ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

10/07 巨人 3-1 広島 → キタァ~~~~10.8決戦!明日が今年の集大成

巨人 3-1 広島 10月07日(木) 東京ドーム

対 広島:18勝06敗0分

勝利投手:東 野 27試合 13勝 8敗 0S

クルーン:山 口 72試合 8勝 3敗 5S

敗戦投手:前田健 28試合 15勝 8敗 0S

投手リレー

 巨人:東野→クルーン→山口(C:阿部)

 広島:前田健→横山(C:石原)

ホームラン:

 巨人:阿部44号ソロ

 広島:

2位確定のためには負けられない巨人は広島東洋カープと対戦。二回、阿部のソロで先制するも、その後は巨人・東野、広島・前田健の両右腕の好投が光り、投手戦へ。巨人は七回、二死から追加点を奪い、リードを広げると東野も8回3安打無失点と好投を見せ、3対1で勝利した。この日、阪神が横浜に敗れたため、順位決定は最終戦に持ち越された。

Yomiuri Giants Official Web より

奪三振を奪い合うマエケン、そして村中。今日明日はこの両投手が来るだろうという中で(村中は次の広島戦という情報もあるが・・・)、前半戦マエケンと勝利数を競っていた東野が先発。前回の阪神戦で中継ぎ登板し、調子が戻ってきたかと思わせる状態での一ヶ月ぶりの先発。

奪三振を意識しすぎたか、序盤に力が入りすぎて球が高めに浮いていたマエケンの立ち上がりを阿部が粘ってうまくライトスタンドに運んだ。先日の横浜戦での技ありのタイムリーからボールをうまく呼び込んでタマ際で微調整できるほど状態が良かった。

しかし、さすがマエケン、自分の状態を冷静に分析して試合の中で調整できるあたりはさすが、中盤は完全に奪三振ショー状態。1点の重さを感じる試合となってゆく。

一方の東野は離脱前とは別人のようなフォームに修正されていた。

軸足にしっかり体重が残っていて、腕の振りもバツグンだった。体重が乗ったストレートが投げられたことで、変化球も生きていて前半戦の投球を髣髴とさせる内容だったと言っていいと思う。特に阿部がホームランを打って先制した後の投球は下位打線とはいえ三人でキッチリと終わらせることが出来たのが、その後の好投に繋がったと思う

そしてマエケンvs坂本の同級生対決。

ホームランか?という打球がファールになり、流れが変わるか?というところでしっかりとボールを見極めた坂本。そして四球のあとの初球を狙った由伸。この回のタイムリーが試合を決定付けた(坂本の走塁も大きかった)。

今日、原監督とG球場で秘密特訓を行った坂本だが、フライアウトはあったものの、これまでのフライに比べると遥かに内容のいいバッティングだった。上体が上向きになっていたのがしっかりと修正され、キチンと上からボールを叩きつけるバッティングが出来ていた。マエケンとの勝負もファールで粘り、最後は四球を選べるほどボールもしっかり見えている。明日に繋がるバッティングが出来たという意味では期待してもいいと思う。

何といっても阪神が負けたので、明日に繋がった今日の試合。

マエケン相手に勝ったことで明日への勢いに繋がるだろう。

明日のヤクルト戦は3勝0敗と相性のいい内海がキッチリと抑えてくれることを願うが、今日上がってきて登板チャンスがあるかと思われたグライシンガーと豊富な中継ぎ陣をフル回転で総力戦で戦うことになるだろう。気持ち的には首位打者がほぼ決まっている青木がお休みしてくれることを願ってやまない。先に試合が終わって待つだけだった日ハムが悔しい思いをしたように、もう試合のない阪神に対して、巨人が勝って悔しさを味あわせたいと願ってます。

東野・・・・今日はナイスピッチングだったが、今日の勝ちで13勝。

後半戦で2勝くらい出来ていれば最多勝も・・・・とタラレバの話しをしたくなってしまう。昨年からローテーションを任されて、ただガムシャラに投げた昨年に比べて、1年間戦い続けることの難しさを味わった今季だと思う。それでも悔しい思いをしたことで調子を落とした時に何をすべきかわかったのではないだろうか?まだ今季も終わってないが、来年の活躍を期待させてくれる今シーズンの締めを見せてくれたとほめてあげたい。

あと、ラミちゃんシーズン前の宣言通りのホームランキング!

あなたは本当に素晴らしい!