ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

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8/22 巨人 3-0 阪神 → まさか完封リレーとは!?うれしい3連勝だった!

巨人 3-0 阪神 8月22日(日) 東京ドーム

阪神:10勝9敗0分

勝利投手:朝 井 3試合 2勝 1敗 0S

セーブ :クルーン 36試合 3勝 2敗 18S

敗戦投手:メッセンジャー 18試合 3勝 3敗 0S

投手リレー

 巨人:朝井→久保→山口→クルーン(C:阿部)

 阪神メッセンジャー→鶴→江草→久保田(C:城島)

ホームラン:

 巨人:坂本24号ソロ

 阪神

昨夜の勝利で首位攻防戦となった阪神タイガースとの伝統の一戦。一進一退の緊迫した展開が続くも六回、脇谷の2点タイムリ三塁打で巨人が逆転。七回にもラミレスのタイムリー、阿部の3ランでリードを広げ、阪神を突き放す。終盤はリリーフ陣が強力阪神打線を無失点に抑え、8対3で阪神に勝利。2番手の高木が巨人移籍後初勝利を挙げた。

Yomiuri Giants Official Web より

正直な感想を言うと、まさか本当に3連勝できるとは思いませんでした。

私の予想では、朝井が6回3失点くらい、メッセンジャーからは6回で1~2点しかとれず、7,8回で何とか追いつくか逆転し、久保、山口 or 越智、クルーンで逃げ切り、1点差で辛くも勝利。朝井が4点以上取られたとしたら、敗色濃厚・・・・ぐらいでした。

事実、朝井は序盤に危ない場面もあり、コントロールも定まらず、ぶっちゃけ2~3点取られてもおかしくない状況だった。そこを何とか乗り越えてからは、原監督も言うとおり彼らしく気持ちが前面に出てくるピッチングとなり、ちょっと元気が無い感じか?という阪神打線を何とか抑えきった。(平野、ブラゼル、城島を無安打で抑えたのは本当に大きい)

3点を取ってからは両軍らしからぬ1点を争う投手戦。但し、大きかったのは朝井が6回まで投げきってくれたこと。5回までであれば、久保、山口、越智、クルーンをフル動員せざるを得ない状況になるところ、6回まで抑えてくれた事で、今日も越智を温存することが出来た。

今日は昨日まで大爆発の阿部が城島に押さえ込まれ、ヒーローとなることは出来なかったが、今日の阿部は完封リレーを支えたという意味では、打撃の貢献よりもリードが大きな殊勲となったと思う。むしろ、お立ち台には阿部もあがってもらっていいくらいじゃないかと。

これで、名古屋での3連敗の借金を返し、3勝3敗。

この9試合が始まる前、今の調子で行くなら4勝5敗でも最悪かまわないと書いた。来週からの中日3連戦は前回と同じローテだが、今度は東京ドーム、しかも前回はお休みしていた阿部がいる状態。もう同じ3連敗は食わないぞ!という気持ちになっているだろうし、我々もそのつもり。今日中日が負けたことで、最悪1勝2敗でもかまわないと言える状況になったと個人的には思うが、出来れば2勝1敗で終了することができれば、最高だと思う。

優勝の行方がどうあれ、少なくともクライマックスシリーズでは当たる可能性の強い中日相手ということであれば、表ローテ(といっていい?)のこの3連戦は、短期決戦で中日を破るためのシミュレーションとして、また、これ以上、中日の表ローテに苦手意識を持たないようにするためにも、打線が援護する展開に持ち込んで欲しいと思う。

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ガッツのバントにはびっくりした。彼はいつも試合まえの打撃練習で、ゲージに入るとまずはバントスタイルで球をキッチリ捕らえてから、通常のフリーバッティングに入る。実はバントスタイルでボールをバットに当てるのは誰よりも旨いんじゃないかと思っていたのだが、やはり練習と本番では違うもの。結果的にはその失敗が次のラミレスのタイムリーを呼び込んだともいえるが、ガッツ自身はヒットが出るかどうかより、今日のバントミスが夜も寝れないほど、悔しかったんではないかと想像する。