勝利投手:能見 5試合 2勝2敗0S
セーブ :
敗戦投手:笠原 7試合 1勝1敗0S
投手リレー
巨人:宮国→笠原→一岡→高木京 捕手:阿部
阪神:能見 捕手:藤井彰
巨人:長野6号ソロ
阪神:新井貴3号ソロ、 能見1号ソロ
東京ドーム
日テレ地上波と日テレG+にて観戦
(解説 江川卓/金本知憲 実況 町田浩徳/田辺研一郎 3塁側 尾山憲一 1塁側 河村亮)
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東京ドームで行われた阪神タイガースとの7回戦は、巨人が初回にバッテリーエラーで先制すると、二回には長野にソロホームランが飛び出し、序盤に2点のリードを奪った。しかし先発の宮國がリードを守り切れず、四回途中で降板。後を受けたリリーフ陣も阪神打線に2本のホームランを許すなど、5イニング連続で得点を奪われてしまった。巨人打線は中盤以降立ち直った能見に抑えこまれ、2対5で逆転負けを喫した
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今朝は朝刊で昨日の表彰式を読み、スポーツ新聞を購入して思い出し、午前中のワイドショーで見て、午後からのワイドショーを見て・・・と昨日の余韻を楽しんだ
今日のゲームが始まる頃には、ちょっとお腹いっぱいになってた感もあって、いつもより冷静に見てなかった気がする
能見相手のゲームで先取点がとれたなら、それを必死に守り抜くゲームをしないと勝ちを得るのは難しい。宮國には荷の重い仕事だったかもしれないが、それをやりきれさえすればひと皮むけると思っていたんだが・・・
まだまだ克服しなきゃいけない問題は多いな(涙)
しなやかなフォームからキレのあるストレートと変化球。コントロールの良いのが持ち味なのだが、今シーズンはオープン戦が好調で、シーズンに入ってからはなかなか苦労している。今日も要所でストレートが甘く、変化球も高めにゆき、コントロールに苦しむ姿を見せた
交流戦に入ると先発は6人で回さなくて良いので、今のローテから1人抜ける可能性があったわけで、その見極めも今日はかねていたと思う。基本的には宮國か澤村が候補にあがるのだが、ここ2試合ほど状態をあげている澤村に対し、宮國は右肩下がりで状態が悪くなっている。
最終試験だった今日のゲームで結果を出せなかったことで、おそらく交流戦のローテから外れることになりそうだ。自分を見失っている可能性もあるので、交流戦期間中は下に落してもう一度、ピッチングを見つめ直しても良いと思わなくもないが、今シーズンに関しては最後まで1軍に居続けて何かをつかんで欲しいと思っているので、1軍に帯同しながら何とか階段を1つあげる努力をしてほしい
宮國につられるように笠原、一岡もピリっとせず、阪神打線が元気なこともあって、じわじわと失点を重ねて13安打を献上してしまった
しかし、ゲーム後に一岡は「先頭の四球は反省しないといけない」と言い、笠原は「四球だけはだめだと思い、甘く入ってしまった」と反省している
今日と同じ失敗を次にしないように、見ているこちらも注目してあげたいと思う
負けることは仕方ないが、負け方が良くなかったので、若武者4人衆(ま、高木京は悪くなかったけど)には反省点の多いゲームとなった。課題が見つかれば、あとはどう克服するかなので、目的のないまま練習を続けるよりは、課題がハッキリした分、レベルアップには近道だと前向きに考えることにしようか
攻撃に関しては、序盤に能見がバタついている間に、もう1~2点取っておきたかったところ。3回以降は好調な能見の姿に戻ってしまったので、あぁなると打ち崩すのはなかなか難しい。同じ内野ゴロでも阪神打線が思いっきり振っているのに対し、巨人打線はどちらかというと打たされるような感じだったり、なんとか当てにいった結果の内野ゴロという感じで淡々と打席を重ねているような淡白な攻撃に見えてしまった(能見がそうさせているんだけど)。
あれだけのピッチングをされると得点は難しいので、それこそリードを守り切らなければいけなかったが、今日に関しては投打のバランスが悪い日だったということか!?
逆転されて以降、追いつくチャンスがあるとしたら、後半、ボールが高めに来るケースがあったので、その球を一発で仕留めるか、能見攻略はあきらめて何とか球数を投げさせるバッティングに切り替え、中継ぎ以降で勝負をするかの2択しかなかったような気がするが、たまに来る甘い球をファールしてしまい、本来捨てるはずの低目にも手を出してしまうようでは得点するのは難しい
左腕攻略は首脳陣の仕事だと試合後に原監督がコメントしているように、チームとしての取り組みをもう一度考える必要がありそうだ
あとひとつ原監督のコメントで気になった点が
Q:初回、先頭の矢野選手が2塁打で出て、続く寺内選手には強攻させました。相手が能見投手ということで、手堅く1点を取りに行くことも考えられたが
A:簡単に1アウトを与えたくなかったからね。あれが終盤なら別の作戦もあったでしょうけど。簡単に1アウトを与えるのは愚策だと思います
ってところ。
「簡単に1アウトを与えるのは愚策」と言い切るあたり、序盤から主軸にもバントを命じていた昨年のような、ノーアウト1塁即バントではなく、今シーズンはゲームの流れをトータルで考えながら、状況に応じて使い分けてるんだなというのを感じて、開幕当初、脇谷に送りバントをさせなかった理由がわかってスッキリした
阪神には負け越していたので、出来れば初戦を勝って、残り2つのうち1つ勝てばいいや位の展開に持ち込みたかったが、初戦で負けるのは痛い。明日の杉内に期待したいところだが、さすがに対阪神3カード連続で宮國→杉内→澤村のローテだと新鮮味がなくなってしまって・・・特に澤村は対阪神2戦2敗なのでここいらで勝って、相手にも澤村嫌だなって多少は思わせてほしい
最後に長野
昨日は平常心ではなかったと思うので、凡打の内容が悪くても庇ったが、今日はそれを反省してから、一昨日のようなバッティングができていた。何だかんだで本塁打は6本でボウカーに並んで5位タイ
出塁率を考えれば、(今は)一番という成績ではないので、今日のように7番とかで思い切りの良いバッティングをして、昨シーズンまでの感触を取り戻してほしい
(管理人:みんぐ)