巨人 6-2 広島
対 広島:10勝4敗1分
勝利投手:西 村 27試合 5勝 0敗 0S
敗戦投手:バリントン 19試合 11勝 6敗 0S
投手リレー
巨人:西村→高木→ロメロ→アルバラデホ→久保 捕手:阿部
広島:バリントン→青木→梅津→大島 捕手:石原→中東
巨人:阿部13号3ラン
広島:天谷1号ソロ、石原2号ソロ
球場観戦→日テレG+(録画)にて観戦
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
前日の逆転勝ちで勢いに乗る巨人。4連勝中の西村に先発を託すが、2本のソロ本塁打でリードを奪われる展開になる。しかし五回、阿部の13号3ラン本塁打で逆転する。続く六回にも打線がつながり、3点を追加した巨人は6対2で勝利を収めた。これでカード勝ち越しとともに5割復帰となった
Yomiuri Giants Official Web Site
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ちょっと時間が出来たので、ドームに行ってきた。
ただ、時間の関係で3回~7回までしか見れなかったが、実際にゲームが動いたのは4~6回だったので、おいしいところだけ見れたと思えば、まぁいいか。
(で、帰ってから録画したゲームを改めて見直した)
そうそう、久々にオレンジタオルを回せて、右手が痛くなってしまった・・・・(笑)
まぁ、球場で見てるときはわからなかった部分も、取り合えず一通り初回から再生して、なんとなく全体の流れが見えたので、PCの前に座る。
かいつまんでポイントを上げると
・石井のホームタッチアウト
・5回の1アウト満塁の場面での栗原のサードライナーでゲッツー
・6回、鈴木の盗塁
・ロメロの結果オーライの無失点
あたりが気になったプレーかなぁ。もちろん、阿部の逆転3ランが一番貢献度が高いわけだけど、そこはちょっと期待させる空気もあったんで、やってくれて安心と共に大興奮。
毎年、阿部は一ヶ月くらいホームランが止まらない月が8月とか9月にあるのが恒例だが、ひょっとしたらそのモードに入っちゃったんじゃないの?と思わせてくれる一打だった。これで阿部独特の二枚腰でのヒットが出るようになれば、本物だと思ってもイイが、それもそのうち見られるか?
オガラミのダブル内野安打なんて、シーズンに1度見られるか見られないか?いや、ほとんど見られないだろ!と考えれば、アベックホームランよりもむしろ貴重な内野安打を見させてもらったと思う。
ラミちゃん的にはこの試合で1500試合出場、1800安打を達成したわけで、それは出来れば350号ホームランでやりたかったろうな・・・・。ま、そこまで行っちゃうと出来すぎなんで、350号はいつでもいいから今日のような粘り強いバッティングをこれからも疲労してくれるとうれしいかな。
西村が対策で並べられた左打者をうまく責められず、コントロールに苦しむ姿を今季初めて見た。度重なるピンチに見舞われたが、結果的には失点はソロホームラン2本ということで、いい勉強になったんじゃないだろうか?ぶっちゃけ、1点先制された時は「おぃおぃ西村までもが!?」と先発の不調に泣きそうになったが、5回の栗原のサードライナーでゲッツーを取れた時点で、これで流れが変わるか?と期待させてくれたし、勝ち運は手放してないんで、まずはひと安心。
そういやゲーム中のレポートで吉村コーチが「バリントンは中4日なんで、何とか球数を投げさせてスタミナを奪う攻撃をしてゆきたい」と言っていたらしいが、いやいや、全然そんな素振りは見えませんでしたから・・・・(涙)
キレのあるボールでストライクをどんどん先行させてゆくんで、球数を投げさせようとしたらファールで粘るくらいしか方法が無いので仕方ないかもしれないが、ファールで粘る前に早いカウントでバンバン打っちゃってるんで、これはもうコーチの指示を無視した攻撃か?と苦笑いしてしまった。
ただ、11勝で無敵に見えるバリントンも実は巨人戦は今日も入れて3連敗。相性の問題か、確かに良いピッチングはされているが、無失点に抑えられているわけではないので、実はそんなに心配してなかったりする。今日負けていれば、勝ち星も内海と並ぶわけで、巨人としては内海のためにも勝たせるわけにはゆかないゲームだったけど。
(ちなみに内海は17試合で12勝、バリントンは19試合で11勝と、現時点では勝率も内海のほうが良い)
6回、ラミちゃんの代走の鈴木が盗塁を成功させたのは大きかった。この回は長野も走ったし、阿部の3ランでリードした後とはいえ、采配に余裕が出た場面だと感じることが出来た。ノーアウト2,3塁というこれ以上ない場面になったことでヨシノブも力むことなく合わせることが出来て、つまりながらもヒットにすることができた。そして2点差になったことが高橋信二の打席でのプレッシャーを少し和らげたとするならば、良い流れで得点できたイニングだったと思う。
欲を言えば、サブローがせめて犠牲フライくらい打ってくれて5点差にすることが出来れば、原監督も野間口とかをお試しで使ってくれたかも・・・・(いや、ちょっと野間口の調子が見たかったんで)と思ったんで、そこが残念といえば、残念。(次の坂本には申し訳ないが、今日は期待してなかったんで)
7回裏は現地では見れなかったんで、帰ってから見たんだが、1アウト満塁で栗原って、一発で同点やんけ!とびっくりした。そのあと、栗原、丸を三振にしとめるが、そんな球投げれんなら、最初から投げんかい!って感じ?ま、この回に仮に1点でも取られてたら、流れが変わる可能性もあったんで、結果オーライであっても無失点で切り抜けられたことで、広島打線も少しあきらめかけたかな?と8,9回の攻撃を見てると感じることが出来た。
なんにしても、初戦を落としながら勝ち越すことが出来て、良かった。
これで気持ちよく名古屋に行って中日と戦える。向こうは3連勝で一気に入れ替わりを狙っていると思う。打線不調とはいえ、ナゴヤドームで巨人に勝たせると、それをきっかけに浮上してくる事だってありうる。2ゲーム差があるから、まぁ勝ち越し狙いで、最悪負け越しても並ばれるだけだ、なんて甘いこと考えてたら(考えてないだろうけど)痛い目を見るので、こっちも3連勝してヤクルト戦につなげるくらいの気持ちで戦って欲しい。
今日はデーゲームだったので、帰ってから阪神vsヤクルトを見てたが、いやいや最終回のあの攻撃はやっぱり、ヤクルト粘っこい!と怖くなったし、柴田のエラーには笑わせていただきました(今夜は眠れないだろうなぁ)。ただ、野球って怖いね、その後の藤川のワイルドピッチに新井のエラーとドンドン負の連鎖が続いてくる。武内の最終打席の場面だけど、カウント2-2でほぼ100%フォークで来るとわかってた場面だから、あそこをもしも見逃してフルカウントまで持ってゆくことが出来てたら、ひょっとしたら逆転にまでつなげてたかもしれないと思うと、ヤクルト相手には何点差あっても気が抜けね~な~と改めて背中が冷たくなった。
あと、球団新記録の久保の19試合無失点。おめでとう!最近の久保のマウンドは落ち着きと余裕を感じる。そのうち苦しい時期も来るだろうけど、今の安定感を少しでも長く続けられるよう、体調管理だけはしっかりとお願いします。