ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

6/24 巨人 2-4 阪神 → 甲子園にはやっぱり魔物が住んでる?

巨人 2-4 阪神

阪神:3勝4敗0分

勝利投手:岩 田 9試合 4勝 5敗 0S

セーブ :藤 川 19試合 1勝 0敗 14S

敗戦投手:東 野 11試合 2勝 7敗 0S

投手リレー

巨人:東野→西村→高木  捕手:阿部

阪神:岩田→榎田→小林宏→藤川  捕手:藤井彰

本塁打

巨人:

阪神

NHKBS1にて観戦

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リーグ戦が再開し、最初の相手・阪神タイガースとの7回戦は、2点を先制される展開となったが、三回に4者連続ヒットで同点に追いついた。しかし四回にタイムリーを浴び、再び2点差とされた。その後は打線がつながらず、そのまま2対4で黒星を喫した

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今季は0でおさえたゲームがない。リーグ戦開幕となる今日は0で抑える事を目標としたい・・・と事前に言っていた東野。恐らく原監督も、ここまで結果が出ない東野に対して、リセットさせるつもりで新たな開幕の試合として彼を指名したことだろう。今日、勝てば気持ちも新たにノってゆく事ができるかもしれないという期待を込めて・・・・

PNF重視のトレーニングをして体幹を鍛えると共にメンタルの改良につとめ、勝ちを意識するのではなく、1アウトずつ丁寧に積み重ねてゆくことを目標としていた内海と違い、勝ち星が欲しくて欲しくて堪らない東野。左右両エースの今季の結果の違いは、そういったちょっとした気持ちの持ちように現れているのかもしれない。

とにかく丁寧に・・・・でも、新たな開幕だからという力み。そのバランスが崩れ、最初から暴れ馬をコントロール出来ないもどかしさが見て取れた。ま、若いといっちゃあ若いんだけど、仮にもエースを狙っている投手であれば、もう少し自分をコントロール出来ないとね。今季初の5回持たずの降板は、守備のまずさもあったとはいえ、自らが招いた事で反省はしておかないと。

もひとつ言うと、打線が戻りつつある阪神に対して、リードが甘かった。ま、制球がままならない東野だからリードのしようも無かったとは思うが、暴れ馬をコントロールするのは東野自身だけでなく阿部の役目でもあるので、そこらへんは阿部にも課題が残った試合かと思う。

とはいえ、巨人も打線は戻ってきている。3回のツーアウトからの同点劇は本当に見事だった。能見攻略のためのこの数日間の特訓がそのまま岩田にも当てはまった攻撃だと思う。それだけに、その後が悔やまれる。確かにライアルの守備にも問題はあったかもしれない、でも、東京ドームと違う、甲子園球場ということを考えれば、アレくらいの守備の乱れは想定の範囲内でなければいけない。その守備が勝ち越しを与えた直接の原因とは考えたくないが、あれが無ければ1点で終わっていた可能性も否定は出来ない。1点差のままであれば、阪神に与えるプレッシャーも違ったものとなるだろうし、東野自身にももう少し引っ張れる材料にはなっただろう。ただ、内海とくらべれば、走者を背負った時の味方にエラーが出たあとのカバーリングという点では、粘りきれなかった東野がやっぱり悪いんだろう。あそこを1点もしくは0点でやり過ごしていれば、その後の攻撃陣の援護は期待できたし、そういう「何とかしてやろう」という空気になる。

明日は内海、澤村というローテでくると思われる。

ネットを見渡せば、東野、内海、澤村のローテは次のヤクルト戦にこそ必要だという意見もあった。でも、そこをこの阪神3連戦にぶつけ、その後の後の中日戦にぶつけるという作戦は決して間違いではないとも思う。ただ、本来ならエース3人をつぎ込んで3連勝を狙うはずだったのに、いきなり計画が崩れたことで、明日以降の打撃陣に余計なプレッシャーがかからなければイイナと願うばかり