ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/2 巨人 7-8 阪神 → やってもうた!3連敗。内海連敗をストップできず

巨人 7-8 阪神 5月2日(日) 甲子園

阪神:3勝6敗0分

勝利投手:久保田 18試合 2勝 1敗 0S

 セーブ:藤川球 14試合 1勝 0敗 8S

敗戦投手:山 口 10試合 1勝 2敗 0S

・投手リレー

 巨人:内海→久保→山口(C:阿部)

 阪神:能見→西村→川崎→久保田→藤川球(C:城島)

ホームラン:

 巨人:阿部5号2ラン、谷2号ソロ

 阪神:城島6号3ラン、新井4号ソロ、関本2号ソロ

巨人は一時、5点差に広げられたものの、阪神のミスにも助けられ七回に勝ち越に成功。しかし、三番手・山口が2本の本塁打を打たれ逆転負け。阪神に3連敗を喫し、4月9日以来の2位に転落。5連勝の阪神は巨人に代わって首位に浮上した。

Yomiuri Giants Official Web より

1点先制、そして逆転・・・までしておきながらやられてしまった、非常に尾を引く3連敗で詰めの甘さを露呈してしまったといってもいい。

1~5番に11安打も打たれては、勝てと言うのが無理と言うもの。

3夜連続でマートンに打たれ、ブラゼルは抑えたものの、新井、城島にいいようにやられてしまった。

3回までは能見、内海のすばらしい投手戦だった、、、4回阿部のタイムリーで1点先制し、主導権を握れたと思った矢先、鳥谷、新井、城島に連続ヒットを浴び、ブラゼル、桜井の内野ゴロの間に、2点を取られあっさり逆転される。

さらに5回、能見、平野がエラーで出塁すると鳥谷にタイムリーを打たれてさらに1点追加。原監督はここで内海をあきらめ、久保にスイッチ。しかし久保が城島に3ランを打たれ、1-6とゲームが壊れた・・・(かに見えた)

走塁の際に足を負傷した能見に変わり、6回に西村が登場。前夜のピンチをしのいだピッチングが脳裏をよぎったが、脇谷が3塁打を打つと、ラミレスがタイムリー、さらに阿部が2ランホームラン、谷にもホームランが出て5-6まで追い詰める。

7回には長野の3塁打のあとに久保田が暴投し同点に追いつくと、さらに久保田の悪送球&暴投で1点勝ち越した。

となれば、山口→越智→クルーンの勝ちパターンで逃げ切りたいところだったが、山口は7回に新井にホームラン、さらに8回には関本に代打ホームランを打たれ1点勝ち越される。

阪神は9回に藤川を投入。

長野が四球を選び、スンちゃんが送りバント、坂本のヒットで1アウト1,3塁まで追い詰めるが、脇谷、ガッツが連続三振でゲームセット。

いやぁしかし、色んな意味で息の詰まるゲームだった。

もう、エラーのことは言うまい、巨人も相当なもんだったが、それは阪神も同じ。

とてもプロの試合とは思えないエラーの連鎖で中盤はボロボロだったと言ってもいい。土のグラウンドだからという言い訳してほしくない、連携エラーも含めると、あきらかに守備練習不足なのはあきらか。元々守備のうまいチームではないが、それにしてもひどすぎる!

(良い子のみんなは真似しないように!)

昨夜も満塁のチャンスに打てなかったが、今日もホームラン以外は相手のエラーが絡んでの得点で、結果的に能見を打ち崩したというわけではなく、相変わらずの巨人キラーぶりを発揮されてしまった。西村にはリベンジしたが、藤川から何とか1点でも取らない限り、今後の巻き返しは難しい。

ここぞという局面で、変化球が高めに浮いたり、まっすぐが真ん中に入った内海だったが、原監督もエースと期待するのであれば、あそこで交代はなかったんじゃないかと思う。あれでは、去年と同じ扱いで、本人には悔いだけが残るんではないだろうか?

3勝6敗か・・・去年巨人が優勝した最も大きな要因は3連敗以上の連敗が極端に少なかったことにほかならない。今回のような(特に昨日、今日のような)試合は2度とやらない(と昨夜原監督は言っていたが・・・)意識で隙を見せない野球をしてもらいたい。

ちなみに、昨夜打ち込まれたオビスポコバマサは2軍行きとなった。

代わりにワタシの好きな福ちゃん(福田)が上がってきたが、今日の出番はなし。

個人的には福ちゃん中継ぎで、グっさんを先発に戻すのがいいと思うが、原監督は福ちゃんを先発で使う気のようだ。(ま、去年の前半は先発で結果を残しているし)