ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」ここで打ったらドラマだよなぁ~というカミさん

 


アメリカ記者も今大会のベストゲームというくらい、白熱したすごいゲームでした。
4、5、6と得点チャンスを作りながら、あと一本が出ない展開に、


全体的にこっちの方が攻めてるのに点が取れない


という野球あるあるの状況に、7回もチャンスを作りながら2アウトとなり、「この回もか?」と嫌な空気が流れそうなところ、さすが日本の4番ですね、とにかく吉田が頼もしすぎる!!!!


3ランには3ランでお返しとばかりの同点弾で一気に空気が変わりました。


が、やっぱりメキシコも強いですね、すぐに2点突き放されます、4回に取られた3失点もそうですが、佐々木にしても山本にしても、1イニング余計に引っ張ったかなぁ~と思っていたので、3イニングずつで、残りを3人で・・・くらいだったら、もっと楽な展開だったようなタラレバを言いたくなりますが、それはもう結果論ですね。


ピンチの場面では、てっきり宇田川かなと思っていたところで、湯浅だったのは意外でしたが、頑張ってくれましたし、なんといってもこの場面では、吉田の好返球が次につなげることになったと思いますから、大谷の必死のプレーが話題になりがちですが、最終回の四球も含めて(お前が決める!というような村上への激もカッコよかったです)、この試合のMVPは攻守に吉田でしょう。


その大谷の2ベース、吉田の四球からの村上、休日なので一緒に見ていたカミさんは


ここで打ったらドラマだよね~


と言いつつ、タイムリーを打った場面では、近所迷惑になりそうなくらいの大きな声で、歓喜の声をあげていましたが、そりゃ盛り上がるに決まってます。


これが決勝だったら、2009年のイチローのタイムリーの再現かと思わせるくらい、不振にあえぐバッターが最後の最後で決めるなんていうドラマは、野球の神様が絡んでなきゃ実現されないくらいのドラマでした。


山川の犠牲フライの場面では、源田に送りバントをさせて・・・というのがありましたし、野球に詳しい人ほど、あの場面は強打者でも送りバントを命じるか、バッターも進塁打を意識したコンパクトなバッティングになりそうところでしたが、ベンチの指示は「思い切ってゆけ」だったそうで、勝ったからよかったものの・・・なんて、また球界の大御所に言われるかもしれませんし、あそこでゲッツーで点が取れずに負けていれば、村上にとっては野球人生で最大のトラウマになりそうなところで、結果を出すわけですから、ベンチの決断と選手のモチベーションが一体となった素晴らしい当たりでした。


吉田に代走を出し、すでに岡本も退き、山川という切り札も使った状況でしたから、延長を考えても厳しくなることを想定し、このイニングで勝ち切るという選択だったのだと思いますが、タイブレークになって、投手をつぎ込む展開になることも考慮して、強気にいった采配がハマりました。先にも言った通り、投手起用には?という場面もありましたが、野手に関しては、代打、代走はすべてハマったので素晴らしかったと思います。


前回の記事でキーは四球だと書きましたが、メキシコが与四死球が8個、日本が3個です。逆転のホームに帰った周東も四球からの代走ですから、安打数は1安打くらいしか変わりませんので、四死球を多く奪ったことで1~5番までが5打席立つことが出来たということにつながったと言っていいでしょう。


ここまで来たら、もう最後ですから、お互い出し惜しみなしでの戦い。
野球の母国アメリカ、しかも本気のアメリカと戦うのですから、もうプレッシャーなく、楽しんで帰ってきて欲しいですね。
ラストを飾るのは、2009年の再現とばかりダルビッシュの雄たけびで終わるのか、それともスーパースター大谷で終わるのか、栗山監督の脳裏にどんな映像が浮かんでいるのかわかりませんが、それも含めて、見ている我々も楽しみたいと思います。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

↓良かったらクリックを

にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
にほんブログ村