ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/24 巨人 6-4 中日 → やっぱり頼りになる男!>ガッツ!

巨人 6-4 中日 8月24日(火) 東京ドーム

対 中日:8勝11敗0分

勝利投手:越 智 44試合 3勝 3敗 4S

セーブ :クルーン 37試合 3勝 2敗 19S

敗戦投手:清水昭 38試合 1勝 1敗 0S

投手リレー

 巨人:グライシンガー→久保→越智→クルーン(C:阿部)

 中日:チェン→清水昭→小林正(C:谷繁)

ホームラン:

 巨人:小笠原26号ソロ

 中日:ブランコ26号ソロ

巨人は四回、長野のタイムリーで先制すると、打線がつながり4点を奪う。しかし五回、先発のグライシンガーがつかまり、4点を献上。試合は振り出しに戻る。その後両チーム投手陣が粘り、同点のまま迎えた八回、小笠原が26号ソロを放ち、勝ち越し。長野にダメ押しタイムリーも飛び出し、前カードで3連敗を喫した中日ドラゴンズに6対4で勝利。4連勝を決め、阪神が負けたことで首位に立った。

Yomiuri Giants Official Web より

やはり頼りになる男>ガッツだった。

ここ数試合、調子が思わしくなかったが、やはり終身打率で3割以上を打つバッターというのは、悪い調子を長続きさせないのがすばらしいところ。今日は、もちろん勝ち越しを決めたホームランもすばらしいが、個人的には4回のフォアボールを出した場面を一押ししたい。彼はもともと選球眼は素晴らしいし、ファウルで粘る技術も持っている。もちろん、ガッツが打席に立つときは相手投手も厳しいところへ投げざるを得ないわけで、自然とストライクかボールか・・・という微妙なコースへの球が多くなる。

そんな中、調子が悪い時でもしっかりボールを見て四球を選び、調子がいいときはいい時で、バットを振りたい衝動を押さえ、これまた四球を選ぶ。彼のこの集中力が一番の武器であり、特徴であると思う。

(もちろん、あのフルスイングも特徴なんだけど、やっぱり集中力・・・・かな)

ガッツが出塁すれば、必然的にラミちゃん、阿部にチャンスが回るし、もちろん、1,2番が出た上での出塁なら、さらにビックチャンスとなる。1、2番と4,5番の繋ぎ役という活躍を本当にやってくれて頭が下がる思いだ。ラミちゃんの打点王も開幕序盤は1,2番のおかげで、途中からはガッツのおかげというのも大きいと思う。

投手陣はグライシンガーが5回に捕まってしまったが、まだまだ本来の力には遠い。ただ、同じ遠いのでもひと頃のゴンザレスと違って、球数を投げ続けることで良くなってくることを予感させる状態であると思う。9月に入り、本当の正念場がきた時にこれまでの借りを返すくらいの快投をしてくれればいいと思う。

そして今日は前回フル回転の山口を休ませて、久保にロングリリーフをさせた。

さすがに1点もやれない展開なので、久保と越智で9回まで持たせたが、まぁ延長も考えられる状況だったので、山口は温存したという感じかな?延長にまでなれば出ていたと思うし。クルーンも何とか3人で抑えてくれて良かった。

先日も書いたが、この中日、阪神、中日の9試合は4勝5敗なら御の字だと言った。今日勝ったことで4勝3敗となり、残り2つのうち1つを勝てば勝ち越しになる。明日以降はチェン以上に厳しい投球をされた山井、吉見でくると思われるが、各人が工夫をこらしたと原監督がほめたように、あの時と同じ抑え方は通用しないぞ!という打撃を今日は見せてくれた。それを受けて、明日は谷繁がどういう手で来るのか、それとも前回も活躍した小田(知らない人のために、彼は元巨人でした)がまた魅せてくるのか、いずれにしても阿部との頭脳戦になるのではないかと思う。

まぁ、ファンの気持ちとしては、3連敗をくらってるので、3連勝でお返しをしたいところだけど・・・・