ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/17 巨人 4-3 楽天 → 阿部、ぐっさんおかえりなさい!ヤングGが今日は勝利をもぎ取った!

巨人 4-3 楽天

楽天:1勝0敗0分

勝利投手:越 智 11試合 2勝 0敗 0S

セーブ :ロメロ 13試合 0勝 1敗 8S

敗戦投手:サンチェス 6試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:澤村→山口→越智→ロメロ 捕手:阿部→加藤

楽天:岩隈→スパイアー→青山→美馬→サンチェス 捕手:嶋

本塁打

巨人:

楽天

Sky A+ → BS朝日にてTV観戦

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交流戦の開幕戦・東北楽天ゴールデンイーグルスとのKスタ宮城での一回戦は、なかなか打線が繋がらず3点を追いかける苦しい展開だったが、九回に逆転に成功し、幸先の良いスタートとなった。

Yomiuri Giants Official Web Site

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東野&阿部のバッテリ復活か?と思いきや、中5日で澤村と阿部の今季初コンビでのゲーム。

同世代のルーキーの中では実力は頭ひとつ抜き出ていると言われながら、ここまで1勝の澤村。確かに素晴らしいし、2桁は楽に勝ってくれそうな投球内容ではあるが、ちょっと疑問に思う点がある。これは賛否両論あるし、批判も受けそうな気がするが、ソレを覚悟であくまでも私の主観での話をさせてもらおう

投手には低めのストレートが生きる投手と、高めで威力を発揮するタイプとあるが、前者の代表には岩隈、涌井、杉内などキレのある投手。後者には藤川やマー君など剛球タイプがいると思う。では澤村はというと、私は後者だと思っている。スピードがあって重いストレートは高めで勝負すべき。

開幕前にはもっとコントロールも良いように思えたし、球速ももっとでるはず。

昨年の大学の世界大会に比べればまだまだ潜在能力を出し切れていないように思う。

今日は開幕後初の阿部とのバッテリということで、もっとストレートで押してくるかと思いきや、スライダー比率が多かった。確かに澤村といえばストレートというイメージを相手打者は持っていると思うし、ストレートのタイミングで打席に入っていると思う。スライダーでカウントを取れる澤村はストレートでタイミングを取っている打者の裏をかけるというメリットはあると思うが、今日のようにスライダーが高めにゆくようになってしまうとつかまる率も高くなる。しかも、決め球にも使うのでバッターにファールで粘られやすく、球数も多くなってしまう。

勝ちを期待されているし、同い年のマエケンマー君がチームのエースになっている事を考えれば、同じような視線で見てしまうが、そうはいってもまだ1年目のルーキー。潜在能力は彼らに負けて無いと思うが、プロの世界でどういう勝ち方をするのか全くの未経験だということを忘れてはいけない。

個人的には打たれてもいいからストレートでドンドン勝負して、そのストレートを生かすためにスライダー、フォークをどう上手く使ってゆくかをバッテリで研究して、勝つための武器を今年1年(できれば半年くらい・・・・)で身につけて欲しいなと思っている。「澤村といえばストレート」という代名詞がつくぐらいまで成長させられる武器だと思っているから・・・・

常勝を義務付けられている球団だけに、澤村の良さを引き出すのではなく、負けないようなリードになっているような気がするんだが、これを見ているファンの方々はどう思うだろう?(書きながら意外に反論が多そうな気もしてきたが・・・・汗)

さて、今日は負け試合をモノに出来た。途中降板した岩隈のおかげといったらその通りなんだろうけど・・・今日はSkyAとBS朝日をザッピングしながら見ていたが、SkyAでは今日の岩隈は良く無いといい、BS朝日では好調だという。じゃあ、どっちなんだ?といえば、両方なのかもしれない。今日はストレートの比率が低く、見る限り腕もそんなに振れていなかったように思う。それでもあれだけ巨人打線が空振り、打ち損じしていたのは変化球のキレとコントロールが良かったから。高めに来たスライダーを何とか打ち返すのが精一杯で、それも数が少なかったために降板するまで全く手が出ないピッチングをされてしまった。追い込まれる前に・・・・と巨人打線も早打ちになっていただけに、ヘタをすると100球以内での完封をされてもおかしくない内容だった。あの投球術は巨人の他の先発投手にも見せたいくらい。特にゴンザレスは調子が良かった時は岩隈に負けないほどの切れ味のスライダーを投げていたわけで、今日テレビで見ていたとしたら随分参考になったんじゃないかなと思う(見ててくれよぉ)。

昨日、どこかのニュースサイトに「今の巨人は2軍打線か?」と揶揄されていた。藤村、円谷、田中、大田、寺内、矢野・・・坂本、長野とファームで頑張っていた選手、主力だが若い選手が大半を占めるG打線。今はそんな悪く言われることもあるが、あと2年もしたら彼らが打線にいることに誰も口を挟まない生え抜き打線で活性化する時代がきっと来る。ガッツ、亀井、ヨシノブがいない事による副作用とはいえ、若い打線が「これからは俺たちの時代だ!」とメッセージを吐くような元気良さを見せて欲しいと期待している。(お願いだからわけのわからない補強で若手の気持ちをそぐような事はしないで・・・)

阿部、山口と一緒に亀井の変わりに大田があがってきた。

実は大田は意外に足が早く、イースタンでは14個の盗塁を決めている。今日も代走で出て、キッチリとホームに帰ってきた。とはいえ、ファンが彼に期待しているのは、足の速さではなくバッティング。藤村が1安打1四球で2度の出塁。円谷は勝ち越し安打と結果をだしたので、明日の先発はどうだろう?やはりしばらくは代打かなぁ。それとも大二郎の変わりにファーストで・・・・・ってのどう?>原監督

前試合で影のMVPと称えた紺田だったが、今日は・・・ダメだった。紺田の悪い部分がでてしまった打席になってしまった。鈴木の具合が思ったほど悪くないようなので、ひょっとしたら明日は1番鈴木で来るかもしれないな。福島県相馬市出身ということで、仙台はどちらかというと・・・・お膝元。家族はもとより友人、知人も来てるだろうし、先発で使ってあげたら大爆発しそうな予感が・・・ま、負傷の具合次第だけど。

ってことで、何となく愚痴も混じってしまったが、今日で借金も返済し5割復帰で上機嫌です。

交流戦のスタートを白星で飾り今日はセリーグが4勝1敗1分と好スタートを切った。昨年の屈辱を晴らすためにもセリーグ全体には頑張って欲しいし、阿部の復帰戦を勝利で飾った巨人もこのまま波に乗ってくれるとうれしい。