巨人 4-2 阪神
対 阪神：4勝5敗0分
勝利投手：澤 村 12試合 ４勝 ５敗 ０S
セーブ ：山 口 16試合 ０勝 ０敗 ２S
敗戦投手：能 見 11試合 ３勝 ６敗 ０S
投手リレー
巨人：澤村→久保→アルバラデホ→山口 捕手：阿部
阪神：能見→福原→川崎→久保田 捕手：藤井彰→小宮山
巨人：
阪神：
SKY A sports にて観戦
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同一カードの３連敗は避けたい、阪神タイガースとの９回戦。前日に続きラミレスのタイムリーヒットで先制すると、着実に追加点を重ねていき、４点のリードを奪った。最終回に反撃にあい、２点差にまで迫られたが最後を山口が締め、４対２で勝利した。先発の澤村は７回を無失点に抑えるピッチングで４勝目を手にした
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ふ～～～やっと見終わった。
今日は昼間、外出していたので、録画した試合を帰宅後に視聴。
結果はリアルタイムでチェックしていたので勝利を知った上での視聴は安心して見ていられて、精神的に心地よかった。
昨夜、復調には阿部がキーマンだと言った。個人的には一度、ベンチスタートでもいいんじゃないかと思ったけど、原監督の選択は７番への変更だった。これは阿部を下げるという意味もあるが、安定して好調を維持している長野を３番に置きたいという理由の方が大きかったのかもしれない。ただ、結果的にはコレが功を奏した形となる。
もひとつ、藤村に関しても今の状況は負担が大きく、こういう時こそ経験豊富な中堅、ベテランの力が欲しいところだと思っていたところで、谷、脇谷の先発出場となった。これまで悔しい思いをしてきた脇谷がどれだけ機能するかがキーになりそうだと思っていたが、これまた貴重なタイムリーを放つなど、キーマンとしての役割を全うしてくれた。
岡崎ヘッドが
「前回、能見との対戦時には低目を捨てろという指示をして失敗したので、今回は高目を狙ってゆけという指示に変えた」とコメントしていたが、意味としては同じことでも、言い回しを変えるだけで、こうも効果が変わるのかということも改めて教えてくれたゲームでもあったような気がする。
低目を捨てようと思えば、目線はどうしても低くなる。見極めているつもりでも、低目を意識している分だけ、つい手が出てしまうこともあるだろう。一方で、高目を狙ってゆく作戦であれば、目線は最初から高めを意識しているわけで、低くきたボールには端から反応しないという図式になる。低目を捨てることが出来たからこそ、ボールの見極めが易くなってバッター有利なカウントを作ることが出来た。
ま、次も通用するとは限らないし、能見自身好調とはいえない状態ではあったが、能見に対してのトラウマを解消するキッカケになったかもしれないと期待できる攻撃だったと思う。
巨人の得点源は長野／ラミレスなわけで、今はチーム一丸となって彼らの前にいかにしてランナーをためるか、ランナーは彼らが打ちやすいようにどれだけ投手へプレッシャーをかけられるか、そこに注力を注ぐべきで、そういう意味では今日はそれが機能していたと思う。クリーンアップに５回打席が回ってくるような攻撃が出来れば、自ずとチャンスは増えるわけで、現在、好調ではない選手は少しでも多く打席が回るように、安打を打ちたい！ではなく、四球でもエラーでも、死球でも何でもいいから出塁することを意識してしつこく打席で粘れば、結果的にそれが自らの不調を脱却させる事に繋がると思ってチ－ムプレーに徹して欲しい。
それにしても澤村はルーキーとは思えない投げっぷりで、いたく感動した。
ノーワインドアップでうまくいった前回の西武戦で何かを掴んだような感じだったが、今日も連敗ストップを託されたと思えないほどの落ち着きぶりで自身の成績をあと１勝で５分に戻すところまで這い上がってきた。本当はストレートにこだわって、打たれても、打たれてもグイグイ押してゆく投球が見たいのだが、チームが勝つために、ストレートで空振りではなくファールを誘い、変化球で仕留める、もしくは変化球からストレートで牛耳るというベテランのような投球術を披露していた。同時にブラゼルを高めのストレートで追い込んでゆく姿を頼もしいとも感じた。
さ～て、次は首位ヤクルトとの対戦。
３本柱を使い切った巨人だが、ヤクルトも館山、石川は出せないローテ。冷静に見てチーム力ではまだヤクルトのほうが上なのは認めざるを得ないが、決してチャンスが無いわけではない。裏ローテの先発陣が何とかゲームを作ってくれれば、連勝する可能性だってあるわけで、ここは期待して見守りたいと思う。
ま、何はともあれ３連敗を覚悟していただけに、今日勝ててよかった・・・・ホッ
