ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/3 巨人 4-3 阪神 → どんな形であれ、1つ勝てて良かった・・・(ホッ)

巨人 4-3 阪神 対阪神: 7勝 8敗 1分

勝利投手:マシソン 42試合 2勝2敗0S

セーブ :西村 45試合 3勝3敗27S

敗戦投手:能見 17試合 8勝6敗0S

投手リレー

巨人:杉内→マシソン→山口→西村 捕手:阿部

阪神:能見→安藤 捕手:藤井彰

本塁打

巨人:村田14号ソロ、 ロペス13号ソロ、 中井4号ソロ

阪神マートン8号2ラン

東京ドーム

日テレG+にて観戦

(解説 堀内恒夫  実況 佐藤義朗

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東京ドームで行われた阪神タイガースとの16回戦。試合は1点を争うシーソーゲームとなった。初回、阪神マートンに2ランホームランを浴び、2点を奪われてしまう。しかし二回に村田、ロペスの連続ホームランで試合を振り出しに戻す。2対2で迎えた六回、阪神スクイズを決められ再びリードを許すが、すぐさまその裏に村田のタイムリーで同点に追いつくと、七回には中井のソロホームランで勝ち越しに成功。そのまま逃げ切った。東京ドームでの阪神戦の連敗は5で止めた

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この3連戦、1つでも勝てればOKくらいに考えていたものの、短期決戦のように初戦を落とすとさすがに後がキツくなる。今日に関しては内容で圧倒して勝ちたい気持ちはあるが、どんな泥臭い勝ち方だろうが、勝利することが大事で

ルーキーの菅野に連敗状態で託すようでは情けないというもの

前回、中日戦でまさかの連続四球で降板した杉内が、どんなピッチングを見せてくれるかがポイントだったけれど、立ち上がりの悪さは相変わらずで、いきなりの2失点・・・

猛虎打線と言えば強打のイメージはあるかもしれないが、実は今シーズンの阪神はチーム打率こそ3位ながら、総得点は5位でしかも6位の中日と5点しか違わないという状態。阪神ファンには悪いけど、マートン頼みの打線で、彼さえ抑えることが出来れば、そうそう負けることはないはずで、いかにしてマートンの前にランナーを出さないか、時には勝負どころでは歩かせるなどの策も講じて良い相手なのだが・・・・

さすがに杉内を立てておいて、初回からマートンを敬遠するというわけにはゆかなかったか?

今日を含めたオールスター明けからの10ゲームで、8勝2敗と無敵の強さを誇っているものの、じつはそのうち8ゲームで先制されており、逆転につぐ逆転と、打線の好調さで勝利をモノにしている状態。とにかく先制されるゲームをしないようにするためには、今日のゲームは初回のマートンは恥も外聞もなく、敬遠するというやり方もあったんじゃないかと・・・結果的に逆転して勝ったからいいものの、昨日のように初回の失点が後々まで響く可能性もあったわけで、投手陣は立ち上がりをどうしのぐか、バッテリーコーチ、橋上戦略コーチ、そして阿部を含めたキャッチャー陣とでしっかりと話し合うべきだと思う。

(たまたま打線が好調だからいいものの、5月のような不調時であれば、8勝2敗は2勝8敗だった可能性もある)

もうひとつ、今日に関して言えば、2番に矢野を持ってくるのは想定内だし、能見との相性を考えても悪くはない、ただ相性で言うならさらに能見と相性の良い中井を1番に持ってくるという手もありだったし、さらに言うなら杉内が投げる時に良く打つイメージの村田を4番に持ってきて、阿部は守備に専念させるため、7~8番に下げて負担を軽減するくらいの思い切った、対能見オーダーとかでも良かった気がする。

今からそんな奇策を・・・と思う人もいるかもしれないけれど、仮にこの3連戦で3連敗をしようものなら、阪神が息を吹き返す可能性もあるわけで、実は何気に今後を占う大事な一戦だったと考えれば、いま、考えうる最も確率の高いオーダーという手段に出て、阪神バッテリーにプレッシャーを与える作戦もありだろう

事実、初回の攻撃はせっかくのチャンスを阿部が併殺でつぶしてしまう形になって、2点を先制されたこともあって、重~い立ち上がりになってしまった

(理屈の上では正攻法ではあるが、あくまでも奇策なので、そうそう出来るものではないけれど)

以前、今の巨人打線を抑えるには、7月25日の広島戦のマエケンのように、エースピッチャーがエースらしいピッチングをしないかぎり難しいと書いた。事実、8勝2敗の2敗はそのマエケンと昨日のスタンリッジという防御率ランキングを争う二人だけ。今日の能見が能見らしいピッチングをしたら、今日も危ないところだったけれど、幸いにも制球が定まらず、ボールも高めに来ていたので、何とか得点することが出来た。

結果的には薄氷を踏むような僅差のゲームだったけど、実は初回の2ランホームランをしのぎ、2回の村田、ロペスのホームランのあと、中井が出塁したところで、もう少しうまく攻められていれば、案外楽に勝てたゲームだったかもしれない。

タラレバになってしまうが、2回の中井のヒットのあと、杉内に送りバントを命じたけれど、あの場面は実は中井に走らせても面白いなと思った。仮にアウトになって、杉内も倒れて終わったとしても、次の回は1番から始まるし、うまく成功して2アウト3塁にでもなれば、連続ホームランで能見も動揺していたはずなので、ひょっとすると2回に勝ち越せたかもしれない。

(しつこいようだけど、あくまでもタラレバね(汗))

杉内は勝負どころでは粘っていたけれど、今日も全体的にボールが高かった

まだ何か自分に自信が持てていないというか、大丈夫かな?また、前回のような制球難になるんじゃないか?という不安を抱えながら投げている感じで、上から見下ろすような堂々としたピッチングではなかった。

昨日の澤村は自分を取り戻し、不運な負けだった(なんか、Twitterで愚痴ってたな)ものの内容には満足していたと思うが、杉内に関しては、自分自身も首脳陣も、そして我々ファンもまだ安心できる状況にはなってなさそうだ。

何はともあれ、3タテ必須だった阪神から1つ取れたことで、随分と気持ちは楽になったし、東京ドームでの連敗も止めることが出来た。明日勝てば、対戦成績も五分に戻せるので気持ちもリセットして臨むことができるだろう。

その明日のゲームは 菅野 vs 藤浪

藤浪とは初対戦で、菅野と投げ合うという事で、マスコミも野球ファンも注目の一戦にはなるけれど、同じルーキーとはいえ年齢は5つも離れているので、本来な同じ土俵で比べるべきではないのだが、まぁ注目されるのは仕方ないか。当人同士はそういった周りの声に惑わされずに自分のピッチングに専念してほしいし、いち野球ファンとしては勝ち負け以上に非常に楽しみにしている。

ん?勝ち負け以上に?確かにそうなんだけど、いや、やはり負けちゃダメだ(汗)

ここで藤浪に負けようものなら、それはそれで阪神が息を吹き返すきっかけになりかねん(汗)左バッターに弱いというデータが出ているので、明日は左を並べてくるだろうけど、そういった相性うんぬんよりも、最初が肝心なので打つべき人がしっかりと藤浪から点を取って、「やっぱ、巨人打線怖ぇ~な」と思わせるゲームをして欲しい

ところで、現在ファームは交流戦中で中日との3連戦を戦っているけれど、中継があったのでしっかりとチェック。昨日は宮國が7回を3安打無失点に抑え、打つ方では大田が2安打1ホームランとアピール。今日は藤村が昨日に引き続き2試合連続の猛打賞とバッティングをアピールし、私が一押しの辻が代打で2点タイムリーを打つなどして連勝している。(何気に松本も2試合連続マルチヒット

ホールトンは5回4失点で、変わらず状態が悪いままだけど、これまた私の一押しの公文がいいピッチングをしていたし、ファームのストッパー一岡も危なげないピッチングで安定している。

明日も中継があるが、1軍の試合と時間的にかぶってしまうので、そっちは録画してチェックすることにしよう。

(3番藤村、4番大田、5番亀井 に代打でガッツとか、こんな打線ファームで反則だろ!ってメンバーなので、これはこれで見ごたえがある)

アコスタが抹消になって香月が上がってきたが、う~ん、もっといいピッチャーが下にはいるんだけどなぁ~~という思いで少し残念。ビハインド時のロングリリーフで、どちらかというとアコスタというよりは福ちゃんのポジションを任せる(ん?一緒か?)感じになると思うけど、だったら余計に生え抜き若手にチャンスをあげて欲しい・・・

今日はかなり偏った思いのレポートになってしまったけれど、いろんな考え方があるうちの一つとして、笑って見流していただければ幸いです

(管理人:みんぐ)