ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/27 巨人 7-9 広島 → 野村監督の好判断にやられた・・・・

巨人 7-9 広島 8月27日(金) マツダスタジアム

対 広島:13勝5敗0分

勝利投手:横 山 35試合 3勝 1敗 6S

敗戦投手:野間口 12試合 1勝 2敗 0S

投手リレー

 巨人:ゴンザレス→山口→久保→越智→クルーン→高木→野間口(C:阿部)

 広島:中田→チューク→岸本→大島→横山(C:會澤→倉)

ホームラン:

 巨人:小笠原28号ソロ、エドガー12号ソロ、ラミレス42号2ラン、古城1号2ラン

 広島:岩本11号2ラン、岩本12号ソロ、天谷6号3ラン

13勝4敗と大きく勝ち越している広島東洋カープとの18回戦。巨人は小笠原、エドガーのホームランで先制したが、三回に先発のゴンザレスがつかまり逆転を許す。だが、五回にラミレスの2ランで逆転に成功する。ゴンザレスは5回で降板したものの、山口、久保、越智の磐石のリレーでクルーンに繋ぐ。九回、クルーンが岩本にまさかの同点ホームランを被弾。試合を振り出しに戻されてしまう。勝利に執念を見せる巨人は十一回に古城の2ランで勝ち越す。しかしその裏、再び2点差を守りきることができず野間口が天谷に3ランを浴びサヨナラ負けを喫した。

Yomiuri Giants Official Web より

8回に好調の赤松の代打で天谷を出した野村監督。結果的にはこれが功を奏し、サヨナラ3ランを打つという劇的な幕切れを演出することになった。

しかし・・・・

ラミレスのホームランが出た時、9回にクルーンが登板した時、11回に古城のホームランが出た時、それぞれで勝ちを確信していた、特に阪神が途中報告で負けていたので、これは頭2つくらい抜け出すチャンス!とワクワクしてテレビを見ている自分がいた。

それだけに、選手と同じくらいボーゼンとしているが、少し頭を整理してみたい。

山口、久保、越智と勝利の方程式導入で2点を守りきり、1点じゃ怖い、3点以上でも怖い、2点くらいが一番安心できる(と本人は言っている)クルーンが、よりにもよってツーランを被弾で延長戦に。すでに上記3人の「安心パック」を使用しているだけに、延長戦にもつれ込むと高木、マイケル、野間口と少し不安となる。

高木は素晴らしいピッチングで10回をクリアした。11回に2点をもぎとり、最後の抑えと解釈すれば、ストッパー経験の豊富なマイケルに任せるという判断もあったと思うが、原監督は野間口にかけたようだ・・・・が、結果的にはそれが大きなミスとなってしまった。

天谷を送り出した野村監督と、野間口にかけてしまった原監督。

勝負のあやは今日に関しては、この采配にあったと私は思う。

途中逆転はされたものの、先制、中押しと来て、7~9回にダメ押しと行かなかったのも、今にして思えば敗因の引き金の一つだったかもしれない。せめて明日以降のためにも岸本、大島をもう少し苦しめるバッティングはしておきたかった。

とはいえ、原監督の言うように「これが野球の難しさ、これを糧にしてゆけばいい」の通り。幸いにも上位3チームが全て負けたことで、ゲーム差に変動は無かった。まだまだツキもあると思って、明日頑張るしかない。

(糧とできるゲームの残り少ないが・・・・)