ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/4 巨人 6-2 広島 → 課題が見つかるも、それだけまだ伸びシロがあるってことで期待膨らむ菅野

巨人 6-2 広島 対広島: 6勝 1敗 1分

勝利投手:菅野 6試合 4勝1敗0S

セーブ :

敗戦投手:中崎 9試合 1勝3敗0S

投手リレー

巨人:菅野→マシソン→山口→高木京 捕手:阿部

広島:中崎→福井→中田→河内→今井 捕手:倉

本塁打

巨人:長野5号満塁

広島:

東京ドーム

日テレG+(録画)にて観戦

(解説 堀内恒夫吉村禎章 実況 田辺研一郎蛯原哲

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

デーゲームで行われた広島東洋カープとの8回戦は、二回に菅野の先制タイムリー、長野の満塁弾などで6点を奪い、序盤から試合を優位に進めた。先発の菅野は7回途中2失点と投打に活躍し、マシソン、山口、高木京のリレーで逃げ切った。ジャイアンツはこれで連勝を4にのばし、菅野はリーグトップタイの4勝目を挙げた

Yomiuri Giants Official Web Site

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

丸一日外出していたので、帰宅してから録画したのを見てからのレポートなので、遅くなってしまった・・・

前夜の劇的なサヨナラ勝ちから一夜明けて、チームにまだ勢いが残っている中でのゲーム。亀井が先発に抜擢されチームの流れがどの程度変わるのか、そこに注目して見ていたけれど・・・・

スコアの結果から感じるほどの打線のつながりは残念ながら感じることはできなかった。

2回の大量得点がなければ、どっちに転がっていたか微妙なゲーム

阿部からロペス、亀井と繋いでノーアウト満塁のチャンスは作った物の、ノーアウト満塁は意外と点が入らないという野球の都市伝説にあるように、村田、脇谷が連続の空振り三振で「おぃおぃマジかよぉ~~~」と心配になり、打席には菅野

2アウトとって安心したか、中崎が甘い球を投げてくれたので、菅野のプロ入り初打点が記録されて、なんとか先取点。

いや、本当にヤバかった

このチャンスで無得点だと2回にして重い展開になるところだっただけに、この菅野のタイムリーは非常に価値のある1点だった

で、がっくり来ているところに長野の満塁ホームラン

5月1日の中日戦で長野の右打ちを見て、今のバッティングを意識してくれれば状態は上がってくるとレポートしたけれど、まるであの時を見ているような長野らしいライトスタンドへの満塁ホームラン。

東京ドームじゃなければ・・・とツッこまれそうな打球ではあるけれど、外角の球をバットの先であろうが右方向へ強い打球を打てるのが長野のよさなので、2打席目のヒットとあわせ、少しずつだけど上向いているのは間違いないと思う。長野本人もゲーム後に「うまく押し込めた」と言っているが、握力の強さからくる、コンパクトながら逆方向への強い打球が長野の持ち味なので、それを思い出してくれたというだけで、今日は収穫があったんじゃないかと思う。

この時点でほぼゲーム的には楽になったけれど、個人的にはそのあとに松本が繋いだあとの坂本のタイムリー、これがお気に入りの場面だったりする

満塁ホームランで走者一掃、しかも2アウトという展開であれば、そこからの得点は見ているこちらも余り期待していないところ、松本、坂本コンビでショックを受けている相手投手からさらに追加点を取る攻撃を見せられたことが実は大きくて、あの流れでも集中力を切らさなかった2人に拍手を贈りたい

攻撃に関しては、残念ながらここからはチャンスメークをすることが出来なかったので、この2回の攻撃が今日のゲームのすべてといってもいいのだが・・・実は今日は投手も含めて、先発全員安打だった。ま、そりゃそうか?2回に脇谷、村田を除いて全員安打をはなってるんだから・・・

ほんと、2回の猛攻がなければヤバイゲームだったんで、勝ったものの、なんか素直に喜べない自分と、長野の復調の兆しに心躍る自分がいて複雑な感じ

今年のルーキー1番乗りの4勝目を手に入れた菅野

前回のヤクルト戦、4失点からどう立て直してくるかに注目していたけれど、7回に崩れた以外は好調とは言えないものの、無難にまとめていたように見えた。150km/h近い速球を見せながら・・・という配球よりもコントロールを重視して丁寧に投げようとしている感じに見えたが、アウトコースのコントロールに若干苦労していたか?7回はもう完全にバランスが崩れてしまってた

本人も課題というように、開幕からの疲れがそろそろ見えてきたのかもしれないし、相手球団の研究も少しずつ進んできたのもあるだろう

原監督は完投を意識させていたとコメントしていたが、どの選手も5月くらいに最初の疲れが来るというように、菅野にも本人が気付かないところで、微妙な疲労が蓄積しているかもしれない。

マウンドで笑顔を作って平静を装っているけれど、プロに入って最初の壁にそろそろぶち当たるかもしれないなと感じた前回登板と今日のピッチングだった

ま、巨人の場合は後ろがしっかりしているので、最悪、6回までをしっかり投げるという意識でもルーキーとしては十分なんだけどね、監督もファンもそれ以上を求めているし・・・(苦笑)

例年はあったかくなるまで湿りがちな阿部が好調をキープしているので、なかなか外しづらいんだが、實松やカトケンといったキャッチャーの出番が今シーズンは微妙に少なくて、実はその辺もちょっと心配している。ロペスが好調で1塁をしっかり守っているし、セカンドは脇谷と寺内がよい意味で争いながら頑張っているので阿部をファーストで起用するチャンスが無い・・・そのため、ゲーム途中から阿部をファーストに回すとか、ベンチに下げるという場面が去年に比べると少ないような気がする

本人が負担に感じていなければいいのだが、シーズン中盤から後半にかけた時に、今の反動がこなけりゃいいなと思わなくもないし、2位とのゲーム差がそこそこあるうちに、第2、第3、場合によっては第4キャッチャーも含めて出番を増やしてあげてもいいような気がする

ま、勝ったんだから、重い話はこれくらいにしておこうか

いよいよ明日は巨人ファンにとって特別な日となるゲーム

選手は絶対に負けたくないと思っているだろうし、球場も相当に盛り上がるだろう。その大事な日に先発を任されるキャプテン内海がどんなピッチングを見せてくれるか、そこに期待がかかる

本当なら背番号55の大田が8番でもいいから名を連ね、スタンドに放り込んでくれれば最高な一日になるけれど、残念ながら現役の背番号55はいない・・・(涙)

恐らく・・・だけど、選手たちは長嶋、松井、二人の前でデカイの見せたいと心の奥でひそかに思っているんじゃないかと思う。いや、私も思う(笑)

バリントン相手なんで、スタンドに放り込む意識だと難しいとは思うけれど、ファンとしては派手な空中戦が見たい・・・

なんて思っちゃいけないかな

(管理人:みんぐ)