ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/10巨人 5-4 広島 → 藤井の勝ちを消した原采配。ガッツに救われた原監督

巨人 5-4 広島 9月10日(金) 新潟県立野球場

対 広島:12勝6敗0分

勝利投手:クルーン 42試合 4勝 2敗 20S

敗戦投手:横 山 39試合 3勝 2敗 8S

投手リレー

 巨人:藤井→久保→越智→山口→クルーン(C:阿部→鶴岡)

 広島:スタルツ→大島→チューク→横山(C:倉→會澤)

ホームラン:

 巨人:阿部39号ソロ、小笠原31号ソロ

 広島:廣瀬12号2ラン

新潟で行われた広島東洋カープとの一戦は、二回の矢野のタイムリーヒットで先制すると、その後も追加点を奪い試合は巨人ペースで進む。しかし、粘る広島に九回二死から同点に追いつかれ、試合は延長戦に突入。そして十回に小笠原が劇的なサヨナラホームランを放ち、激闘を制した。

Yomiuri Giants Official Web より

昨夜のピッチャーの使い方も?????だったが、今日はもっと????となった。

っていうか、原監督!中継陣は豊富なんだから、イニングまたぎで使うのはやめましょうよ。

越智がホームランを打たれたのは仕方ない。あそこで山口を投入したのは最善手だと思う。でも、9回に山口を続投させるのは、どう考えてもおかしくないですか?試合後のコメントが「あそこは最善策をうった」というのがなおさら納得がゆかないんですが・・・どなたか説明できるかたいらっしゃいますでしょうか?

1点差でクルーンは怖いから?延長も考えて?打者との相性で?

いやいや、チームがこんな時だからこそ、1点差であっても勝ちパターンでキッチリと勝つことに拘りましょう。クルーンが出て追いつかれたなら諦めもつきますよ、仮に延長になっても高木、マイケル、星野、上野といるわけですから、皆で守って、皆で勝つしかないでしょう。でも、1点差でストッパーを出さずして追いつかれてるんじゃ、悔やんでも悔やみきれないです。藤井も顔は笑ってましたが、心中は穏やかではないでしょう。もちろんクルーンの心中も・・・・

坂本の送球ミスがなければ終わっていた試合かもしれないです、でも、坂本のエラーは基本的に”想定内”、もう今更いってもしようがないほど。守備範囲の広さと打球処理はうまいと思うが、送球に関してはかなり問題。でも、守備に関しては練習するしか上達の道はないので、これはもうオフに特訓してもらうしかない。あの西武の中島だって昔は守備は厳しかったが、今ではゴールデングラブを取るまでになったわけで、坂本も発展途上の選手ですから、これから頑張ってくれればいい。

ラミレス、阿部を下げたということは、もう9回で勝負を決めるというつもりだったわけで、、、10回にクルーンがナイスピッチングをしたことを見てもかえすがえすも9回はクルーンだっただろうと・・・しかも9回裏、脇谷のレフトフライ、谷のセンター前ヒットで1アウト1塁。続く坂本に送りバント・・・・今日2安打の坂本にバントをさせて、ノーヒットの松本に勝負させるってのも私の理解を超えていた。

ラミレスのところに山口を入れていて、阿部のところに鈴木をいれているわけだから、どう考えても坂本に長打を期待するのが普通。坂本の送りバントは成功したものの、打者が松本で外野が前進守備では、外野の頭を越えない限り点は取れないとくれば、必然的に松本には粘っての四球か内野安打でガッツに託すことになる。

最終的にはガッツのサヨナラホームランで勝利は手にしたが、これはあくまでも結果論。

試合の流れなんて、現場にいない我々があ~だこ~だ言っても仕方ないのかもしれないが、少なくとも外から見ている限り、さまざまに疑問の残る采配だったと感じた試合だった。実は一番ほっとしてるのは原監督自身ではなかろうか・・・・?

阪神が負け、中日が勝った事で首位は中日に・・・まだまだ日替わりで順位が入れ替わりそうな日々が続くと思うし、台所事情は巨人が一番ツライ状況は変わらない。今月中にグライシンガーと西村が帰って来るそうだが、実際にあがってきて結果を出してくれない限り明るい材料とはならない(阪神は能見が帰ってきて・・・さらに厄介なチームになった)。

今夜の試合はいろいろと意見が多そうな気がするが・・・・あくまでも好きすぎての意見として見てもらえれば嬉しい限り。

まぁ今は勝ち方に拘っている余裕はないわけで、何よりも勝った事を素直に喜ぶべきなんでしょうね。明日からは東京ドームに戻っての試合だし、今度こそ巨人らしい試合でスカっとさせてほしい