ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」9/10 巨人 6-1 広島 → 阿部采配がハマって初戦を勝利!

対 広島  9勝8敗3分 Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島

勝利投手:菅野 (14勝2敗0S) 
セーブ :
敗戦投手:森下 (10勝7敗0S) 

・投手リレー
巨人:菅野、船迫、高梨、ケラー、バルドナード、横川 捕手:小林
広島:森下、塹江、松本、中﨑、黒原 捕手:會澤、石原

本塁打
巨人:坂本 6号(1回表ソロ) 
広島:

TBSチャンネル1 にて観戦 解説:槙原寛己 実況:熊崎風斗
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240910_31021_1/)
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ゲーム前のオーダー見て、坂本復帰&2番起用、モンテスを岡本の後ろに置く5番にした関係で吉川を3番に、今日はスガコバデーなので岡本は一塁でショートには中山ではなく門脇。
前日マルチの中山ではなく門脇なのは森下とのデータ重視だと思いますし、坂本もそう。


個人的には小林、菅野のところで打線が途切れるだけで、守備を重視しながらも攻撃力もある良いオーダーだなと思った。
あとは、モンテスの5番というのがハマるかどうか・・・


とにかく勝てない森下相手に何とかしようというオーダーだったと思いますし、色々興味深いオーダーでしたが、結果的にはズバリでした


起点となったのはもちろん初回の坂本の一発ですが、前回までの頼りないスイングから一変してましたね、高めのストレートとはいえ、久しぶりに見た綺麗なスイング
菅野登板という事もあり、まずは先に1点欲しかったので、最高の形でスタートが切れました。


そこからは森下も徐々に修正し、チャンスは作れど最後は許してもらえないという形にはなりましたが、6回以降は若武者たちがやってくれました。


2アウトからモンテスのヒットを皮切りに、浅野の四球で得点圏にランナーが進むと、門脇がタイムリー、2アウトだったこともあり打つと同時に浅野も走っていたから一気にホームへ!この点がまずは大きかった。


別に小林を敬遠する必要は無かったというか、むしろヒットを打っている菅野の方が怖かったと思うが、阿部監督はもともと菅野は長く引っ張るつもりは無かったようだし、3点入ったことで交代に躊躇がなかった
とはいえ、中盤で3点差ではまだ若干心もとないところでしたが、代打の秋広がコンパクトかつ逆方向へのタイムリーでさらに追加点。


そこからさらに7回には満塁のチャンスで、浅野、門脇の連続タイムリー、ここでゲームはほぼ決まりました。


起点は坂本の一発でしたが、主力がお膳立てしての若武者のタイムリーということで、特にヒーローに選ばれた門脇はセンターから逆方向へのバッティングという、去年のような感じで、「そうそう、それが見たかったんだよ!」という形を見せてくれました。


中山との熾烈なショート争いをしている事もあったでしょうが、マツダスタジアムのグラウンドへの対応という点でも、守備力は門脇の方がアドバンテージがあるだけに、このゲームの打席を常にイメージしてくれれば、またしばらくは使ってもらえるでしょう。
基本は常に内野の頭を越える打球で、それがボテボテになっても足でヒットにする可能性はあるし、レフト前のはずが僅かでも後ろに逸れれば、2塁打、3塁打にすることが出来ますから、やはり門脇にはこのバッティングスタイルが似合う


岡本は相変わらずの引っ張りでしたが、まぁヒットも1本出たし、空気にならずに済んだのでヨシとしましょう。


先発の菅野はビジターに強い今季のデータ通り、というか、ホーム、ビジター関係なく安定したピッチングは頼もしいの一言。単発で打たれることはあっても、連打や長打をくらう素振りも一切なく、安心して見ていられました。


次は中4という話なので、僅か57球という形での降板となりましたが、打たれたヒットは1本だけで、ゾーン内で勝負していることもあり、57球でも5回を投げ切るという省エネっぷり。14勝目も手に入れて、最多勝への視界も良好です。


疲労具合とチーム状況にもよりますが、間隔を詰めて残りあと3回投げるという話も出ていますので、15勝はクリアという確率はグッと高くなります。


以降を任せられた投手たちも、船迫&高梨で1点はとられましたが、ケラー、バル、横川は無失点リレー。7連戦の初戦にしては、多くの投手を使う事になりましたが、そこはチーム内でも想定していたでしょうし、戸郷の間隔も詰めてくるとなれば、もう先発が完投するような運用はしないと思うので、ここからはブルペン陣のコンディション維持というのが最も重要な課題になりそうです。


苦手なマツダ、苦手な森下を相手に、7連戦の初戦を取れたのは非常に大きかったですし、その重要性を阿部監督が一番わかっているからこそ、盤石なリレーを構築し、若手がそれに応えたという展開に持ち込めました。


阪神が猛追してきていますが、正直なところをそれを気にしている余裕はなく、目の前の試合を如何に戦うかしかない状況なので、今日のグリフィンにも何とかゲームを作って欲しいですし、これまた苦手にしているアドゥワからも、そろそろ点を取らないといけません。


ゲーム前の円陣で丸が「優勝する時って、どんな状況でも自分の仕事をチーム全体ができていた。今日も選手一人一人がそのシチュエーションでできる最高の仕事をやっていきましょう!」と言っていたそうですが、ここからはまさに個人軍ではなく巨人軍という戦いが必要になります。
それが出来ていたこのゲームでの感覚を何とか継続して、束で立ち向かって欲しいですね。

 

管理人:みんぐ
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