ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

7/11 巨人 5-12 阪神 → いやぁ~笑っちゃうくらいに派手にやられたね(笑)

巨人 5-12 阪神 → 対 阪神:4勝6敗0分 東京ドーム

勝利投手:メッセンジャー 18試合 7勝 7敗 0S

セーブ :

敗戦投手:大 竹 15試合 6勝 4敗 0S

投手リレー

巨人:大竹→青木→土田→笠原→今村 捕手:阿部→小林

阪神メッセンジャー→福原→加藤→安藤 捕手:梅野→鶴岡

本塁打

巨人:阿部9号ソロ、長野6号ソロ、ロペス15号ソロ

阪神:ゴメス16号2ラン、梅野6号ソロ、上本3号ソロ

日テレG+ にて観戦

解説:金本知憲 実況:蛯原哲新谷保志

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

東京ドームで行われた阪神タイガースとの10回戦。巨人先発・大竹は初回に先制を許すも、初回に村田のタイムリー、二回に阿部のソロで勝ち越しに成功する。しかし直後の三回に同点とされると、六回には集中打を浴び4点勝ち越されてしまう。終盤の七回に長野のソロ、八回のロペスのソロで反撃に乗り出すが、阪神打線の一発攻勢で突き放されてしまい、5対12で大敗を喫した

Yomiuri Giants Official Web Site

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

もうね、タイトル通り・・・・(涙)

恐らく巨人系ブログや掲示板では、亀井のセーフティスクイズが・・・とか、あの極端なシフトは・・・とか、阿部の退場は・・・なんてことを散々叩いてるんだろうなぁ~、で、一方の阪神系では優勝したかのような祭りになってるだろう

(だから今日はその手のサイトは見ない(汗))

原監督のコメントも歯切れ悪いし、恐らく「今日はやってはイケないゲームをやってしまって申し訳ない」って思いで頭の中がグルグル回ってるんだろう

確かにグダグダなゲームではあったが、負けムードの時に派手にやらかしちゃうのは、ある意味、今シーズンの巨人のゲームなんでまぁ慣れたというか・・・別にいいわ

振り返りたくはないが、とりあえず、レポートらしいことを言うなら、数字だけ見れば圧倒しているわけではないメッセンジャーだが、何故か巨人打線は彼が苦手。その苦手の投手相手ということで、とにかく粘って終盤までギリギリのゲームを行い、(巨人よりは中継ぎに不安のある)継投勝負に持ち込むしか勝てる姿が想像できないと思ってた

初回にマートンにタイムリーを打たれて先制されながら、すぐさま村田のタイムリーで追いつき、さらに阿部のホームランで勝ち越した展開は悪くない。阪神に相性の良い大竹とはいえ、3失点くらいは覚悟しなければいけないので、少しでも旗色が悪くなれば良い投手からドンドンつぎ込み、勝ち越しを許さない展開に持ち込まなければイケなかったんだが・・・

旗色が悪くなったのは、亀井のセーフティスクイズが失敗に終わったところあたりからかな?1アウト3塁で亀井の打席となれば、ボテボテの内野ゴロでもよし、犠牲フライでもよしという結果を期待するのだが、結果はセーフティスクイズ失敗によるキャッチャーフライという一番後味の悪い終わり方だった。流れを掴みかけていたところでの失策で、相手を助けるばかりか勢いを渡してしまうことになる

ゲームってのはこういうのがあると、そこから引き戻すのは大変なもので、それを裏付けるかのような怒涛の攻撃にあってしまうという、ある種、必然の結果を呼び込んでしまった

自信を取り戻しかけた大竹は慎重になるあまり決め所で甘くなるというピッチングで、余りにも警戒しすぎ。いざとなったら開き直って目一杯投げるくらいで調度良いのに、そこにだけは投げちゃダメだ!というところに吸い込まれるようになげてしまった

6回に2点取られたところでゲームとしては決まってしまった感があるので、そこからはもうしゃ~ないわ、以降のリレーは2~3点取られてもおかしくない継投となるが、阪神打線の勢いは2~3点で済ませてくれなかったし、そうなるともう誰が投げても止めるのは難しいという典型の試合になる

イラつくような展開となれば、阿部が、らしくもない抗議で退場となるし(金本氏が苦笑いするくらいセーフだったな、でもあの抗議の仕方は良くない)、あれだけ極端なシフトを敷けば最悪四球でもいいからワンバウンドするくらいの低めを投げなければいけない中で、青木は打ち頃のコースにわざわざ投げてしまうという悪循環

原監督は打線も粘ったというが、初回の村田のタイムリーと最終回の井端の粘り以外はソロホームランでの得点という淡白な攻撃で2ケタ安打しながらランナーをタメてのここ一番が出なかったという点では、打撃戦とも言えない内容

結果的に、反省点ばかりが目につくストレスのたまる終わり方となってしまった

友人の阪神ファンの高笑いが聞こえてくるが、もともと大竹 vs メッセという時点で半分は諦めていたので、しゃーないと思うしかないが、和田監督も(金本氏もさんざん指摘していたが)、大量リードなのに守備固めをしないとか、モードに入っている梅野を交代させたりとか、点差の割に何故か勝ち継投をつぎ込み、しかも被弾するという???な采配を見せてくれたりしたので、采配面に関してはおあいこ的なところはあるか?そこにもっとつけ込まなければ、時すでに遅しだったね

ゴメス&マートン vs セペダ&アンダーソンの差だったと思って、明日以降の打線の奮起に期待するしか言葉が出てこない

確かに連勝続きで波にのる阪神打線は怖いが、大量点の翌日に無音ってのはよくある話だし、ノルと手がつけられないが、落ちた時も手の施しようが無いというのも阪神だったりするので、こちらとしては明日、倍返しするつもりで挑んでもらうより方法がないかな

杉内がゴメス、マートンをどうおさえるか、それがキーになるのは間違いないが、何とか明日は、ボーダーラインの1勝2敗でカードを終わらせられるように、投打ともに今日のゲームを反省してもらいたい

それにしても、金本氏は巨人主催の読売系列での解説ってこともあって、随分と巨人に気を使った解説だったな…見ながら「なんか気を使わせちゃってすまないね」って気分になってしまったわ(笑)

もひとつおまけに、ベンチで並ぶ大竹、青木、今村のスリーショットが皆な放心状態の顔つきで、見てるこっちが元気をなくしてしまった

ま、明日、明日!

管理人:みんぐ

http://ameblo.jp/ming-maro/