ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

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5/24 巨人 6-4 オリックス → 長野の東京ドーム初ホームランで勝ち越し!

巨人 6-4 オリックス 5月24日(月) 東京ドーム

オリックス:1勝1敗0分

勝利投手:山 口 18試合 2勝 2敗 0S

セーブ :クルーン 16試合 0勝 0敗 9S

敗戦投手:平 野 21試合 3勝 1敗 0S

投手リレー

 巨人:内海→久保→山口→クルーン(C:阿部)

 オリックス:近藤→香月→菊地原→平野(C:鈴木)

ホームラン:

 巨人:ラミレス16号2ラン、長野6号ソロ、亀井2号ソロ

 オリックスバルディリス4号2ラン、T岡田10号2ラン

連敗は避けたいオリックスバファローズとの2回戦。先行しては追いつかれる展開となったが、八回に長野が決勝点となる勝ち越しホームランを放ち、6対4で巨人が接戦を制した。

Yomiuri Giants Official Web より

今日は試合前に4月の月間MVP、ラミレスの300号本塁打、松本の好走塁などの表彰式があり、プレイボールがかかる頃には既に球場はヒートアップ状態。前夜の嫌な負けを断ち切るために、そしてエースの称号を取り戻すために内海がマウンドにあがる。

初回を三者凡退にきると、そのリズムに乗って坂本の四球→ラミレスのツーランホームランというコンボで先制。これは今日は祭りの予感?と思ったが、好調北川を使わず、前夜の活躍と絶大な信頼感の元に二夜連続でT-岡田を4番にすえたオーダーがズバリとあたり、T-岡田のヒットのあとバルディリスにツーランホームランを打たれ、あっさりと同点に追いつかれる。

しかし、今日の内海はフォームに躍動感が戻ってきた。まだ4月に比べるともう一息という感じはするものの、あきらかに前回登板に比べて下半身に粘りが見られた。特に右打者へのアウトコースのストレートは良かった。出来れば7回くらいまで投げきってもらえるとみんぐ的にも合格点をあげられるが、それは次回の楽しみにとっておけるピッチングで、6回2/3とあとアウト1つだったものの、10奪三振と彼らしい結果でマウンドを譲る。

変わった久保は田口を三振に切ってとり、1点リードを守りきるものの8回を任された山口がT-岡田にツーランホームランを打たれ、同点となって、この瞬間に内海の勝ちが消える。

しかし、前夜と違い追いかけるのが2点ならばと、その裏、長野の東京ドーム初ホームランで1点勝ち越すと、「そのいきおいを借りて打ちました」と試合後にコメントした亀井が復帰後初のホームランでさらに1点加えた。

となれば最終回はクルーンだが、今日のクルーンもストライクが先行する投球(フォークはバラバラだったが・・・)で3人でピシャリと抑え、対オリックス戦を1勝1敗の五分に戻した。

ガッツ(小笠原)が抜けた3番を由伸が勤め上げ、1安打1犠牲フライと充分な働きを見せてくれたし、抜けた分、何としても勝たなくては!という気迫を感じた試合だった。

昨日、ラミちゃんのホームランを打った試合の連勝が20でストップしたが、実は長野がホームランを打った試合はいまだ負けなし(といっても5試合だけど)。これからは長野が新たな記録を作ってくれるか、今後に期待したい。

前夜、チャンスで凡退し続けたラミちゃんだったが、今日はキッチリと切り替えてくるあたり、やっぱりさすがだなぁ、ワタシの心配なんぞはかる~~~く超えてくれました。また、ホームランだけが目に付くが、5回と7回の犠牲フライによる得点を評価したいと思うし、こういう展開を続けてゆければまだ交流戦の巻き返しも充分狙えるのでは?と感じた試合だった。原監督もまだ投打の歯車が微妙に狂っているというように、スカっとした勝ち方が出来るまでは少し時間はかかるかもしれないけど、144試合も試合をやれば、思うとおりに行かないちぐはぐなこともやっぱり出てくるし、何よりまだ開幕当初の構想メンバーには至っていない状態だということを考慮しないといけないですね、そしてその状態の中でチャンスを貰い続けている長野が予想以上の働きをしていることが大きい。恐らく、この後には壁にあたる時があるんだろうけど、チーム内にはガッツやラミちゃんをはじめ、由伸などの経験充分なベテランと同い年の松本や年下の坂本など刺激を与えてくれる存在が身近にいるので、今は結果を恐れずドンドンと攻めの姿勢を見せて欲しいと思います。

(とにかく、お願いだからケガだけはしないように気をつけてほしい、ただそれだけです)