ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/5 巨人 1-0 広島 → TVの前で号泣・・・感動しすぎてゲーム内容・・・覚えてない(笑)

巨人 1-0 広島 対広島: 7勝 1敗 1分

勝利投手:内海 6試合 3勝0敗0S

セーブ :山口 14試合 1勝0敗2S

敗戦投手:バリントン 7試合 2勝2敗0S

投手リレー

巨人:内海→西村→山口 捕手:阿部

広島:バリントン→今村 捕手:石原→倉

本塁打

巨人:ロペス6号ソロ

広島:

東京ドーム

日テレ地上波と日テレG+にて観戦

(解説 山本浩二立浪和義 実況 蛯原哲河村亮

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試合前に長嶋茂雄読売巨人軍終身名誉監督松井秀喜氏の国民栄誉賞表彰式が行われた広島東洋カープとの9回戦。先発・内海が8回4安打無失点と好投すると、七回、ロペスにソロホームランが飛び出し先制に成功した。九回に一死満塁の大ピンチを招くが、リリーフした山口が後続を許さず、1点のリードを何とか守りきった。記念すべき試合を、見事勝利で飾り、連勝を5に伸ばした

Yomiuri Giants Official Web Site

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あえて長嶋さんと言わせていただくけれど、私の祖父が長嶋さんと面識があったことで、生まれて物心がつく頃には巨人の星侍ジャイアンツが本棚に並んでいた我が家・・・当然ながら幼少期から野球をやることに何の抵抗もなかったが、まぁここでブログを勝ているくらいだから、残念ながらモノにはならなかった

ってことを思い出すくらい、今日一日で子供のころから今に至るまでの野球関連の思い出が走馬灯のように頭を駆け巡った

倒れてから初めて公の場で声を発したという長嶋さんの肉声が聞けただけで号泣、始球式でバットに当てにいったスイングを見て号泣、徳さんの涙声を聞いてもらい泣き・・・とゲームが始まる頃には目をはらしていた私だけれど、松井の「いつか皆さんの前で・・・」という言葉が最も印象に残った言葉だった

松井が才能だけでトッププレーヤーになり、大した挫折もなく野球人生を過ごした選手だったとしたら、また巨人のユニフォームを!と期待はしない

日米でトッププレーヤーとなり、選手として最も光り輝く瞬間を経験しながら、そこに至るまでの並み以上の努力の積み重ねと、野球選手としてあるべき姿をプライベートにまで徹底させるストイックさ、ケガに苦しみながらひたすらチャンスを得るためにリハビリを繰り返す日々を経験し、ワールドシリーズのMVPを取った直後にチームを離れる羽目になるという劇的な人生を歩んだ選手だからこそ、その経験と若き日に体(と心に)に叩き込んだ長嶋イズムを継承する野球人として、いつかジャイアンツのユニフォームに袖を通して東京ドームに現れる姿を望んでやまない。

(一方でメジャーリーグの指導者としてワールドシリーズに出る姿を見たいというドキドキも同居しているのだが・・・・)

あ、でも始球式の前に「ちょっとトイレ」って、いなくなっちゃう長嶋さんには微笑ましい笑顔になりました(笑)

思い出話を書き始めたら、それだけで小冊子ができそうになっちゃうくらいになるので、このへんにしてゲームのレポートにしよう

今日は地上波の副音声で長嶋一茂氏が話をするというので、色んな裏話が聞けるかな?と終始、副音声で見ていた

ド緊張していたという内海は、大舞台に強いエースの存在感を見せてくれ、非常に丁寧なピッチングをしていた。特にインコースに投げ切れるコントロールが今日はあったので、安心して見たんだが、いかんせん、東京ドームってこともあり、とにかく一発だけは気をつけてくれと、祈っていた

攻撃陣に関しては、カープ打線も含めて、長嶋さん、松井が見ているということもあってか、両チームともが緊張していて、ふだんのバッティングができていない感じ。特に阿部は何とかホームランを打ちたいと(心ひそかに)思っていたのか、甘い球を打ち損じることの少ない阿部にしては、ミスショットが多かったかなと思う(笑)

ま、阿部にかかわらず選手全員が、偉大な二人が見ている前で、みっともないプレーはできないとか、良いところを見せたいってことで、平常心ではいられなかっただろうから、あのバッティングの内容が・・・とか、あの瞬間のプレーが・・・と論じても無駄なような気がする。

いずれにしても、こういうゲームはエラーがらみか、ホームランかぐらいでしか点は入らないだろうなと思っていたが、ロペスが打つのは予想外だった・・・いや、ロペスなら打つ可能性は高いんだが、心の期待値が阿部とか、長野とか、坂本とかを願っていた部分があったもんで・・・(苦笑)

特に長野なんかは、せっかくバッティングが上向くきっかけを前日につかんでおきながら、また元に戻っちゃったんじゃないかと心配するほどスイングも狙い球もバラバラだった

しかし、今日はバリントンも今シーズン一番といっていいくらいのピッチングだったので、長野に限らずそう簡単に打ち崩すのは難しかったかもしれない

絶対に負けてはいけないゲームで良いピッチングをした内海が勝ち投手になって(マジで最後は危なかったけど)良かったと、喜びというよりも見ているこちらもホッと胸をなでおろすゲームだった。おそらく見ている他の方々も、同じような感覚で見ていたんじゃないでしょうか・・・・(どうですか?)

国民的イベントも終了し、明日からは気持ちを切り替えて、2位の阪神を東京ドームで迎え撃つ。巨人が負ければ阪神も負け、勝てば阪神も勝つってのをしばらく続けていたので、ゲーム差が 3.5~4.5 から動かなかったが、今日、阪神が負けたので 5.5にまで広がった(今の貯金は14)。

首位は独走しながら、2勝3敗1分と阪神には負け越しているので、最低でも2勝1敗で5分に戻すか、3連勝してゲーム差ともども一気に突き放すかしてくれると、次のDeNA戦をゆっくりと見て、去年とは違った余裕ある気持ちで交流戦に突入出来るんだけど・・・・

宮國が前回の反省をどの程度克服しているか、そこが非常に楽しみ

追記

松井の55番を見た瞬間「せめて1打席だけでもいいから、この東京ドームでバットを振る現役の松井が見たかった・・・」と思ったのは私だけではないだろう、同時に松井本人が言っていたように、ファンが期待するプレーができない以上は立つべきではないと言ったことにも納得。引退間際の選手としての松井を見たい気持ちと見たくない気持ちが交錯する複雑な思いをしませんでしたか?

そして一方で

やっぱり、55番を継承した大田がここにいないのはもったいないな・・・と

星稜高校の後輩である高木京は松井に一声かけてもらって感激したってコメントを残しているけれど、大田だって先発メンバーとして名を連ねれば、松井が解説席に来た時に話題にしてもらえたかも知れなかったと思うと、非常に残念でならない(涙)

(管理人:みんぐ)