ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/30 巨人 3-0 横浜 → 50勝一番乗り!首位ともついに3ゲームを切った!!

巨人 3-0 横浜

対 横浜:8勝5敗0分

勝利投手:内 海 20試合 13勝 4敗 0S

セーブ :久 保 52試合 3勝 1敗 14S

敗戦投手:高 崎 22試合 4勝 10敗 0S

投手リレー

巨人:内海→野間口→久保 捕手:阿部

横浜:高崎→大原慎→福山 捕手:黒羽根

本塁打

巨人:

横浜:

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横浜ベイスターズとの北陸シリーズ初戦。高校時代を過ごした福井での凱旋登板となった内海が、7回2/3を無失点に抑え、ハーラーダービー単独トップの13勝目を挙げた。打線も初回に3本の適時打を集中させ効率よく得点。救援陣も完封リレーでつなぎ快勝した

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先月の今頃は考えられなかったまさかの2.5ゲーム差。

ココまで来ると、このゲーム差の状態でヤクルトとの3連戦を迎えるのが、楽しみになってくる。

本当はラミちゃんの調子も上がらないし、坂本もアレだし、出来れば台風の影響で神宮3連戦のうち2戦くらいは流れちゃってくれないかなぁ~~~なんて弱気の虫が出てきていたが、明日の試合内容次第では、これを気に一気に首位を取っちゃってもいいんじゃないの?なんて調子の良い言葉が頭をよぎる・・・・

ここ数試合の勝ちゲームを見る限り、巨人打線は復活にはほど遠いが、積極的に足、犠打を使いチャンスを広げようとする仕掛けが目立ち、少ないチャンスをモノにすることで点を積み上げている。今日も高崎の立ち上がりを攻めて、一気に3点を先制することが出来た。坂本、ラミレスは相変わらず(ラミちゃんは18打席ぶりにヒットが出たが)・・・・だが、藤村の出塁と長野のタイムリーがパターン化しており、そこに亀井、ヨシノブ、阿部が絡むと2点、3点になるという流れを作れている。

今の坂本を支えているのは、得点圏打率4割という数字だけだと思うし、原監督はそれを期待して5番に置いたのだろうが、う~ん、今の坂本はどちらかというと6,7番向きの状態なんじゃないかと思う。初回のバントミスなんて、有り得ないミスで流れを止めそうになるし、かといってあの場面で打たせたら、結局ポップフライの可能性がデカイ。ノーアウト2,3塁にしてさらに追加点を!という原監督の意図はわかるし、5番が阿部ならさせなかったろう。本来器用な坂本だからこそ、犠打を命じたのに、それさえできないんじゃ・・・・得点圏打率を買うのなら、先日のようにココゾの場面で代打という使い方だって出来るだけに、相当頑張らないとこのままではチームの雰囲気が悪くなる。

いずれは巨人のクリーンアップを打ってもらわなければいけない選手。去年からのポップフライ病は何としても今季のうちに治して、戦力として先発メンバーに名を連ねてもらいたい。

今日はなんといっても内海。ここ2試合、内容は良いのに勝ちに恵まれなかったが、今日は地元の敦賀気比高校時代に投げた球場への凱旋登板ということで、良い意味での気合のノリが感じられて良かった。同時刻にバリントンも投げていたので、最多勝のライバルが降りるまでは内海も降りるわけにはゆかなかったろう。

(本人は意識してないだろうけど)

8回もランナーが2人でなければ続投だったかもしれないが、さすがに一発で同点となる場面で、村田を迎えてはマウンドを後にするしかなかったか。

しかし、その大事な場面を任せられた野間口は良く抑えた。ちょっと甘めの球だったが、力で抑えたセンターフライで3点差というセーブがつく条件の中、もっとも投げやすい状態で久保に託すことが出来た。

ギリギリの場面でも結果を出すことで、今後、野間口はますます大事な存在になってくるだろう。この前も言ったけど、恐らく相手打者が慣れてくるまで・・・・という結果になってしまう恐れもあるが、今は課題の7回を投げてくれる投手がいないので、そのポジションを獲得するために良いイメージを持たせてくれる投球が続いている。仮に先発が早い段階で降板になったとしても、ロングリリーフも任せられるため、今の状態を続けてくれるなら非常に心強い。先発が7回まで持てば、8回をグッさんと野間口でワンポイントずつ投入することも可能だし、延長にもつれそうなゲームなら、7、8回を任せて9回、10回をグッさん、久保で行くこともできる。負け試合でもロングリリーフを任せてゲームを壊さないように繋いでもらうこともできるし、本当に何でもこなせる万能ピッチャーとして覚醒するかもしれない。

さらに越智が復調して、リッチギーとで左右のワンポイントまで控えてくれれば、投手陣に関しては心配事がなくなる。

(山口、久保の疲労だけ考えれば良くなる)

2回以降2安打だった打線が相変わらず心配だが、寺内、鈴木、橋本と足の速い選手も控えているし、小さなチャンスから点を取る野球に持ち込むことも出来るので、1点差ゲームの展開となっても、どこかで何かが起きる予感を持つことは出来るだろう。

いずれにしても他球団にくらべ、4~5試合消化が多い巨人としては、このチャンスに一気にトップにたって、2ゲームくらい引き離すくらいのつもりで行かないと・・・・って計算もまだ早いか。