ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/31 巨 3-2 オ→ おかえり!からの最高です!からの最低です(笑)

巨人 3-2 オリックス → 対 オリックス:1勝0敗0分 京セラドーム

勝利投手:田 口 10試合 3勝 3敗 0S

セーブ :澤 村 22試合 3勝 0敗 13S

敗戦投手:西 10試合 2勝 7敗 0S

投手リレー

巨人:田口→田原誠→山口→マシソン→澤村 捕手:小林

オリックス:西→吉田一→佐藤達→塚原→平野 捕手:伊藤

本塁打

巨人:阿部1号2ラン

オリックス

解説:山崎慎太郎 実況:濱野圭司

JSPORTS 3 にて観戦

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京セラドーム大阪で行われたオリックスバファローズとの1回戦。巨人は二回、小林誠タイムリーヒットで先制。先発の田口は五回に逆転を許すが直後の六回、この試合が今季初出場となった阿部が1号逆転2ランホームランを放ち、3対2と逆転に成功。1点のリードをリリーフ陣がきっちり守り切った。復帰した頼もしい主砲の一振りで、巨人は交流戦初戦を白星で飾り、勝率を5割に戻した

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ま、今日は阿部アゲしなければ話は進まないだろうね

ファームでの結果は上々ながら実戦の少なさから不安視されていた阿部が、決勝打となる2ランホームランを打って勝ったのだから、基本的には手放しで喜びたい

1打席目こそ久しぶりで気持ちが高揚したのか、本人も言っていたようにリキんでの三振だったけれど3打席目には落ち着いて、阿部らしい一発で仕留めるバッティングでゲームを決めてくれた。正直なところ1軍の活きた球を見るのは今シーズン始めてなので、今日に関してはノーヒットであっても文句は言うまいと思っていたので、今季初安打が決勝の2ランホームランという最高のスタートを切れてホッとしてると共に”さすがだな”と思った

交流戦での歴代ホームランも、たしかこれで村田に並び歴代2位となったはず?

どっかのニュースで「病み上がりの男」なんて記事が掲載されていたけれど、やはり復帰後の阿部はバッティングに飢えているのか非常に積極的。

そうはいっても、ここ数年の阿部は、ちょっとしたことですぐに故障してしまうガラスの身体なので、今日が良かったからといってすぐには安心できないし、常に不安がつきまとう。取り敢えずはDHでの出場となるだろう、この3連戦を良い感じで乗り切って、そこからまた考えよう。

ゲーム後のヒーローインタビューで、アナウンサーの「おかえりなさい」からの「最高です!」が聞けて良かったし、これまでのリハビリを振り返っての「最低です!」を言った時の”うけた?”とでも言いたげなドヤ顔が見れたので、まずは一安心かな

さて、先発の田口は非常に良かったね

まずは、菅野に次ぐ安定感で今や左のエース候補と言ってもいいくらいの田口をカードの初戦に持ってきたことには意味がある。おそらくだけど、菅野は次のカードの初戦に持ってくるのではないか(いや、持ってきて欲しい)と思うが、週に2度のカードの初戦をそれぞれ取れれば、勝ち越しの可能性は大きく高くなるし、最悪でも1勝2敗と借金は1つですむので、この2つを取れるかどうかは、これから先の巨人にとって大きな意味を持つローテーションになる

なので、各カードの初戦に関しては、多少ブルペンに無理を強いてでも何としても勝たなければいけない試合ということになるが、今日に関しては中5日と間隔が空いた田原と中4日のグッさんを効果的に使うことが出来たし、調子もまずまずだった。そして、そのままマシソン→澤村の流れで逃げ切ることが出来で、久しぶりに良い継投だったと思う

中盤までノーヒットで抑えながらの、いきなりの逆転はちょっとキツかったけれど、それを差し引いても田口のピッチングは非常に良かった。結局、今日も6イニングを投げて被安打は5で自責点は2点とQSはしっかりと達成しているし、何よりも四死球1個と相変わらずの制球の安定が素晴らかった

特に打ちとってからの吠えた場面は、いつもはポーカーフェイスの田口には珍しい姿だったし、それだけ今日の試合には力が入っていたのだろう

打線の方は、3点というのは正直なところ物足りない。チーム防御率を考えれば、やはり1試合に4点はコンスタントに取ってゆきたいので、そういう事で言えば、7回の満塁の場面ではキャプテンに最低でも犠牲フライは打ってもらって4-2で勝利すれば、ほぼベストだったと言っても良かった

開幕してしばらくは左右交互にこだわっていた由伸監督も、ここ最近は(メンバーが固定できないし調子悪い選手が多いので仕方ないが)左右にこだわらず、適材適所で起用する感じになっていて、個人的には悪く無いと思っている

(本当だったら阿部を4番、長野を5番にしてからの亀井、村田 or クルーズみたいな組み方をしたかっただろう)

脇谷を1番に持ってきたのは、昨年までパ・リーグにいたというのがあったろうし、そういう意味では慣れ親しんだ投手、場所でクルーズが躍動するのをちょっと期待してた

その脇谷はノーヒットだったものの、今日は守備で光っていたので良しとしたいし、クルーズも2安打と結果を出しので、まぁ期待には応えたのかな?

(本音を言えば脇谷に2安打くらい出てれば、もう1~2点くらいは取れていたような気もするが・・・)

明日は左の松葉なので、ひょっとすると亀井のところに大田、脇谷のポジションに岡本をもってくるかもしれないが、それはそれで良いと思う。相手の左右に合わせて2パターンの攻撃を組めて、その上で両パターンで結果を残せれば、それが一番よい形となる

いずれにしても今日勝ったことで、明日は多少楽に見れるのが良かった

内海の出来がどうなるか正直心配だけど、かつての交流戦MVP男が今日の田口に触発されて、ナイスピッチングをしてくれることを祈りつつ、打線が何とか4~5点とって7連覇を忘れるような3連勝を飾ってくれると、

さぁ交流戦をきっかけに巻き返すぞ!

という気分が高まる

管理人:みんぐ

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