ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

7/12 巨人 5-0 阪神 → よっしゃ!昨日の借りは返した!杉内完封ナイス!

巨人 5-0 阪神 → 対 阪神:5勝6敗0分 東京ドーム

勝利投手:杉 内 16試合 7勝 3敗 0S

セーブ :

敗戦投手:能 見 15試合 5勝 8敗 0S

投手リレー

巨人:杉内 捕手:阿部

阪神:能見→金田→榎田→鶴 捕手:鶴岡

本塁打

巨人:亀井4号2ラン

阪神

日テレG+ にて観戦

解説:堀内恒夫 実況:上重聡佐藤義朗

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東京ドームで行われた阪神タイガースとの11回戦。先発・杉内が、前日16安打を放った阪神打線を沈黙させた。六回には通算2000奪三振の大記録を達成。最後まで付け入る隙を見せなかった。打線は初回に長野のタイムリ二塁打で先制すると、六回には阿部のタイムリ二塁打、八回には亀井の2ランなどで効果的に追加点を奪い、杉内を援護した。投打が見事にかみ合った巨人が5対0で完勝。杉内は2安打完封で、阪神の連勝に終止符を打った

Yomiuri Giants Official Web Site

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一夜明けて昨日のシフトに関して、色々と話題になっているが・・・

内野5人!原“異次元采配”は思いつきじゃなかった(東スポWeb)

個人的には積極的な采配はきらいじゃないので、別段批判するつもりは無いが、アンチの方々にとって格好のネタを提供してしまったのは事実…まぁあれから24時間、色んな人に色んなことを言われましたよ(笑)

(私が采配したわけじゃないのに…(汗))

いずれにしてもストレスの貯まる負け勝ったのは紛れもない事実。これを払拭するには、杉内が胸のすくような快投をして気持よく勝つしか無いと思っていたのだが…

いやいや、良い勝ち方だった

それにしても、見たくないなと思いながら反省を含めて、昨夜、阪神のファンサイトや掲示板を眺めていた(全英リコーオープン見ながら)のだが

梅野を絶賛し、クリーンアップの好調さがいつまで続くかなどが話題に上がる一方で、今日のゲームに調整登板もさせずにいきなり先発に指名した能見への不安、西岡をサードで使うんじゃないか?という不安、阪神ファンの希望である梅野を能見だからと使わないのでは?という不安など、意外に勝利に酔いしれる反面、今日のゲームに対しての心配が垣間見れたのだが・・・・

見事に的中してて・・・(汗)

正直な話、阪神ファンが今シーズンの能見をディスるほど、こちらとしては軽く見ていない。開幕カードで良い勝ち方をしたものの、やはり巨人にとって能見は天敵であることにかわりなく、阪神打線の好調さもあって、正直なところ五分五分よりも気持ち分が悪いかな?くらいで見ていたし、杉内にしても貯金は作れていても、杉内らしいピッチングで快勝したことはまだなく、2~3点の失点は覚悟してのゲームだった

ただ、能見 vs 杉内 に関しては何故か杉内の方が勝率が良く、本音を言えば阪神打線が勝手に杉内に対して苦手意識を持っていて、早打ちするなど助けてくれた印象が強い

今日もまさにそうで、コレが昨日猛打だった阪神打線か?というくらい、勝手に窮屈なバッティングをしているように見えた

昨日も書いたが、阪神の今の弱点は中継ぎ以降なので、とにかく先発がゲームを作って中盤以降までもつれれば、相手が勝ちパターンでもビハインドパターンでも、きっとチャンスは来るって思ってた

そんな中、原監督はついにセペダに2軍調整を命じ、橋本を上げてきた

さすがに能見相手で昇格即スタメンは無いだろうと思っていたのだが、離脱前まで左相手でも率を残していたこともあるし、何より東京ドームが盛り上がるだろうという意思をひしひしと感じるスタメン起用。案の定、発表時にはエラく盛り上がってた

あとは片岡に代わっての井端、左対策で7番に矢野というオーダー

1点をしつこくとりにゆく、下位からでもチャンスメークするという意思が反映されたオーダーだと思うし、矢野、橋本には良い所が無かったものの、まぁ悪くない

もひとつ、昨日やっちまった亀井に代わっての長野の3番。実は今日はコレがキーになるんじゃないかと思っていたんだが、その効果は初回にいきなりやってきた

好調の坂本と長野の間に井端が入ることで、よりチャンスを広げることが出来るし、村田、阿部が続けば一気にビッグイニングにする事もできる。片岡も悪くないが、守備の安定性と1、3番の間をうまく繋ぐという意味では、これはこれでアリだなと思わせる陣容だと思う

病み上がりで本調子では無さそうな能見だったが、今日の巨人打線は予習がしっかり出来ていたのが印象的。とにかく低めのフォークは徹底的に見逃すぞ!という意識が感じられて、ピッチングを窮屈にしていた

杉内の頑張りもあって、中盤以降まで1点のリードを保ったことがその後につながったし、相手を圧倒するような勝ち方では無かったけれど、相手投手を攻略するためにチームの意識を統一し、少ないチャンスをしっかりとモノにして、得た勝利ということでむしろ私の中での評価は高い勝利だった

ただ、気になったのは今日に限らないのだが、6回の矢野のショートゴロ

3ボール0ストライクからの次の球を打つべきか、待つべきかってのは結論の出ない永遠のテーマのような気がするが、個人的には相手が荒れ球で作ったカウントでない限り狙うべきというのが私の持論。

一般論であれば四球の可能性のある状態で打ちに行って失敗した時のダメージを考えて、待ちというパターンか、球種とコースを絞って、そこに来た時だけ打つという2択なんだろうけど、甘い球を見逃して3-1となってから打ちに行くほうが失敗する確率が高いので、余り同意したくない。

とくに今日のようなパターンの場合は、ほぼ確実に甘い球が来ることはわかっているので、積極的に打ちにゆくべきだしあの球だったら矢野は外野フライくらいは楽に打てたはず。結局、甘い球を見逃して、しまったという気持ちと打ちたいという気持ちがはやるあまり、それまで見逃せていた低めの球に手を出してショートゴロという悔いだけが残る結果になってしまった

今シーズンの印象として、ヤクルト打線はこういう場面では積極的に打ちに来ているイメージがあって、それが非常に功を奏している気がする。3-0からでも打ってくると投手が思えば、簡単にハーフスピードのストレートを真ん中近辺に・・・というピッチングは出来なくなるし、その結果四球になる確率はさらに上がる

0ボール、2ストライクから一球外すとか、3ボール0ストライクからの次の球は見逃して・・・なんてのは、もちろんケースバイケースだけれども、当たり前のように外す、見逃すというのはやめてもらいたい・・・・そんなことを感じた場面だった

(ちなみに私の教えているチームでは3-0から見逃して、それが甘いストライクだった場合は、こっぴどく怒られる…(汗))

ま、異論反論あるのは承知しているので、私の考えをゴリ押しするつもりは毛頭ないけれど、ちょっと勿体なかったなと思った場面だったので、ムキになって書いてみた

あとは7回裏の井端の三振ゲッツーは、あぁいう場面での活躍を期待されての抜擢だっただけに、ちょっと残念だった

なんて連々書いてみたものの、今日負ければ3連敗ってのがあっただけに、勝てたことにホッとしているのが正直なところ

このカードは1勝すれば御の字と思っていたし、今日勝ったことで、明日勝てばとりあえず対戦成績も五分に戻せるので、昨日、さんざんいじめられた阪神ファンの友人にいじられる材料がひとつ減る

(首位を走ってようが、結局負け越してんだろ?って散々言われたもんで(涙))

だからといって澤村にはそんな事よりも、前回の良いイメージを持ったまま、勝ち負けに拘らず自分のピッチングをすることに専念さえしてくれれば、必ず結果はついてくるので落ち着いて投げてもらいたい

春先には愚痴っていた日曜日のゲームも気がつけば今は6連勝中

明日のスポーツニュースのハシゴを楽しませてもらうためにも、何とか打線が早めの援護をして少しでも楽に投げさせてあげて欲しい

明日は母校の1回戦。まぁ弱小高校なので余り期待はしていないのだが、いよいよ夏の甲子園の予選が始まり、まさに野球漬けの日々が始まるなとテンションがあがる季節になってきた。

プロ野球を見ながら、神奈川県大会、埼玉大会、西東京大会と予選を見て一喜一憂する日々がついに来ましたね

管理人:みんぐ

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