ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/26 巨人 10-4 中日 → 夏休み最後の東京ドームに花火が炸裂した!

巨人 10-4 中日 8月26日(木) 東京ドーム

対 中日:9勝12敗0分

勝利投手:内 海 21試合 8勝 6敗 0S

敗戦投手:吉 見 21試合 11勝 7敗 0S

投手リレー

 巨人:内海(C:阿部)

 中日:吉見→鈴木→小林正→平井→清水昭(C:谷繁)

ホームラン:

 巨人:坂本25号ソロ、ラミレス40号3ラン、長野18号ソロ、

    坂本26号ソロ、小笠原27号ソロ、ラミレス41号2ラン

 中日:和田30号3ラン

序盤に5本塁打を浴びせ、今季4敗と苦手としていた中日先発・吉見を早々にノックアウト。大量点に守られた先発・内海は11安打を浴びながらも、粘りの投球で9回を投げきり、完投で約2か月ぶりの勝利をあげた。この日、阪神タイガースが敗れたため、一夜にして首位を再び奪取した。

Yomiuri Giants Official Web より

ストライク先行で来る谷繁のリードを逆読みしたか、決して本来の球威でなかったことも幸いし、吉見にペースを捕まれる前に坂本が先制ホームランで口火を開いてくれた。打撃が復調しつつある坂本に、強きにインコース多目の配球をしてくれたことも功を奏した。

ラミレス、長野にもホームランが出て初回に5点を内海にプレゼント。続く2回にも2打席連続となる坂本、さらにガッツにもホームランが飛び出し、あっという間の7得点。

本来なら、序盤の7点で勝ちを確信するところだが、そこが今年の内海の悪いところ、直後の3回に和田に3ランをうたれて、4点差になってしまう。打たれた瞬間に我が家のカミさんが言ったひとこと「やっぱり、内海は怖ぇ~~」が象徴している。

しかし、中継ぎを経験して以降、投球内容はまずまずというところまで復調している内海は、その後、落ち着きを取り戻し、球数が少なかったことが幸いして8回に1点を取られながらも完投で8勝目をマークした。試合前の時点で中日には3試合21回1/3イニングで防御率1.69、6月18日にはチェンと投げ合って完封もしている相性のいいチームとなっている(去年は散々だったけど)。ただ、今日も6月18日も東京ドームであるというのが気になるといえば、気なるところだが・・・・それでも先発投手陣の中にCSに上がってきそうなチームに相性がいい投手がいるのは、良いこと。この調子でナゴヤドームでも勝ちを拾うことが出来れば、期待が持てる。

前夜失点した山口、越智を休ませることができたのも非常に大きかった。

それと長野。

年齢とキャリアを考えれば、普通の新人と比較するのはフェアではないかもしれないが、それにしても素晴らしすぎ。数日前に原監督から右の脇があく癖が出ていると注意されて、それを意識するようになってから連夜の猛打賞に今日は貴重なホームラン。4打席目も打った瞬間は「ひょっとして!?」と思わせる打球だった。以前にもリストの強さを褒めたことがあるが、あの腕の力は彼にとって”ならでは”の武器になっている。右打者でセンターから右方向へあれだけ強い打球を飛ばせるのは巨人では二岡以来か?足も速く強肩とスターになる素質は充分。あとは守備の判断力さえ身につけば、外野の固定は間違いないといえる。

谷、松本、由伸、亀井にとって長野の存在がいい刺激になって、外野選手のレベルがドンドン上がっていってくれれば・・・と願ってやまない。

明日からは広島との3連戦。

8月6,7,8の3連戦では負け越しを喫した相手。下位のチームには申し訳ないが、これからの30数試合は下位チームへの取りこぼしが大きく響いてくる時期。キッチリと勝ち越して負け数を増やさない戦いが必要となってくる。