巨人 12-9 広島 6月29日(火) マツダスタジアム
対 広島:7勝0敗0分
勝利投手:東 野 14試合 10勝 2敗 0S
セーブ :クルーン 24試合 1勝 1敗 13S
敗戦投手:スタルツ 11試合 3勝 5敗 0S
投手リレー
巨人:東野→久保→山口→越智→クルーン(C:阿部)
広島:スタルツ→林→岸本→大島→梅津(C:石原→倉)
ホームラン:
巨人:ラミレス24号ソロ、脇谷2号ソロ、ラミレス25号ソロ、阿部25号ソロ、
ラミレス26号ソロ、エドガー3号ソロ、坂本15号ソロ、長野10号ソロ
広島:嶋5号3ラン
今季対戦で負けなしの広島東洋カープに、巨人がラミレスの3打席連続弾など8本塁打を含む16安打を浴びせ、開幕から7連勝した。先発の東野は5回を投げ3失点と良くなかったが、救援陣の粘投と打線の援護でハーラー単独トップの10勝目と自身初の2ケタ勝利を達成した。
Yomiuri Giants Official Web より
試合開始前発表の湿度が77%、恐らくグランドにいる選手は立っているだけで汗が噴き出してくるであろうと思われる。湿度が高いということは空気が重く、ボールはとばないと予想した試合だった。
投手にとってはきつい気象条件で、スタミナも奪われるであろう。スタルツはボールが高く、いや高くというよりはベルト付近への投球が多かった。広いマツダスタジアム、湿気も多いという条件でホームランは出にくいと思われた矢先にラミレスのホームランで空中戦劇場は幕をあけた。
続いて脇谷、ラミレス、阿部と坂本のタイムリーを挟んでのホームランコンボ。そしてまたラミレス、そしてエドガーと柵越えを連発し、坂本・・・・締めは長野のホームランと球団記録タイとなる1試合8本のホームラン。タイムリーも飛び出しての勝利だけに、喜びもひとしお。
しかし、しか~~~~し!
9失点はいただけない。
しかも久保、山口、越智と必勝リレーで皆が失点・・・。
点差が開いている状態で蒸し暑い中での投球だっただけに、本来の調子が出なかった・・・か?(快適なドームで試合をすることが多い反動か?)
点差だけでいえば必勝リレーの必要はなかったと思うが、もともとこういう予定で行くという原監督の腹づもりだったのかな。
まぁコレで交流戦あけ4カード連続で初戦を勝利。先発にも順調に勝ちがついている。ガッツも帰って来て、流れを分断していたエドガー、脇谷が調子よくなってきた。打線に関しては2番が固定できないという問題以外は文句をつけては失礼な状態。
しかし、横浜、広島、ヤクルトであわせて16個の貯金・・・・Bクラス様々の状態だけど、逆に言えば下位チームとの戦いを取りこぼさないソツのない戦いとも言える。金曜日からの阪神戦を調子の良い状態で戦うためにも、気を引き締めて明日、明後日の試合に臨んで欲しい(本音を言えば雨で流れてくれたほうが・・・いいんだが)。