ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/25 巨人 3-3 阪神 → 勝てる試合を落とした・・・1点差でロメロはないって!

巨人 3-3 阪神

阪神:8勝9敗1分

勝利投手:

セーブ :

敗戦投手:

投手リレー

巨人:小野→高木→野間口→ロメロ→山口→久保 捕手:阿部

阪神スタンリッジ→渡辺→榎田→藤川→福原  捕手:藤井彰→小宮山

本塁打

巨人:高橋由11号ソロ

阪神:新井貴12号ソロ

日テレG+にて観戦

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東京ドームでの阪神タイガースとの18回戦は、高橋由が二回にソロホームラン、三回にはタイムリーヒットを放ち3点をリードしたが、金本のタイムリーなどで同点に追いつかれて延長戦に突入。そのまま決着はつかず、試合終了した

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ガッツが剥離骨折と判明し、長期離脱を余儀なくされショックを受けたが、じゃあこれをきっかけに若手にチャンスを与えよう!と思っていたところでのライアルの登録・・・いやいや、ファームでもそんなに結果を残してませんけど????

せっかく中井をあげてるんだから、こういう時にチャンスをあたえてもいいんじゃないの?ひょっとしたらブレークして、ラッキーボーイになるかもしれないよ?少なくとも期待値という点ではライアルとそう変わらないと思うんだが・・・・

と、選手登録に不満を募らせながら始まったゲーム。

もしも、今日勝っていればまさにヨシノブデーだったんだが、結局のところ引き分けでゲームセット。試合後に原監督がロメロについて

「アウトをひとつでもとってくれればと思ったが、計算が狂った。ストライクを取るのに一生懸命な投手を送り出した、私の責任です。」

ってか、そんなのわかりきってることジャン!1点でも勝っている状態で7回を終了したわけだから、普通に山口→久保でいいと思うんだが・・・・新井、マートンと右が続くから、どちらかでアウトを取ってもらい、金本のところで出すつもりだったんだろうけど、グッさんは右打者でもしっかり抑えてくれるし、むしろ金本は左ピッチャーの方が相性がいいので、そもそも考え方の組み立てがおかしいと感じるんだが。

(ま、試合後に登録抹消されたようなので、今日は最後のチャンスを与えたのかもしれないけど)

8回の頭からグッさんを投入し、仮に同点に追いつかれたとしても、グッさんを投入して追いつかれたんなら仕方ないとあきらめもつく。7回を投げてくれるセットアッパーがいないのが悩みの巨人だが、8、9回はパターンが出来ているわけだから、そこは相手の事情や打順などに関係なく、もうつぎ込むスタイルを取らないと、グッさんも心の準備も体の準備も出来にくいって!はっきりいってスムースに抑えて、気持ちよく勝っていた(かもしれない)ゲームを余計な投手を間に挟んだことで、悔いの残る引き分けで終わるという後味悪いゲームとなってしまった。

先発の小野は序盤こそ、らしい元気なピッチングをしていたが、勝ち投手の権利がかかる5回につかまりかけてしまった。1勝目を勝ち取ったときのようなひたむきさから、勝ちを頭の中で計算するようになり、守りに入る姿が見え隠れしていると川口コーチの談話があったが、まさに5回はそんな感じ。ツーアウトまできていたし、先発が同点に追いつかれて降板するなら、そこからまた再スタートということでチームにも切り替えが出来そうなもんだが、原監督は打者が鳥谷ということでリッチギー(高木)に代えた。

この交代には小野に対して、「勝ち投手の権利ってのは、そんな簡単に手に入るものではない」といったゲキも込めての交代だったと思うが、果たして小野にどこまで伝わっているか・・・・次の登板の時に、今日を乗り越えられるかどうか、期待して見てみたい。

(余計に緊張しなければいいけどね)

5回2アウトからマウンドにあがった野間口は良く頑張ったと思う。

1軍に上がってきて、最初は出番が無かったが、アルビー、ロメロが不安定ということで、ここ数試合になってチャンスがめぐってきた。野間口にとっては、これから先、上に残れるかどうかの大事な投球が続くが、今のところ無難に勤め上げていると思う。

もともと球威はあってもコントロールに難のあった野間口だが、スリークォーター気味のフォームに変更した今シーズンは、その辺は安定してきたと思う。対戦を重ねて打者に慣れられてくると掴まる場面も出てくると思うが、ロングリリーフも出来るサイドピッチャーということで、相手打者の目先を代える意味でも、しばらくは通用しそうな気がするので、このまま大崩れしないで役割をこなし続けて、シーズン終了まで上に入れるように必死で頑張って欲しい。

ゲーム全体を通してという意味では、4回以降長野のヒット1本しか出なかったということが、勝ちきれなかった原因と言っていい。相変わらずラミちゃんは相手バッテリーにいいように遊ばれてしまっているし、6回にヨシノブが四球で先頭打者として出塁したにも関わらず、阿部がショートゴロでゲッツーを打ってしまうなど、交互にしか打線が機能せず、拙攻となってしまった。相手投手がよければ良いほど、繋ぎの意識と一発を狙う場面とをうまく使い分けなければいけないが、その辺、どうにもKYな打線となってしまっているのが歯痒いかな。

明日からはマツダスタジアムでの広島3連戦。

ここまでは相性の良かった広島戦だが、ここ数試合の広島のゲーム運びを見る限りは、栗原にあたりが戻ってきて、連勝していたころのチームとは雰囲気も勢いも変わってきていると思う。5位の広島とは1ゲーム差しかないため、相性の良いチーム(その次の横浜戦も含め)からはキッチリと勝つ野球をしないと、9月2日からのヤクルトとの戦いまでに挑戦権を失ってしまうことも十分に考えられる。阪神は相性の良いヤクルトと甲子園で戦うので、うまくヤクルトに勝ってくれるかもしれない。その時に阪神に2位を奪われないように、広島戦は1つの勝利がヤクルトとの差を詰める大事な試合という事を意識して、今日のような間違いのない采配をしてくれることを願います。