤｅＮＡを下した巨人は３位に浮上した。７回８安打１失点と粘投の大竹は、６月２日以来の２勝目を挙げた
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相変わらず３点までしか取れないのは不満だけど、まぁ巨人らしい投手と守備の粘り勝ちで初戦を取れたのだからヨシとしよう
まずは先発の大竹
序盤はちょっとヒヤヒヤものだったけど、ロペスのゲッツーに救われたのと、今日は桑原、倉本の調子が悪く、ピンチを迎えても、その二人のところでしっかり切れたのが良かった。３回の失点は残念だけど、逆の見方をすれば２点は覚悟していたので、あそこを最少失点に抑えられたことが、そこから先の安定に繋がったので、よく粘れたと褒めてあげるのが正解だと思う
昨日がチーム全体で１安打、今日も井納のストレートとフォークのコンビネーションに手こずり、単発でヒットは出るものの連打で得点する気配が全く無かったので、援護に期待が出来なくて、前回の中日戦のような報われないゲームになってしまうかと心配だったが、降板したイニング、ここで勝ち越すしか勝利投手になれないところで、しっかりと勝ち越せたのは本当に嬉しい。やはり先発投手に勝ちがつかなければチームの雰囲気は良くならない
離脱前は攻撃面では阿部にはるかに劣り、配球面ではベテラン勢に比べて浅く、キャッチングもまだまだ未熟という状態だった小林が復帰。相川、實松といったベテラン勢が小林の帰る場所を無くすかとおもいきや、それぞれに課題を抱えている感じで、結局のところ小林のほうがマシだったという評価になりつつあったので、実は帰ってきてくれてちょっと嬉しかったりする（笑）
療養と調整をしている間に、コーチからの指導もあったろうし、小林自身もこれまでの戦いを振り返る時間もあって、色々と考えることもあっただろう。いない間にどういう成長を遂げたのかって事にも期待しつつ見ていたのだけれど、今日に関してはヒットも打っているし、大竹をうまくリードできていたと思う。何だかんだいって、阿部がキャチャーで出場できない以上、今は小林がマスクを被るのが一番しっくり来るのだなという事を実感できた試合でもあったと思う
攻撃面に目を向ければ、今日の井納はストレートもフォークも切れていたので、非常に手ごわかった。完全にどちらかに的を絞るか、ゾーンに絞るかするしか手がないような感じだったのだが、江藤コーチの指示は目付けを高めに低めを捨てるという指示だったみたい。まぁ、縦の変化を多投する投手を相手ではセオリーな考え方だけど、今日の井納はストライクになるフォークが結構多かったので、フォークを捨てるとカウントが不利になるという感じで、それにちょっと戸惑っていた感じに見えた
身体の小さい選手には縦の変化は投げづらいので、本来なら橋本あたりが爆発しなきゃいけなかったんだけど、今日もちょっと微妙な結果に終わっちゃったな。コンパクトに強く振ろうという意識は感じるんだけど、バットに当たらなすぎだね。重信が先発で出ていた頃もそうだったけど、橋本や重信に求められているのは、バットに当てるしつこさなので、足を活かすためにも例え凡打であろうが、バットに当てた上でのアウトじゃ無いと意味が無い。三振するくらいならセーフティバントの方が出塁できるチャンスは遥かに多いわけで、如何にミートに徹するか、そこをもう一度考えなおしてもらいたい
（でも、清水氏も褒めていたけど、３回の打球処理、宮崎を塁に釘付けにする橋本のキャッチ出来そうな素振りからのフェンス直撃のボールの処理はお見事でした）
で、そのお手本になりそうだったのが山本のバッティング。さすが今シーズンの私の中での一番の期待株は７回に貴重な２ベースを打ってくれた！強引にならず柔らかいバットコントロールでストライクになるフォークをしっかりと振りぬいてくれたのは爽快でした
中井犠打の後の橋本のセカンドゴロで２アウト３塁、普通に考えたら坂本勝負よりも大田のほうが抑えられる確率は高いので、坂本敬遠は仕方ないでしょう。でも、ここで光ったのは坂本の盗塁。仮に１塁が空いても大田の次の阿部では無く、大田と勝負してくるはずなので、２アウトながら思い切って走ったのは大正解。あれがあったおかげで１点ではなく２点取りに行くプレーをキャプテンが見せたのは良かったです
で、大田の打席、ここで二人の解説者が全然違う解釈をしているのが面白かった。
まずは実況の江川氏、ストレートを振らなかった場面で「手が出なかった」と言い、プロ野球ニュースの江本氏は「ストレートを振る気が無かった」と解説した。同様に江川氏は「フォーク狙いなのか、ストレートを狙うのか、迷うところですね」と言っていたが、江本氏は「最初からフォーク以外頭に無い」と言い切った
ヒーローインタビューを見る限りは、あの場面、大田はフォークの甘い球を待っていたようだったので、解説対決は江本氏の勝ちなんだけど、まぁ、プロ野球ニュースはゲームが終わってからの放送なので、リアルタイムで見ていた場面では実際どうだったのかは不明（笑）
私が注目したかったのは、悪かった時の大田は何も考えず、ただ来た球に反応しているだけで空振りを繰り返していたのに、今日の打席に関しては、前の打席でフォークを凡打していることもあって、必ず決め球にフォークを持ってくるだろうと予測し、フルカウントになるまで、その甘いフォークを待ち続けたという事。前の打席と今の打席、その時の状況を加味してしっかり考えて打席に立てるようになったところに成長の一端が見れたのが嬉しくて、仮にあの場面、凡打していたとしてもフォークを待って、それが来て、振りに行ったのが止むなく野手の正面に飛んだのだとしたら、ただのアウト以上に意味があったわけで、それがさらに２点タイムリーという結果にまで繋がったのだから、それを評価するのは当たり前
長野のアクシデントで急きょ臨時４番バッターとなったわけだが、結果的には３打数１安打２打点という結果を残したのだから、ある意味、長野以上に今日は４番らしい働きをしたと言える
途中出場とはいえ、しっかりゲームを分析して、集中力を持って冷静に打席に立てる事が数試合続くなら、本人の自信にも繋がるし、ひょっとしたら少しレベルアップしてくれるかもしれないという期待を抱かせてくれた今日打席になったと思う
（ま、じゃあ先発で！って起用するとあっさり４タコだったりするのがまた大田だったりするんだけど（笑））
あとは久保裕也ぁ～～～！元気そうな姿が見れてよかった
こっちがリードした後だったので、抑えられてもあんまり悔しくなかったし（笑）久保 vs 鈴木の対決なんて、これが最初で最後じゃね！？と思えるような胸アツな対戦も見られて、今日はスゲーハッピーでした
肉体改造したらしいけど、おしりから太ももにかけて下半身がぶっとくなっていてびっくりした。股関節をカバーする目的もあるんだろうけど、あの下半身があれば球威も制球も去年とは違ってくるだろうし、改造した身体になれた時、あの久保の安定感がもう一度見られるかもしれないと思うと、これから先のDeNAの試合も注目し続けなきゃいけないなと明日もまた楽しみになりました
さて、明日は菅野か・・・DeNA戦には良い思い出が少ない菅野だけど、まずは勝ち越しを決定づけるためにも明日はエースらしいピッチングを期待したい（特に対筒香）。本当はこの週末は投げさせないで、週明けのカープ戦に持って行って欲しい気持ちも半分はあったんだけど、その辺は由伸監督は首位広島に照準を合わせて、ローテを大きく変更するという事はしなかったなぁ
オールスターを挟んで、再来週の甲子園での阪神戦からスタートする後半戦に向けて、どこかで間を詰めるか空けるかして、２６日からのカープの３連戦にローテを組み替える可能性はあるけど、その辺はどうするのか興味深い
っていうか、阪神ん～～～～！！！！！
昨日、チームに勢いが生まれるような勝ち方をしたのに、エース藤浪が炎上してカープに負けるってどういうこっちゃい！（笑）今日、広島に勝ってくれれば、昨日情けない試合だったと由伸監督がうなだれた敗戦もまだ報われると思っていたのに…これじゃ、昨日の敗戦は本当の負け損になってしまうじゃんか！（汗）
ん？でも今日のマシソンの好投も昨日投げさせずに済んだ結果と考えれば、まぁ損ばかりでも無かったかな？（笑）
まぁエラそうな事を言って、こっちも来週の広島戦であっさり連敗して「サーセンでした！」って頭を下げることになりそうなだけに、余り強くは言えないのだけど…
追記
いま見てびっくりした、昨日のアクセスが
11111だった！なんかゾロ目だと気持ち良いっていうか、何か良いことあるといいな（笑）
あ、あと明日(7/9)のバースデイは巨人の３軍特集です
管理人：みんぐ
